発達障害の子が自分で苦手克服を目指すようになる家庭支援術
  • 24Jul
  • 29Apr
    • 「さ」と「ち」が区別できない!?その原因は『視空間認知』にあった!?

      みなさん、こんにちは。山口謙介です。『視空間認知』という言葉をご存知ですか?これは、視覚的な情報を元に、自分と相手やモノ、モノとモノなどの距離感や位置を把握し、認知する力のことです。また、方向や上下左右、東西南北、縦横高さ、幅奥行きなどといった空間を理解する力でもあります。視空間認知が苦手だと、左右がわかりにくい、地図がうまく読めない、道に迷う、絵が立体的に描けない、自分の身体の大きさがわからない、モノや人とぶつかりやすいなどのことが起こりやすくなります。また、この力が弱いと、文字を覚える時に苦労したりもします。「さ」と「ち」「は」と「ま」と「よ」「わ」と「れ」「め」と「ぬ」「p」と「b」と「d」と「q」などです。こういうモノを捉えにくいと、結果として、字を覚えたり、書いたり、読んだりすることが苦手になっていきます。そこで、本日は、視空間認知を鍛えるトレーニング方法をご紹介したいと思います。①ジオボードを使った練習ジオボード↓ Amazonでは、2000円ほどで購入できます。台紙とピンがあれば、ご自分で作ることも可能です。おそらく、見たことがある人がほとんどだと思います。正方形の台に、5×5のピンが打たれていて、そこに輪ゴムを引っかけながら、形や空間を理解するのに用いられます。このジオボードを2つ使って、トレーニングをしていきます。1つはお手本用で、もう1つは、お子さまが使います。最初は、少ないピンで形を作り、慣れてきたら、数を増やして、複雑な形にしていくと良いでしょう。お手本通りに形を作れるようになったら、紙に同じ形を描かせてもいいです。②パズルで図形を作る。木材(つみ木)などを使って、簡単な図形のパズルをします。市販では、テングラムパズルという名称で売られています。↓↓ Amazonにて、1700円程度でした。パズルを組み合わせて、別の図形を作らせたり、動物をイメージさせながら、作らせたりします。③図形作り正三角形、正方形、平行四辺形、台形など、いろいろな形の紙を紙に貼り、いろいろな形を作ることも視空間認知の良いトレーニングになります。ただし、そのとき、注意していただくことがあります。形を並べたときに、1辺の長さが、バラバラになると、形がしっかりと定まらないので、必ず全ての辺の長さを揃えてください。②のパズルと違い、形に残るものなので、スケッチブックなどに作らせると、過去の作品と比べられておもしろいかもしれませんね。材料の図形の紙を準備するのが大変ですが、これもお子さまと準備すると、トレーニングになるかと思います。本日は、3つのトレーニングを紹介しました。文字を正しく認識できない原因が、視覚的なものからくるということは、なかなかイメージしずらいことです。しかし、正しく認識できない子どもは、我々が思っている以上に、認識内容に違いがあるのです。そのことを大人が理解し、スキルアップに繋げてあげていただければと思います。是非、実践してみてください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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  • 10Apr
    • 字が覚えられないからと言って、書かせる練習をさせていませんか?それよりも大切なことがあるんです!

      みなさん、こんばんは。山口謙介です。本日は、字が覚えられなかったり、情報が理解・定着できない子どもに対する手立てをご紹介したいと思います。情報を理解できなかったり、定着させられなかったりしている子どもたちは、実はそれほど珍しいものではありません。しかし、そういった課題のある子どもへのトレーニングとしてされていることは、結構間違ったものが多いのも事実です。例えば、目の機能訓練や視覚的・聴覚的な情報処理などの訓練ばかりさせたり、ひたすら、読ませる・書かせるといった訓練ばかりさせているといったものです。確かに、一見すると、そういったトレーニングを行うことで、能力が向上したり、現状が改善されそうです。しかし、実際問題として、確かに、改善される場合もあるのですが、必ずしもそうであるわけではありません。というのも、子どもたちが示す特性を考えると、脳がどのように発達していくのかという視点を踏まえなければならないからです。これは、赤ちゃんの成長を考えるとわかることなのですが、赤ちゃんは、最初は基本的な感覚が育ちます。基本的な感覚とは、五感のことですね。次に、首が座り、ハイハイをし、肩や肘など大きな筋肉を動かす、粗大運動ができるようになります。そして、指先など小さな関節や筋肉を動かす細かい運動ができるようになり、目で見たことを手や体で表現したり、目と手が連動して動かせるようになります。言語の発達は、その後にきます。つまり、脳の発達には、階層性があるということです。まず、土台に基礎的な感覚が育ち、次に粗大運動、細かい運動、そして、連動的な動作、表現的な動作、最後に、認知と言語理解が来ます。発達に何らかの偏りがある場合、これらの一連の流れのどこかが十分に鍛えられていない可能性があります。ですから、言語理解が遅く、ただ、文字の書き取りが苦手だから…。このような理由だけで、それのみに焦点を当てたトレーニングは、あまり意味を成さないのです。大切なのは、一連の流れの中で、順番にトレーニングしていくことです。本日は、その中でも、粗大運動の練習方法をご紹介したいと思います。①じっと立つ「え!?ただじっと立つだけ!?」そう思うかもしれませんが、じっと立つ姿勢を一定時間キープするのって、意外と大変で、難しいんですよ。おそらく、大人でも難しいと思います。体を揺らしたりせず、足で踏ん張って立つ。トレーニングの時間は、5分間ですので、親子で勝負してみてはいかがですか?何もしないからこそ、おもしろいかもしれませんよ。②その場で足踏みじっと立つ動きができたら、5分間その場で足踏みをします。(骨盤の歪みチェックなどでも、よく見かける運動ですね。)足踏みをするときは、しっかり足を上げて、腕を大きく振ってくださいね。それができたら、目を閉じて足踏みをします。三半規管に課題があれば、足踏みしながら、ぐるぐる回ってしまうはずです。③片足立ちする今度は、片足立ちです。これこそ、親子でやると、大盛り上がりですね!!足を上げる時は、膝をなるべく90°近くまで上げてください。もちろん、片足だけでなく、右が終わったら、左もやります。最初は、気を付けの状態から、足を上げるだけの片足立ち。慣れてきたら、手も広げてやってみましょう。また、目を閉じてやると、難易度がグッとアップします。④おにごっこおにごっこは、急に走ったり、方向転換したりするので、粗大運動の練習には最適です。また、常に鬼の存在に注意を払わなければならず、鬼が来た方向と反対方向へ逃げるという目と体の連動的な動きも要求されます。おにごっこは、行うのに複数人必要となりますが、その分、鍛えられるスキルはとても大きいものです。是非試してみてください。⑤バランスボール市販されているバランスボールに普通に座るだけでトレーニングになります。慣れてきたら、片足、両足を上げて、安定して座れるようにしましょう。⑥ラジオ体操ラジオ体操は、粗大運動の練習にも最適なのですが、指示通りに体を動かすので、表現的な動きのトレーニングにもなります。ラジオ体操を行う時は、だらだらと動いていては、効果はないので、指先まで力を入れて、筋肉を伸ばす意識を持って行うと良いでしょう。⑦平均台遊び今や、学校や公園で平均台は見かけなくなりましたが、床にガムテープを貼るだけで平均台の代わりは作れます。畳のへりなどを利用してもいいでしょう。平均台遊びは、バランスを鍛えられるので、是非とも実践していただきたいです。⑧でんぐり返し学校のマット運動でも行いますので、これを家庭で遊びのうちからやっておくと、学校での事前練習になって良いかもしれません。でんぐり返しは、体全身の筋肉を使うので、良い粗大運動になります。まっすぐ前に回れるように練習し、できるようになったら、まっすぐ後ろに回れるようにしましょう。このとき、別にマット運動の前転みたいに綺麗に回れなくてもかまいません。ただ、『まっすぐ』これだけは、意識するよう心掛けてください。⑨リズム運動1・2・1・2とリズム良く歩くのも、粗大運動になりますし、ダンスも良い粗大運動です。ダンスには、お手本があると、目で見たものを体で表現するという表現運動のトレーニングになりますし、指先などの動きに注目させると、細かい運動にもなります。⑩フラフープフラフープも体を同じリズムで回転させ続ける粗大運動です。私は、苦手ですが、回せるようになったら楽しいので、是非練習させてあげてください。簡単にですが、以上10個の粗大運動の練習方法をご紹介しました。どれも楽しく取り組めるものばかりですが、苦手なことを一人でするのは、誰だって嫌です。是非とも、保護者の方々と一緒に楽しく取り組んでいただけたらと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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  • 27Mar
    • 【知らなきゃ損】多動や学習補助の強い味方!!!!合言葉は、「楽しく!!賢く!!素敵な親子!!」

      本日は、お子さまのための、記憶トレーニング術をお伝えします。その前に、そもそもの『記憶とは』について、少しお話したいと思います。そもそも記憶とは、一般的に『感覚記憶』『長期記憶』『短期記憶』『作業記憶』という4種類に分けられます。それぞれを簡単に見ていきましょう。 感覚記憶1~2秒ほど保持される視覚情報や聴覚情報長期記憶長期間保持される記憶短期記憶20秒ほど保持される記憶作業記憶(ワーキングメモリ)短期記憶の概念を発展させたもの。短期記憶が情報の保持を重視するのに対し、作業記憶は、会話・読書・計算・推論など、実際の勉強や仕事など、日常生活の場面で使われる記憶。作業記憶は、一般的に『ワーキングメモリ』という言葉でよく知られ、発達障害を持つ子どもは、このワーキングメモリが弱い傾向にあります。ワーキングメモリが弱いと、耳で聞いた指示を行動する前に忘れてしまう。黒板の字を目で見たが、ノートに書き写すときには、忘れてしまっているなど、学習面でも支障を来します。思い通りに、学習が進まないため、子どもも不満やイライラが募り、学習に対して消極的になります。そして、ワーキングメモリの改善が、多動の改善へと繋がるというデータも出ております。ですから、ADHDなど、多動性で苦しむ子どもに対して、ワーキングメモリのトレーニングは非常に有効であると言うことができます。では、ワーキングメモリを鍛えるトレーニングの方法をご紹介したいと思います。ワーキングメモリを鍛える視覚トレーニング①トランプの神経衰弱トランプは、52枚ありますが、はじめは、数を減らして、10枚くらいから始めると良いでしょう。また、数字が難しれければ、動物や食べ物の絵が描かれたカードでやってもいいですね。②百人一首などのかるた遊びどのカードがどこに置いてあるかを覚えようとするのには、最適なトレーニングです。これも、はじめは10枚くらいから始めると良いでしょう。③まちがいさがし市販のまちがいさがしの雑誌・本を使っていただいて結構です。上で見た絵を覚えて、下の絵と比べる。これだけでも、ワーキングメモリを鍛えることができます。これだと、1人でできるので、1人用のトレーニングとして有効です。ワーキングメモリを鍛える聴覚トレーニング①しりとり系のゲーム基本的な口頭ゲームですが、これも相手が言った言葉を覚えていないと、成立しないゲームです。ですから、聴覚的なワーキングメモリを鍛えるのには有効です。ただのしりとりで物足りない場合は、1つ前の言葉もセットで繰り返すというようなルールを付け加えても面白いですね。例)りす→りす・すいか→すいか・かもめ→かもめ・めがね→めがね・ねこ最終的には、一番最初から言う覚えしりとりなどもできたらいいですね。②伝言ゲームこれは、もう聴覚的な記憶を鍛える代表例とも言えます。しかし、伝言ゲームは、最低でも3人必要なゲームなので、手軽さで言えば、しりとりの方が良いのかもしれません。③古今東西ゲームこれも、身近なお題で設定することで、頭を使いながら、楽しむことができるゲームです。既に出た言葉を言わないようにすることが、ワーキングメモリを鍛えることに繋がります。最初は、ゆっくりと始めると良いでしょう。ワーキングメモリを鍛えるトレーニングと言っても、それほど大がかりなことはしません。それに、何より楽しんでやることが、スキルアップの一番の近道になります。保護者も楽しみながらやると、子どもも喜びます。この喜ぶという感情……。とても大切です。無料レポートにも書きましたが、楽しいという感情が、好きに繋がり、好きという気持ちが、信頼関係へと繋がります。ワーキングメモリを鍛えることで生まれる保護者と子どもの信頼関係。今一度、強固な絆にする機会を得てみては、いかがでしょうか。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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  • 23Mar
    • 自閉症の子どもは、『気持ち』というものにピンと来ていない!?人よりも、まず自分の気持ちから!!

      皆さま、大変ご無沙汰しております。本日よりまた更新していきたいと考えております。少しずつの更新にはなるかと思いますが、今後とも、よろしくお願い致します。さて、本日は、自閉症スペクトラムの子どもの気持ちの捉え方についてのお話です。自閉症スペクトラムの子どもは、他人の気持ちがわかりづらいのは、よく耳にする話です。それ故、人の嫌がることを悪びれもなくやってしまったりして、人から誤解されることも少なくありません。しかし、自閉症スペクトラムの子どもは、実は、自分の気持ちさえも、きちんと認識できていない場合があります。 自閉症スペクトラムは、社会性の障害のため、自分の気持ちを言葉で表現したり、表情に出したりするのが苦手です。喜んだり、怒ったりなど、基本的な感情は、理解できても、驚きや戸惑いなど、複雑で捉えにくい感情に対しては、途端に扱いが難しくなります。そうして、捉えにくい感情には、全て『不快な気持ち』として処理し、怒りで表したりする場合もあります。自分の気持ちがうまく処理できない場合、「なんだか嫌な気持ち」をパニックで示したり、攻撃的になったりします。ですから、他者の気持ちを理解するのも、もちろん大切なのですが、まずは、自分の気持ちを理解することから始めてみることが大切です。そうすることで、自分の感情を上手くコントロールする方法も身に付けられるのです。具体的な方法としては、感情と言葉の意味をマッチさせることから始めましょう。感情が分かりにくいと言えど、感情がないわけではありません。当たり前ですが、「嬉しい」や「楽しい」、「悲しい」といった感情は持ち合わせています。しかし、そういった感情をどのように呼ぶのかが彼らには、いまいちピンときていないのです。ですから、「笑っているときは、どんな気持ち?」「泣いているときは、どんな気持ち?」「たたきたくなるのは、どんな気持ち?」「震えているのは、どんな気持ち?」など、動作と感情をリンクさせてあげると、子どもは、感情の理解をしやすくなります。また、顔の表情を見て、「これはどんな気持ち?」と考えるのも良いでしょう。例えば、以下のように、いろいろな表情のイラストと感情を当てはめるトレーニングも有効です。 自閉症スペクトラムの子どもは、気持ちの切り替えも苦手です。これは、こだわりの部分でも当てはまるのですが、良くも悪くも変化を嫌います。こだわりについては、気持ちの切り替えも、1つの変化と考えることができます。嫌な気持ちになってしまえば、変化を嫌うが故に、ずるずると引きずってしまいます。ですから、保護者の方々は、気持ちの切り替えを促す言葉かけもしていく必要もあるのです。「いつまでも落ち込んでないで、体を動かしたら、楽な気持ちになるよ。よし、一緒に走りにいこうか!!」などと、気持ちを切り替える方法を提示してあげると、子どもも行動に移しやすくなります。最後に注意することがあります。感情面のスキルトレーニングは、気持ちが安定しているときに行うようにしてください。いろいろな感情が交錯している状態では、混乱してしまい、変に興奮してしまったり、不快感を生んでしまったりする可能性があります。ですから、感情面のスキルトレーニングは、気持ちが落ち着いてるときに、行うようにしてください。動作や表情を丁寧に言葉と照らし合わせ、「こんな気持ちがあったんだ!!」と、感情面での発見をたくさんしていき、「あ、ぼくはあのとき、こんな気持ちだったんだ!!」と、過去の自分をふり返り、感情のコントロールができるようになれればと思います。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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  • 06Jan
    • 強いこだわりも、これで解決!!頑固なこだわりをやわらげる、知られざる4つのステップ

      みなさん、こんにちは。山口謙介です。 本日お伝えする内容は、『子どものこだわりの強さをどうやってやわらげるか』についてです。自閉症スペクトラムを持っていると、どうしてもこだわりが強くなってしまい、集団生活で揉めたりすることが少なくありません。そういったトラブルを少しでも減らしていく方法をこの記事でお伝えしていきます。この記事を最後まで読んでいただければ、こだわりの強さから起こるトラブルを今よりもグンと減らすことができます。トラブルが減るということは、今まで距離を置かれていた友達との距離感が今よりも近くなり、親しくなれるということです。そして、親しくなれるということは、お子さまは今よりも楽しい学校生活を送ることができます。学校生活が楽しくなれば、もちろん家庭での生活にも良い影響を与えます。今まで学校で抱えた嫌な気持ちを家庭に持ち込み、それが原因で荒れたり、口論になっていたものが少なくなるのです。そうすれば、今まで家の中を漂っていた嫌な空気がスッキリした空気に変わり、過ごしやすい家庭になるでしょう。親子ともに、今よりも確実に楽しく過ごしやすい環境で生活できます。しかし、反対に最後まで読んでいただけなければ、そういった嬉しい未来は確実に来ません。むしろ、遠ざかります。それは何故か。こだわりの強さから来るトラブルの対処法を間違えれば、子どもの中に溜まるストレスは非常に大きなものになるからです。知らないが故に間違える。間違えるが故に間違えるものは、お子さまのこれからの人生の歩み方です。人生の歩み方を、間違った方向へ進めば、それは、ただ『こだわりの強い扱いづらい人』では終わりません。そもそも扱ってくれさえしなくなります。お子さまの周りから人は、一人、また一人と去っていくでしょう。みんなが去っていき、一人になったお子さまが辿り着く思考は「僕は悪くない」「悪いのは周りにいる人達」環境を悪者にし始めます。そうなってから、元に戻そうとするのは至難を極めます。ですから、お子さまが社会性を失う前に、正しいこだわりの強さをやわらげる方法をお伝えしたいと思います。さて、発達障害、特に、自閉症スペクトラムの子どもは、他者の意図を推測したり状況を瞬時に捉えるのが苦手です。ですから、不安が高まりやすく、その不安を対処することも難しいです。そのため、そもそも不安な気持ちが生じないように、新しいことをできるだけ始めようとしません。これが、一度考え始めたら、一度思い始めたら、一度行動し始めたら、変更せずにやめないという『こだわり』の正体です。ですから、保護者の方々には、この『こだわりの正体』を理解するところから始めていただきたいのです。では、この『不安から来るこだわり』どのように対処していけばいいかを説明します。大切なのは4つのステップ。ステップ①叱らない、禁止しないステップ②事前に伝えるステップ③こだわりの背後にある不安な気持ちを認めるステップ④こだわりよりも強い楽しみを教えて(与えて)あげる以上の4つです。それでは、具体的に1つずつ見ていきましょう。ステップ①叱らない、禁止しない叱ったり、禁止したりして、無理にこだわりを取り除こうとしても、かえって不信感を募らせるだけです。ですから、「ダメ!!」「コラッ!!」ではなく「そうなんだね」と認めてあげるようにしましょう。ステップ②事前に伝える新しく何かを始めたり、やっていることを変えるのなら、前もって子どもに伝えるようにしましょう。変化が大きいものなら、1週間ほど前から告知しておいてあげると、子どもも心の準備ができます。このとき、告知したことを子どもが忘ないように、何度か伝えておいてあげるのもいいですね。ステップ③こだわりの背後にある不安な気持ちを認める表面上はそう見えなくとも、こだわるということは、それは不安の表れです。ステップ①の『叱らない、禁止しない』と似ていますが、その不安な気持ちをこちら側が気付いてあげて、認めてあげるようにしましょう。ステップ④こだわりよりも強い楽しみを教えて(与えて)あげるやはり、不安があるのは先にどんなものが待ち構えているかを想像・理解できないからです。ですから、変化の先にある楽しみを事前に教えてあげることで、その変化への不安をやわらげてあげることができます。以上の4つのステップを意識してお子さまのこだわりと向き合っていただければと思います。そうすれば、お子さまの不安は自然とやわらぎ、こだわりを強く示す頻度は少なくなります。それでは、最後に今からやっていただきいことがあります。今日やっていただきいことは、先ほどの4つのステップをメモに書くことです。具体的な説明の方は書かなくていいのでステップ①~④の簡単な内容だけ書きましょう。しかし、ここで注意していただきたいことがあります。このメモは、ただメモに書いて頭の中に入れるものではありません。いつでもそのメモが見られるように、ポケットに忍ばせられるサイズでお願いします。先程、4つのステップをお伝えしましたが、そんなに簡単なものではありません。何故なら、お子さまと関わる保護者の方々も人間であり、感情があるからです。どれだけ意識しても、お子さまの行動や態度にもどかしく感じたり、イライラしたりもするでしょう。しかし、そんなときこそ見ていただきたいのがこのメモです。感情が表面化しそうになる自分の行動を自分で制御するものとして、メモを作成してほしいのです。ですから、ただ4つのステップを書くだけでなく、例えば、『イライラしたときほど冷静に!!』『もどかしくなるのは、不安を見せかけている証拠!!』『落ち着け自分!!』など自分の気持ちを抑えるメッセージなども一緒に書くといいかもしれませんね。このメモとともに、お子さまのこだわりと正しく向き合い徐々にお子さまを手のひらで転がせられるようになりましょう!!それでは、本日はこのあたりで失礼します。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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  • 09Dec
    • 【手先が不器用な子へ嬉しいお知らせ】細かい作業能力を高めるには○○○が良い!?

      みなさん、こんにちは。 山口謙介です。 前回の記事では、『全身運動』と『細かい運動』の時間配分についてお話しました。本日は、この『細かい運動』に関連したお話をしていこうと思います。ところで、あなたのお子さまは、細かい作業は上手にできますか? 自分の思った通りに手指を動かし作業ができますか?簡単に言うと、手先が器用か不器用かの話です。おそらく、多くの方が「No」と答えるでしょう。発達障害を持つ子どもの多くは手先の細かい作業が苦手です。 ハサミなんて使わせたら、紙もびっくりするくらいギザギザになりますよね。本日は、手先の細かい作業が苦手な子どもが、上手に手指を扱えるようになるトレーニング方法をお伝えします。この記事を最後まで読んでいただければすでにお分かりとは思いますがお子さまは、手元の作業が上手になります手元の作業が上手になるということは前回お伝えした『細かい運動』にも良い影響を与えます。体の隅々まで意識が行き渡るということなので体を動かす基礎ができあがるのです。この基礎は、もちろん『全身運動』にも影響します。結果的に、『全身運動』『細かい運動』ともにかかる時間が大幅に短縮されます。そのおかげで空いた時間は、また他の分野でのスキルアップやお子さまと遊んだりする時間に充てることができます。全身運動にかかる時間が8割→6割へ細かい運動にかかる時間が16割→12割へもしかしたら、それ以上の時間削減が期待できるかもしれません。短時間でできるようになればお子さまも、「ぼくだってできる!!」と自信を持つことができ自己肯定に繋がります。自己肯定がしっかりとできている子どもは精神的に安定し、お友達とのトラブルもあまり起こりません。交友関係も円滑になるのです。交友関係が円滑になれば、保護者の方々も、安心してお子さまを学校や外へ送り出してあげることができます。保護者の方々の負担も軽くなるのです。負担が軽くなれば、今まで以上にお子さまと笑顔で接することができると思いませんか?結果的に、全てが連鎖的に良い方向へ作用するのです。手元の作業が上手になるとは、つまり、体の動かし方が上手になるということ。そして、それは自信に繋がり、自己肯定感も高まります。自己肯定感がしっかりと持てると、精神的にも安定し、お友達とのトラブルが減ります。それは、保護者の方々の心的負担も軽減されます。負担が減れば、その分余裕が出てきて笑顔が生まれます。笑顔溢れる明るい家庭にはお子さまの「できた!!」という喜びと自信が不可欠です。おそらく、今頭の中で描いているイメージが、あなたの理想の最終形態なのではないでしょうか?最後まで読んでいただければ、きっとあなたのイメージ通り明るい家庭を手にすることができるでしょう。しかし、反対に最後まで読んでいただけない場合、明るい家庭どころか暗くてギスギスした家庭になるでしょう何故なら、手指のコントロールが自分の思い通りにできず、細かい作業のたびに『できない意識』が植え込まれるからです。つまり、自己否定が進むということです自己否定が進むということは、自分に自信が持てません。自信が持てなければ、精神的にも安定しません。精神的に安定しなければ、お友達とのトラブルも増えるでしょうそして、トラブルのたびに、先生や保護者に怒られる。そうすれば、さらに自己否定が加速します。『できない意識』が身体面だけでなく精神面にも『できない意識』が植え込まれる。結果、お子さまは荒れていきます。お子さまが荒れれば、家庭の空気も、暗いギスギスしたものになります。手先の細かい作業が苦手という小さな自己否定も知らず知らずのうちに大きくなっていきます。そして、気付けば、自分の人格までも変えてしまう黒くてドロドロした自己否定にまで成長します。先程のイメージと重ねますと、こちら側は、おそらく最悪のイメージに当てはまるのではないでしょうか?このイメージも大切です。自分自身の行動に危険信号を気付かせるきっかけになりますので。しかし、保護者の方々にお願いしておきたいのは、危険信号の段階でストップさせてください。この危険信号が現実のものとならないよう気をつけてください。最後まで読むことで、細かい作業能力を向上させるトレーニング方法を学び、お子さまの自己肯定を高めてあげるのか。それとも、最後まで読まずに、お子さまの自己否定を加速させ、人格を壊し、真っ暗な未来へ進ませるのか。明るく楽しい未来に進ませてあげたいと思う気持ちがあるなら是非とも最後までお付き合いくださいさて、お子さまの指先などの細かい作業能力を向上させるには例えば、どんなトレーニングが考えられそうですか?指先を使うので、字を書いたり、お箸で豆を掴んだり裁縫の針に糸を通すなどを考える方もいらっしゃるかと思います 確かに、今挙げたトレーニングも能力の向上に繋がるので良いと思います。ただ、これには2つの欠点があります1つ目は、準備が大変だということです。保護者の方々も、ノートやお皿、お箸や豆、針や糸を用意しなければならず、少し面倒です。まぁ、1つ目の欠点は、正直どうとでもなるのですが重要なのは2つ目です。2つ目の欠点は、これら2つは、そもそも手先の作業が苦手な子どもには難易度が非常に高く、トレーニングにならないというものです。どれだけ一生懸命取り組んでも自分の納得できる成果が得られずモチベーションの維持が難しいのです。ですから、はじめのうちからトレーニングらしいトレーニングはおすすめしません。それでは、細かい作業能力を向上させる準備も簡単で、難易度も丁度良いトレーニングとは何か?それは、『家のお手伝い』です。「え、お手伝い………?」とお思いの方も多くいらっしゃると思います。実は、家の手伝いは、発達障害の子どもたちにとっては難易度的にも丁度良いトレーニングなのです。家の手伝いと一言に言っても、内容はたくさんあります。例えば、食器洗いやお風呂掃除洗濯物の干す、取り込む、乾いた洗濯物をたたんだりするのも立派なお手伝いです。 食事面では、食器を並べたり後かたづけをするのもいいですね。他にも、買い物を一緒に行ったときにカートを押したり、買い物袋を持って帰ったりする。また、家の前を掃除したり、ゴミ拾いする、玄関の靴を並べるのだってお手伝いです。 こうして見てみると本当にたくさんの種類のお手伝いがあります。しかし、種類を挙げられたからといっても、まだ納得できていない方がほとんどだと思います。では、お手伝いには、具体的にどのような動きが含まれているのか実際に考えていきましょう。洗濯物の取り込みには、ハンガーや洗濯バサミから衣類を外す指先の運動を必要とします。洗濯物をたたむのは、しわを作らないようにたたむ場所を考え、折りたたむときに、撫でる動きをします。食器洗いやお風呂掃除は、手を丸く動かす運動が必要です。食器を並べると、テーブルの空いている場所を選び、物を置くトレーニングになります。玄関の靴を揃えるのも、バラバラになった靴を判別し向きと長さをきちっと揃えるようにすれば立派なトレーニングになります。 全部挙げるとキリがないのですがこうして考えてみると、実は、意外といろんな動きが含まれているのがわかります。この中から、お子さまができそうなものを選び、日課にしてあげるとよいでしょう。難易度的には、失敗してもリスクの少ない洗濯物をたたむことや靴並べから始めてみてはいかがでしょう?はじめのうちは、お子さまもやり方がわからないので、一緒にやってあげる必要があります。慣れてくれば、お子さまに任せてあげてください。そうすれば、お子さまも、「僕だって役に立ってる!!」と自分の行動に自信が持てるようになります。細かい作業の能力が上がり、自信にも繋がる。そして、何よりお母さんの仕事が1つ減る!!これは、いろんな意味で嬉しいことですね。(任せたての頃は、お子さまの作業が下手で逆に仕事が増えるかもしれませんが、そこは大目に見てあげてください)しかも、お子さまにお礼を言い、褒める機会にもなるので、会話の取っ掛かりにもなります。お子さまの能力が上がれば徐々にお手伝いの難易度も高めてあげると良いでしょう。お子さまの自由な時間とお手伝いの時間のバランスを見てお手伝いの量を調節してあげてくださいお手伝いを進んで行い、細かい作業の能力と、自信を高めつつもお母さまの仕事は減る。是非ともお試しください。それでは、最後に今からやっていただくことがあります。どのお手伝いをお子さまの日課にするか考え、1つ選んでください。そして、選んだものを紙に書いてそのお手伝いから得られる能力をも隣に書いてみてください。能力がかけたら、日課にするときの能力アップに繋がる注意点も同時に考えてみると良いでしょう。どうですか?今まで、ただ自分の労力軽減を目的としていたお手伝いが立派なトレーニングになろうとしていることを考えるのは。少しわくわくしませんか?まずは1つ、お子さまにお手伝いを習慣化させる目的で日課を与えてあげてください。そして、徐々に難易度を上げ、仕事量を増やしていってください。そうすれば、お子さまの細かい作業の能力は向上し、自分に自信が持てるようになり、強い自己肯定に繋がるでしょう。お手伝いをさせてあげて、できることを増やし、お母さまのお仕事を減らしていってもらえればと思います。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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  • 05Dec
    • 【必見】発達障害のお子さまの運動能力を確実にupさせる魔法の指導術

      みなさん、こんにちは。 山口謙介です。 前回から『運動』をテーマに話し、 運動を楽しく感じさせるのが 大切だとお伝えしました。 つまり、 運動することへの動機付け。 運動へのイメージや モチベーションなど、 気持ちの面でのお話でした。 本日は、運動能力向上に繋がる 技術的な側面から お話していこうと思います。 本日の記事を最後まで 読んでいただければ、 間違いなく、お子さまの 運動能力は向上します。 それは、保護者の方々が お子さまへのアドバイスの仕方が お子さまに合ったアドバイスの仕方に 変化したことを意味します。 つまり、教え方が上手になったと いうことです。 ですから、お子さまも 保護者の方々が意図することを きちんと理解でき、 自分で納得しながら運動できます。 自分で納得するということは 自信を持って運動することになり それは、お子さまのパフォーマンスを より良いものへと変化させます。 自信があるから、 よいパフォーマンスができ、 自信があるから、 次を、先を目指そうとする。 結果的に、次のレベルに 挑戦しようとする 動機付けにもなるのです。 今まで苦手だった運動が 楽しいで終わるのではなく、 実際に自分で技術的な レベルアップを感じるようになる この能力的な達成感は、 他の面でも良い方向に働きます。 交友関係では、技術的に お友達と切磋琢磨でき 運動が良いコミュニケーションの 手段となります。 勉強では、「ぼくは他にも 何かできるんじゃないかな?」 と視野を広げ、別の分野でも 何か挑戦するようになります。 家庭生活では、 できるようになったことを 保護者の方々に話し、 会話のバリエーションが増えます。 つまり、能力的な達成感は、 自己肯定に繋がり、 自分に自信が持てるように なるのです。 しかし、反対に最後まで 読んでいただけない場合、 お子さまの自己否定は 急激に加速します。 それは、何故か……。 できないことが できないままだからです。 何故できないのかは もうお分かりかと思います。 保護者の方々の教え方が お子さまには合っていない からです。 お子さまに合わない教え方を 続ける保護者 合わない教え方で教わるが 当然できない子ども できない子どもに イライラし始める保護者 イライラし始める保護者に 怯えだす子ども 自己否定をし始める子ども 楽しかった運動が楽しいものではなくなり進んで体を動かそうとしなくなる。そうすれば、また子ども同士での重要なコミュニケーションの手段を失うことになります。また振り出しに逆戻りです。コミュニケーションの手段を失うということは、それは孤独やひとりぼっちを意味します。運動へのアドバイスの仕方を理解していないだけでできないどころか、孤独にまで発展するのです。孤独感からお子さまは、次は、「学校が楽しくない」とまで言い出す可能性もあります。そのようなマイナスな感情から起こりうる問題は、不登校、非行、犯罪………少し大袈裟かもしれませんが可能性としては、ゼロではありません。この記事を最後まで読むことでお子さまへの適切なアドバイスの方法を理解し自己肯定を高めてあげるのか。それとも、最後まで読まないことで間違ったアドバイスを続け、子どもの運動能力を高める機会と意欲をなくさせるのか。お子さまのこれからを考えるなら是非とも最後まで読んでいただきたいです。本日も最後までお付き合いください。さて、技術的な運動能力向上を考えたアドバイスについてお話する前に少し知っておいてもらいたいことがあります。粗大運動と微細運動この2つの言葉をご存知でしょうか?粗大運動とは、大雑把な動き。言い換えれば、腕や足など体全身の動きのことです。ここでは、分かりやすく『全身運動』と言うことにします。微細運動とは、指先などを使った細かい動きのことです。これは、『細かい運動』と言うことにします。本日お伝えする内容にはこの『全身運動』と『細かい運動』の2つが大きな鍵を握ることになります。それでは、本格的に本日の内容に移っていこうと思います。まず、保護者の方々がアドバイスで意識していただくことは『全身運動→細かい運動』ということです。意識していただくというよりは確認といった方が正しいかもしれません。何事もそうですが、何かを教えるときには、『まずは大雑把に』『次に細かく』が鉄則かと思います。最初は、概要を掴ませて慣れてきたら、細かい部分まで教える、というものです。確認というのは、この全身運動と細かい運動の順番ではなくそれぞれの運動にかける時間配分です。ここから少し具体的な話をします。順番は、全身運動→細かい運動のままでいいのですが、時間配分を通常のものとは変える必要があります。全身運動は、大雑把というくらいなのであまり時間をかけず、細かい運動にしっかり時間をかける。通常の時間配分はこのようなもので割合的には、全身運動が3割細かい運動が7割といったところですしかし、発達障害の子どもにこの割合で教えていくと、確実にできるようにはなりません。発達障害の子どもには全身運動が8割細かい運動が16割くらいで考えておくとよいでしょう。おそらく、ここで「いやいや、100%超えてるし…」と考える方もいらっしゃるかと思います。確かに、超えてますが、定型発達の子どもと比べるとこのくらいで考えた方が保護者の方々も心に余裕ができます。この心に余裕ができることが重要なのです。なぜなら、人間は余裕がなくなってくると焦ってイライラしたり厳しい口調に変わったりします。今回のケースでは、定型発達の子どもは全身運動が3割、細かい運動が7割でしたね。全身運動の3割に手間取る発達障害のお子さまを見ていると大人は無意識的に細かい運動の7割を考えるようになります。「全身運動でこれだけ大変なんだから細かい運動になれば、一体どれだけの苦労を重ねないといけないんだ」先の苦労を考えて、イライラし子どもに八つ当たりしてしまう。子どもは、できないなりにも一生懸命やっているのにも関わらずです。大人の物差しで、発達障害の子どもを計った結果、大人はイライラし、子どもは怯える。怯えた子どもは、好きになりかけていた運動が嫌いになり、できないことができないままとなるのです。しかし、ここで時間配分の割合を変えましょう。大人も、発達障害の子どもの物差しを持つのです。全身運動に8割細かい運動に16割はじめから時間がかかることがわかっていればはじめから苦労することがわかっていれば心に余裕を持って、お子さまと接することができます。発達障害の子どもには、定型発達の子どもと同じ、ましてや、大人と同じ時間配分で考えないことが大切なのです。発達障害の子どもには全身運動でも難しく、時間がかかる。細かい運動運動は、さらに時間がかかる。あらかじめ、その心づもりをしておき心に余裕を持って、お子さまと接していただければと思います。それでは、最後に今からやっていただきたいことがあります。次に、お子さまに身につけさせたい運動を1つ目をつぶって想像してください。縄跳びや、鉄棒、かけっこ、ボール投げどれでも結構です。お子さまが苦手としているものです。目をつぶって1つ思い浮かべたら、次は練習に苦労しているお子さまを想像してください。想像することで、自分の中に、「こんなところでつまずきそうだな」「こんなところで苦労しそうだな」と予測ができます。この予測が心に余裕を生むのです。そして、自分の想像したものとは異なる苦労をお子さまがしていればそれは、新たな発見です。お子さまの新たな一面を知る良い機会となるでしょう。このようにして、あらかじめ予測をし、心に余裕を持ち、お子さまと接する。とにかく時間と苦労がかかることしかし、たくさん苦労した分だけ、お子さまの得たものは大きくなります。少しずつのステップアップをお子さまと共に喜びながらお子さまと接していただければと思います。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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  • 29Nov
    • 運動嫌いの子どもが、自分から運動するようになる!?保護者の㊙アプローチ術

      みなさん、こんにちは。山口謙介です。『食事』の次のテーマは『運動』です。運動と一言に言っても、私達の体の動きは、非常に複雑です。例えば、縄跳び1つとっても、それはとても複雑な動きなんです。複雑だと思わないのは、脳が複雑化した動きを意識していないだけです。本当はとても複雑な動きをしているのです動きに脳が関わっているなら定型発達の子どもと発達障害の子どもを比べれば、その差は歴然です。発達障害の子どもには、定型発達の子どもと同じように教えても、同じように運動できるようには絶対になりません。この記事と次の記事では、発達障害の子どもが運動しやすくなる保護者の接し方をお伝えしたいと思います。この記事を最後まで読んでいただければお子さまは、苦手な運動でも楽しく笑顔で取り組めるようになります 楽しく運動できるということは運動することに積極的になりそれは、運動能力が向上しやすくなるということに繋がります。運動能力が向上すれば、お子さまは、今よりもっと学校での体育が好きになります。休み時間にたくさん外で遊ぶようになります。 子どもの交友関係は、一にも二にも体を動かすことから始まります。体を動かす中で、お友達とコミュニケーションをはかり、会話し、ケンカをしそして、成長していきます。つまり、健やかな成長に欠かせないのがお友達とのコミュニケーションこのコミュニケーションに欠かせないのが体を動かすことそして、体を動かすことに欠かせないのが、体を動かして遊ぼうと思う積極性この積極性を高める方法を伝えるのが本日のお伝えする内容です。積極性を高め、友達とコミュニケーションをはかりそして、成長する。そうすれば、保護者の方々も毎日の学校での様子をお子さまから聞くのが楽しみになることでしょう。「この子は、こんなことまでできるようになったんだな」しみじみとお子さまの成長が感じられる今後の成長がもっともっと楽しみになっていきます。しかし、反対に最後まで読んでいただけなかった場合お子さまの今後がどんどん不安に感じるでしょう。運動能力が向上しないばかりか運動への楽しみも見つけれない。体を動かすことへ拒否反応を示しそれは、お子さまの運動嫌いを加速させます。体を動かすことへの積極性をなくしてしまったがために、外で遊ぼうともしない。つまり、お友達と元気よく遊ぶという手段を無条件に1つ失うのです。重要なコミュニケーションツールである外で遊ぶことをしなくなればお子さまとお友達との溝はどんどん広がっていきます。溝が広がっていった末路は孤独ひとりぼっちです。そうすれば、お子さまからの笑顔は失われていき淋しい人生を送ることになります。たかだか運動ですがコミュニケーションツールとして非常に重要な役割を果たしているのも事実です。お子さまが、たくさんのお友達と笑顔で関わり、楽しい生活を送れるよう最後までお付き合いいただければと思います発達障害の子どもが運動しやすくなるのに1番大切なことそれは、『運動は楽しいと思わせること』です「なんだ、そんなことか………」と思いがちなことなのですがこの考え方は非常に大切です。なぜなら、定型発達の子どもと発達障害の子どもは、そもそも運動に対する捉え方が異なる可能性もあるからです。ですから、まずは、運動を継続していくのに必要な感情『運動は楽しい』『体を動かすのが好き』この感情をきちんと生まれさせることから始めましょう。具体的な方法としては、周りの子どもと比較をせず、我が子の成長を保護者がきちんと感じてあげるとにかくこれに尽きます。発達障害の子どもの運動となるとどうしても、周りの子どもと比較をしていまいがちです。しかし、それは、お子さまの「どうせ僕は………」という自己否定感を高めることにしかなりません。ですから、周りの子どもは、周りの子ども自分の子どもは、自分の子どもと考え、お子さまだけを見てあげましょうお子さまの成長を、できないことができるようになったときの喜びを保護者と子どもの両方が感じるこれほど素晴らしいことはありません。比較よりも、その子の成長に目を向けるそのことを大切にし、お子さまと体を動かす楽しさを育んでいただければと思います。それでは、今からやっていただきたいことがあります。ここ最近で、お子さまができるようになったことを1つ 紙に書いてみてください。そして、お子さまのできなかったときと、できた瞬間と、できてから変わったことを頭で思い浮かべてみてください。やはり、この3つを思い浮かべ、比べてると表情や取り組む姿勢(モチベーション)が大きく変わってきたと思います。この変化に気付いてあげて、お子さまのモチベーションをグンと上げてやるのが保護者の方々の重要な役割です。この役割を、きちんと理解し、実行できれば、お子さまはもっともっと「運動は楽しい」と感じるようになります。我が子だけを見て、我が子の成長をお子さまと共に喜ぶ。そうして、お子さまが「体を動かすことは楽しい!!」と感じられる。そんな毎日を送っていただければと思います。是非実践してみてください。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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  • 23Nov
    • たったの1つだけ!!子どもの食事マナーがグッと良くなる魔法のルール

      みなさん、こんにちは。山口謙介です。本日は、『食事マナーの定着』についてお話していきます。食事のマナーができていないと、外食や、自宅以外で食事をするとき悪い意味で、非常によく目立ちますよね。 食事中に立ち歩いたり、大声を出して騒がれたりしたら、とてもじゃないですが、食事どころではありません。せっかくの楽しいお食事が周りの目が気になったり、お説教の場となったりと台無しになってしまいます。この記事は、楽しいお食事が楽しいお食事のままでいられるようなお子さまが食事のマナーを意識できる保護者の取組についてお話していきますこの記事を最後までしっかり読んでいただければお子さまは食事中に立ち歩いたり騒いだりすることはなくなります。 食事のマナーをきちんと身に付けることができるのです。それは、楽しい食事が楽しいままであり続けることであり自宅以外でのお食事で不安を感じることがなくなるということです。そうすれば、家でごはんを作ることが仕事などで疲れてできないときでも、心置きなく外食に行けるようになります お子さまが、学校のお友達のお誕生日会に呼ばれても、必要以上の心配をせずに、お子さまを送り出すことができます。その結果、保護者の方々は今まで頭を悩ませてきた食事のマナーへの心配をする必要はなくなります。お子さまの、お友達との関係もうまくいくようになります。食事のマナーで、交友関係でさえも安定が図れるのです。しかし、反対に最後まで読んでいただけない場合、保護者の方々は、食事のたびにお子さまを叱ることになるでしょう叱らなければ、「なんであの親は自分の子どもなのに注意をしないの?」と周りから白い目で見られます。外食先で、不必要に立ち歩いたり、大声を出す。悪い意味で、非常によく目立つ。その様子は、もちろん学校でもよく見られます。「あの子は、いっつも立ち歩いたり大声で叫んで、うるさいなぁ」「どうして、じっと座って食べられないんだろう?」「今度、お誕生日会するけどあの子は、誘うのやめよう。」学校生活でも、白い目で見られることでしょう。食事のマナーが悪いせいで、お子さまの印象がどんどん悪くなっていきます。場合によっては、お誕生日会に誘われる・誘われないの問題で交友関係にまで悪影響を及ぼすでしょう。これは、お子さまがお友達の間で、仲良く過ごしていくか孤立するかに直結する問題です。しかし、そうならないように食事マナーが原因で子どもを叱る回数が増えるほどお子さまの自己否定は加速します。 「やっぱり、ぼくはダメなんだ…。」お子さまは、どんどんマイナスの方向へ考えるようになり、それは、食事以外にも影響します。勉強面や、運動面、私生活、学校生活……。全てにおいて、「どうせ、ぼくは……。」と考えるようになり、何かに挑戦しようとする気持ちさえもなくなっていくのです。たかだか食事マナーで、全てが悪い方向へ進んでいきます。叱れば、自己否定による無気力・自信喪失。叱らなければ、周囲からの白い目と交友関係の悪化。言うまでもなく、この2つの選択肢では、両方とも、まともな食事マナーは身につきません。しかし、この記事を最後まで読むことによって、これら2つを回避し、きちんと食事マナーを身に付けさせることができます。ですから、是非とも最後までお付き合いください。さて、お子さまに食事マナーを理解させるにはもちろん、理由や理屈を教えるのも大切です。しかし、現実には、それらを教えることだけでは、お子さまはマナーある食事を実践することはできません。どうしても、声を出したり、歩き回ってしまったりしてしまうのです。そればっかりは、その子の『特性』なので、保護者の方々が理解してあげるしかありません。その特性について、保護者の方々が頭ごなしに怒っても、それは一切解決にはなりません。(もちろん、マナーを守れなかったときにお子さまと話し合うことは大切です)では、どうすれば、お子さまは、食事マナーを身に付けることができるのでしょうか。『ルールを決める』これが、お子さまの食事マナーを身に付けさせる上で、とても大切なことになってきます。『ルールを決める』とは、食事中にノルマや条件を与え、それを達成できなければ、したいことができないといったものです。しかし、一言にルールと言っても、どのようノルマや条件を与えればいいのか、今の段階ではいまいちピンとこないでしょう具体例で説明すると、『時間』や『もの』を使うとやりやすいです。例えば、「このタイマーがなるまでは、いすに座っていようね」とか、「クッキングマットの上にあるお料理は、ナイフとフォークを使って食べようね」とか、「エプロンをしているときは、大声を出さず、静かに食べようね」などといったものです。この3つに共通するのは、『ルールを視覚化している』ということです。タイマーの残り時間→座るクッキングマット→食事道具の使用エプロン→静かに食べるお子さまは、目で見てルールが確認できるのです。保護者の方々が行うのは、お子さまがルールを破ってしまったときに静かに指をさすだけでいいのです。食事中に立ち歩いてしまったけんすけくんに対して、「けんちゃん」(何も言わずに、タイマーを指さす)お子さまは、「あ、そうだった」という顔をして自分の椅子へ座ります。食事のマナーが守れないなら、新しい習慣を身に付けさせることで結果的に食事のマナーが守れるようになるのです。それでは、今からやっていただきたいことがあります。タイマーを持って来てください。(なければ、スマホのストップウォッチでも結構です。)これは、今日の晩ごはんでお子さまが何分間座っていられるかはかるのに使います。(何分間マナーを守った食事ができるかをはかっても良いでしょう。)そうして、時間をはかってみて、お子さまの普段の食事の様子に目を向けます。そうすれば、タイマーを使ったルールを作るのに、1つわかりやすい基準を設けることができるでしょう。いきなり、長い時間を設定しても子どもは困惑するだけですので、まずは、お子さまに合った時間を決めることが大切です。そうして、はかってみた時間より3~5分長い時間でルールを作ってあげるとお子さまも無理なく挑戦できるでしょうそうして、お子さまがルールを意識できるようになれば少しずつルールを増やしていったり難しくしていきましょう。ルールを視覚化し、お子さまがきちんと食事マナーを守ることで、日々の生活が充実したものになってもらえれば、と思います。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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  • 15Nov
    • 【警告】「たかが食べこぼしでしょ?」なんて思ってませんか?食べこぼしは子どもの人生を大きく変える

      みなさん、こんにちは。山口謙介です。前の記事で申し上げていた通り本日は、『食べこぼしの軽減』についてお話していきます。ところで、皆さん『たかが食べこぼしでしょ?』なんて考えてはいませんか?確かに、大人から見れば、食べこぼしなど、不注意から起こる『たかが』レベルの失敗です。しかし、発達障害の子どもにとっては極めて深刻なものなのです。この記事を最後まで読んでいただければ、その食べこぼしも『たかが』レベルのものになるでしょう。食べこぼしの原因・理由が不注意からくるものとなり、ただの失敗扱いで処理できます。日常の食生活でテーブルや大事なお洋服を汚してしまうことはかなり少なくなります。そうすれば、食べこぼしをしても「あーあー、こぼしちゃったかぁ」と怒ったり、叱ったりすることもなく楽しく明るい食卓は続きます。結果として、お子さまは、食事に対して、楽しいイメージをもつことができます。このイメージは『食べる喜び』につながり、ずっと楽しく食事をとることができるでしょうしかし、反対に最後まで読んでいただけなかった場合食べる喜びなど感じることは一切ないでしょう。それどころか、お子さまにとって、食事は、『苦痛』以外の何者でもないものになるでしょう。何故なら、大人から見れば『たかが食べこぼし』と捉え、お子さまが食べこぼしをするたびに叱ってもそれは、お子さまにとっては、改善方法もわからない食べこぼす理由もわからない非常に困難な壁に直面しているのですからそれも、毎日!!それも、1日に3回も!!これだけ高頻度の習慣であっても、保護者が『たかが』と捉えてしまっているために改善策も与えられない。結果として、お子さまは食事のたびに怒られて自己肯定感を継続的に下げ続けることになるのです。自己肯定感を下げ続けた先にあるのはもうご存知のことでしょう。問題行動、非行、犯罪………。ここまで先のことを考えると『たかが食べこぼし』などとは言っていられなくなります。大人が軽視しているものほど、発達障害の子どもにとっては大きな問題です。その1つが食べこぼしなのです。ですから、「たかが食べこぼしでしょ?」などとは言わずに、最後までお付き合いください。さて、本日のテーマである『食べこぼしの軽減』ですが、保護者の方々には、1つだけ意識していただくだけで結構ですこの『食べこぼしの軽減』に繋がる気を付けるべきこととは、『発達段階に合った道具を使う』ということです。お箸やスプーン、フォーク、ナイフなどの食事道具は、年齢や食事の場面で使い分けられることが多いです。しかし、発達障害の子どもは、もともと手先でものを扱うことが苦手なことが少なくありません。ですから、食事道具の使い分けは、食事の場面や年齢で行っていくのではなくできるようになったら、次の道具を使っていくというふうにしましょう。道具を使いづらそうにしていたらもしかしたら、前段階の道具の習得が未完成な場合があります。その場合は、しっかりと練習・実践を積んでから、次のステップへ進んでいったらいいです。では、具体的な食事道具の使い分けの話をしていきますまず、お箸ですが、これは、手先の作業が苦手な子どもにとっては非常に難易度の高い食事道具です。どうしても、保護者は年齢や学校の給食対策で、家庭での食事でもお箸を使わせがちです。お箸を家庭で使わせるのはかまいません。しかし、ここで保護者の方々にご留意いただきたいのはいきなりのお箸の使用は難しいということそして、お箸の使用には、前もって訓練をしておかなければならないということ。この2つを理解しておいてください。食事の全てを、扱いづらいお箸で食べるのではなくノルマを決めて、お箸で食べるものとスプーンなどを使って食べるものを分けると良いですね。しかし、そのスプーンでさえ扱うのが難しい子どももいます。そんなときは、スプーンでも食べ物を乗せる部分が反り返って通常のスプーンよりも食べ物を乗せやすくなっている形状のものもあります。※このようなスプーンは100均にも売っています。ですから、スプーンの使用でも、発達段階に合ったものを使うのが良いでしょう。このように、食事道具はその子の発達段階に合わせたものを用意してあげしっかり扱えるようになったら、次のステップへ進むようにします。そうすれば、お子さまも食卓で、食べたいものを好きに食べられ楽しい気持ちで食事ができます。それでは、皆さまに今からやっていただきたいことがあります。以下のURLへアクセスしてください。http://www.amazon.co.jpこのURLは、皆さまご存知の通り通販サイトAmazonのページです。アマゾンのページへとんだら、「スプーン 曲げられる」と検索してみてください。そうすると、手先が不器用な子どもや介護者用の柄の曲げられる食事道具のページへとびます。別に、このページから何かを買ってくださいと言っているわけではありません。しかし、食べこぼしで苦労している子どものために作られた食事道具にはどんなものがあるのかを知ることはとても大切です。どんなものがあり、いくらで売られていることを保護者が把握することがお子さまを理解する第1歩となるのですまずは、このURLにアクセスし、「スプーン 曲げられる」と検索し、お子さまへの理解を深めましょう。http://www.amazon.co.jpそして、お子さまの『発達段階に合わせた道具を使う』このキーワードを頭に置いて、お子さまと食べこぼしを減らしていく努力をしていただければと思います。最後までお付き合いいただきありがとうございました。PS:安く柄の曲がったスプーンを手に入れたいならまずは、お近くの100均に足を運んでみてくださいね。

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    • 子どもの偏食で苦労していませんか!?偏食解消で一番大切なことは、料理の工夫よりも〇〇にあった!!

      みなさん、こんにちは。山口謙介です。これまでの記事で、基本的な保護者の意識の持ち方やお子さまとの関わり方についてはお伝えしました。今回からは、家庭生活や学校生活での状況に応じたお子さまとの接し方についてお話します。まずは、『食事』についてのお話です。『偏食の解消』『食べこぼしの軽減』『食事マナーの定着』この3つをテーマとし、それぞれを1つずつの記事にまとめてお話していきます。本日は、『偏食の解消』についてお伝えします。本日の記事を最後まで読んでいただければ、お子さまの偏食は文字通り『解消』の方向へ向かいます偏食がなくなればお子さまは食事に対してもっともっと良い印象を持ちます。食べることに対して、大きな楽しみを抱くようになり、食事中の会話もとても弾みます。お母さまが、お子さまのためを思って作ったごはんを笑顔で食べる。これほど素晴らしいことはありません。また、健康面への配慮もしなければならない食事ですが、偏食がなければ、メニューを工夫する煩わしさもなくなります。そして、偏食をなくし、食卓に並ぶものを笑顔で食べるようになれば、お子さまの学校での様子もしっかり聞けるようになります。そうすれば、お子さまの次なる課題を自然と見つけられるようになり、お子さまも嫌な気持ちになりにくくなります。「たかが偏食」「たかが好き嫌い」と思いがちですが、「なんでも食べる」ようになるだけでこれだけのメリットがあるのです。しかし、最後まで読んでいただけない場合、お子さまの偏食が解消されることはありません。偏食があるということは、通常のメニューを出した場合、お子さまは確実に嫌な顔をします。嫌な顔をした人がいる食卓に明るく楽しげな会話は生まれませんせっかくのお母さまの努力が、想いが全く報われないのです。健康面を考えたのに今後の成長を考えたのにその想いは、お子さまへは届きません。それどころか、お母さまが傷付く言葉、傷付く態度をとられて、それでおしまいです。それは、本当に悲しいことです。だからといって、子どもが嫌な顔をしないためにお子さまの嫌いな食べ物を使わないわけにはいきません。何故なら、それは、問題の解決には繋がらないからです。遅かれ早かれ、嫌いな食材と出会うことは必ずあります。例えば、学校の給食例えば、家族での外食例えば、宿泊学習での食事例えば、お友達にお呼ばれした場合このようにして考えれば家庭以外での食事の場面は多様にあります。お子さまは、そのたびに嫌な思いをします。特に、学校の給食が嫌な場合、それは「毎日のお昼の時間が地獄」だと言っているようなものです。お呼ばれした際に、自分の子どもが「これ、嫌いだから食べない!!」なんて言うのも最悪ですね。確実に、保護者間の関係は悪くなります。これまた、たかが『偏食』といえどこれほどまでにデメリットが挙げられるのです。世間でもよく言われますが、生きる基本となるのが『食』です。人間関係も『食』によって形成される場合も多々あります。しかし、その基本を、偏食のために、損なうのは非常に残念なことです。『明るい家庭は、明るい食卓から』『明るい人生は、健康的な食から』これらをキーワードに本日の記事を最後まで読んでいただければと思います。さて、本日は『偏食』についてお話していますが、偏食の一番の解決策は何だと思いますか。おそらく多くの方が『工夫』と答えるのではないでしょうか。味が目立たないように、細かく切る気付かないレベルで少なめに嫌いな食材を加えるなど、お子さまがなんとか『食べられる』ように工夫することが偏食解消への近道だと考えてはいませんか?その考え方も確かに間違ってはいません。しかし、着眼点としては、『食べさせる』ことを目的とするよりその先を見据えることが大切です。偏食解消への近道は、『自分でも食べられるんだ』という自己肯定感にあります。これは、偏食に限らず何かに挑戦するときにも同じことが言えます。例えば、鉄棒の前回り降りが怖くてできない子どもがいるとします。できないレベルで言うと、鉄棒を前にするだけで、泣きそうになってしまうレベルです。しかし、1度できてしまうと、意外と次からは恐怖心もなくできるようになっているものです。それどころか、「鉄棒楽しい」なんて言い出すものですから、つくづく子どもはおかしな生き物だなと思ってしまいます(笑)ただし、できたあとの保護者の働きかけが弱いとまた『できない』に逆戻りです。嬉しいツッコミを入れることさえなくなります。大切なことは、自己肯定感を強く持たせること。これが、偏食解消に繋がるのです。では、自己肯定感を強く持たせるには具体的にどのような働きかけをすればよいのでしょうか。それは、やはり、『褒める』です。とにかく褒めるです。褒めて褒めて褒めまくるのです。食べられて「やったね」「良かったね」「がんばったね」のようなシンプルなものではなく「やったじゃん!!どうして食べられたの!?○○だって食べられるんじゃん!!食べてみてどうだった!?苦かった!?でも、食べられたじゃん!!…………(誉め言葉は続きます)」このように、褒めまくるのです。言ってしまえば、褒めることで「あなたはできる」と催眠をかけるのです。この催眠術が強い自己肯定感に繋がり、偏食がどんどん少なくなっていくのです。それでは、今からこの褒める催眠術の練習をしてもらいます。頭の中で、自分がお子さまを褒めている様子を思い浮かべてください。できるなら、実際に声に出して褒める練習をしてみてください。ポイントは、・大きな声・スキンシップも加える・とにかく笑顔このポイントを意識しながら褒めている状況をイメージしましょう。そうすれば、いざ褒める状況になったときイメージしてないときよりもうまく褒めることができます。褒めて褒めて褒めまくって強い自己肯定感を持たせる。偏食解消に向けて、取り組んでいただければと思います。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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    • 【知らなきゃ損】1つ意識するだけで、相談先との関係が格段に良くなる魔法の相談術

      みなさん、こんにちは。山口謙介です。前回の記事で、誰かと繋がりをもつつまり、『相談先を持つ』ということをお話しました。本日は、この『相談』についてもう1歩踏み込んだ内容をお伝えしようと思います。この記事を最後までいただければ相談する意味がとても大きなものになります。つまり、相談して自分に得るものが大きくなるということです。相談する意味が大きくなれば相談先との関係が一層良くなります。そうなれば、お子さまの将来について具体的なアドバイスを継続的にもらえることになります。結果として、保護者の精神的・身体的なストレスは大幅に軽減されます。ストレスが軽減されれば、お子さまと向き合う際にも、心に余裕ができ、理解ある対応ができるようになります理解ある対応ができればお子さまは自己否定に陥ることなく笑顔で毎日を過ごすことができます。結果として、笑顔溢れる明るい生活に繋がるのです。しかし、反対に最後まで読んでいただけなければ、今申し上げたこととは対称的なことになるでしょう。つまり、笑顔のない、どん底の家庭生活・学校生活です。なぜなら、相談先との関係の作り方をこの記事で学ばないがために相談先との関係が悪化。そうすれば、結局自分一人での子育てに逆戻りです。正しい知識も得られない。相談することもできない。保護者の精神的・身体的なストレスは大幅に増加します。そして、そのストレスはお子さまに向けられ、保護者は理解のない間違った接し方をすることになりますそして、間違った接し方はお子さまにストレスを与え、それは、日常生活に大きく影響しますこの影響は言うまでもなく、悪影響です。この悪影響のせいで、お子さまの成長は、正しい方向へは進まず、できないことはできないまま。周りの子どもたちとの差を感じ、劣等感を抱くようになり、精神を歪め、問題行動を起こします。保護者はまた問題行動に対して子どもを叱ります。叱ることで、子どもの自己否定は加速していき、さらなる問題行動を起こします。もうお分かりでしょう。相談について正しいの知識を持っていないがために、叱る↓自己否定↓問題行動↓叱る↓自己否定↓問題行動このような負の無限ループを繰り返すことになるのです。この記事は、この負の無限ループを引き起こさないためのものです。そして、相談についての正しい捉え方をすることで、『相談するメリット』を最大限に引き出すものでもあります。ですから、是非とも最後までお付き合いください。さて、本日の相談についての正しい捉え方なのですが保護者の方々には1つだけ意識してもらうだけでいいのです。それは、『1回の相談で解決するとは思わない』ということです。少し考えてみれば、「確かに!!」と思うことなのですが人が一生付き合い続ける発達障害です。それが、たったの1回の相談ですべてが解決するわけがありません。ですから、1回の相談で、「今日の相談って、意味があったのかな?」とか「何にも解決してないから、ここはもう行かない」などとは、思わないでください。何度も何度も相談し、保護者からたくさんのお話を聞いて、そうして、「だったら、この方法が合ってるかも」と答えが出ます。1回の相談で、1から10まで全部言えるほど、発達という問題は簡単なものではありません。それは、保護者の方々もお子さまと接することで、よくご理解いただいていると思います。『医療機関』や『福祉』、『学校』他の相談先にも同じことが言えます。お子さまに本当に合った接し方・教育をするためには、たくさんのお話を聞いてしっかりと見極める必要があるのです。ですから、1回の相談で解決できると思わず、粘り強く何度も相談することが大切なのだと覚えておいてください。それでは、今からやっていただきたいことがあります。相談したいことを紙に書いてみてください。まずは、2つほど書いてみましょう。たくさんあれば、思い付くだけ書いていただいて結構です。「まだ相談先も相談するかどうかもわからない。」そう考えておられる方でも大いに結構です。お子さまの気になる点を紙に書き、視覚化することで客観的に考えることがこの紙に書くことの目的です。そして、もし、どこかに相談することがあるなら、このメモを持っていくのもいいでしょう。要点が整理できているので、伝え漏れもなくなります。まずは、お子さまの気になる点をメモに書く。そうして、相談することに対する見通しを持ってみてください。そうすれば、自ずと相談することへのハードルが下がり、行動に移しやすくなるでしょう。ただし、相談するときの約束事『1回の相談で解決しようとせず何度も相談してみる』このことを忘れないでください。身近に信頼できる相談先を得ることで子育てがもっともっと楽しくなることを願っています。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。PS:私にご相談いただける場合はコメントやメッセージにてお受け致します。遠慮なくお問い合わせください。

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  • 07Nov
    • 「誰にも相談したことない」周りに相談しない子育ては、子どもの未来をどん底へ突き落とす!?

      みなさん、こんにちは。山口謙介です。突然ですが、皆さんはお子さまの発達障害に関して誰かと(どこかと)と繋がりを持っていますか?繋がりというのは、相談できる相手・場所という意味です。もし、そういった繋がりを持っていない方は、必ずこの記事を最後まで読んでください。そのような繋がりをすでにお持ちの方もこの繋がりの意味をきちんと知る必要があるので最後までお付き合いください。さて、この記事を最後まで読んでいただければ、これからの子育てがグッと楽になります。それは、精神的にも身体的にもです。おまけに、発達障害についての正しい知識も得ることもできます。正しい知識は、自分の理解を助け、さらに、お子さまへの理解に繋がります。そうすれば、お子さまは、しっかりと保護者様の愛情を受け取ることができ、今まで以上にのびのびと成長できます。しかし、最後まで読んでいただけなければあなたの子育ては、途中で上手くいかなくなります。何故なら、発達障害の子どもを育てることは、自分が思っている以上に精神的にも身体的にもストレスがかかります。そして、ストレスは、やがてお子さまに向けられます。このストレスから生まれるものは、親から子への『歪んだ教育』です。方向性を見失えば、『虐待』にまで発展します。「うちに限ってそんなことは…。」「今までは上手くいっていたから大丈夫…。」いいえ。今まで大丈夫だったら、これからも大丈夫だなんて保証は一切ありません。何故なら、お子さまも日々成長し、変化し続けているのですから。教育に『現状維持』や『停滞』などはありません。めまぐるしく変わる環境についていけず、ストレスを溜め込み、それがお子さまへ向けられる。そうならないために読んでいただきたいのが本日の記事です。最後まで読んで、発達障害に対する正しい向き合い方を学び、ストレスのない楽しい子育てをするかそれとも、最後まで読まずに気付かぬうちにストレスを溜め込み、それをお子さまに向け、虐待まがいの教育をするかそれは、これからお伝えする内容に3分という短い時間を費やすかどうかにかかっています。ですから、是非とも最後までお付き合いください。さて、本日お伝えするのは、発達障害に関して相談できる相手や場所を持つことについてです。当たり前の話ですが、人間何かをしていく上で、自分ひとりだけで行動するのは非常に難しいものです。自分で調べ、自分で実践し、自分だけで反省する。そうやって、何でも『自分』だけで処理してしまうと、どうしてもストレスが生まれてしまいます。ですから、まずは、『相談できる相手・場所』を持つことが大切です。実際に相談することで、正しい知識を得るだけでなく、今後の教育の方向性や日常生活の改善の指導を受けることができます。具体的な例として発達障害に関して相談できる場所ではまず第一に挙げられるのが『医療機関』かと思います。もちろん、医療機関もその1つですが、医療機関がメインの支援機関というわけではありません。医療機関は、基本的に診断と薬物療法が中心であり、日常生活の改善に関しては、実は『福祉』が担っています。学習や学校での問題に関しては、教師やスクールカウンセラーなど、『学校』も相談先の1つです。また、サポートグループの『仲間』なども挙げられます。その他にも、書籍やインターネットなどの『情報』も相談先に当たります。つまり、当ブログも相談先の1つとして考えてもらって結構です。このようにして見れば、相談できる相手・場所は非常にたくさんあります。そして、このような相談先は、1つではなく、たくさん持っている方が良いです。もし、どこに行けばわからない場合は、各都道府県に設置されている『発達障害者支援センター』に相談してみてください。より身近な支援が得られる所を紹介してくれます。たくさんある相談先を少しずつでいいので、利用できるように、問い合わせたりアクセスしてみてください。それでは、今からやっていただきたいことがあります。さっそくですが、先程申し上げた『発達障害者支援センター』にアクセスしてみましょう。http://www.rehab.go.jp/ddis/%E7%9B%B8%E8%AB%87%E7%AA%93%E5%8F%A3%E3%81%AE%E6%83%85%E5%A0%B1/これは、発達障害者支援センターの『相談窓口の情報』のページのURLです。まずは、このURLにアクセスしてください。そして、ご自分のお住まいの都道府県で相談窓口を探してみてください。まずは、実際にアクセスしてみて、発達障害者支援センターというものがどういったものなのかを知るところから始めてみてください。そうして、徐々に利用できる相談先を広げていきましょう。『医療機関』 『福祉』 『学校』『仲間』 『情報』 『当ブログ(僕)』『発達障害者支援センター』これらの相談先を有効活用し、今後の子育てのサポートとして使っていただけたらと思います。もし、僕に相談や質問がある場合も、コメントやメッセージでお問い合わせください。親身にご相談にお受けいたします。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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    • 【見なきゃ損!!】子どもの意欲がグングン高まる魔法の褒め方

      みなさん、こんにちは。山口謙介です。前回の記事で、子どもの『今ある能力を把握する』ということについてお話しました。そして、『今ある能力』とは『ギリギリできている能力』であるということもお伝えしました。本日は、できていることを次のステップに繋げるトレーニングをより意欲的に行うための保護者の取組についてお話します。この記事を最後まで読んでいただければすべてのトレーニングの過程でお子さまは意欲的なります。意欲的になれば、楽しいと感じ、楽しいと感じれば、親を好きだと思い親のことが好きだと、信頼関係が生まれます。この信頼関係がより強いものになればお子さまは、多少難しいトレーニングでも頑張って取り組もうとします。そうすれば、お子さまのできることはもっともっと増えていくことになり毎日の生活が笑顔溢れるものになるでしょう。しかし、反対に最後まで読んでいただければそれらが叶うことはありません。それどころか、お子さまはトレーニングにすら見向きもしないようになります。そうすれば、周りの子どもたちから遅れをとり、やがて、その遅れに気付いたとき強くこう思います。「やっぱり、僕はダメなんだ」このように自己否定し始めると、どんどん塞ぎこむようになり、元通りになるのは非常に難しくなります。その結果、学校でも家庭でも生活は安定しなくなり、お子さまの笑顔を見ることもほとんどなくなってしまいます。トレーニングもできず、自己否定へと陥り、笑顔を見ることのできないどん底の生活を送るのかそれとも、できることがどんどん増え学校でも家庭でも笑顔溢れる明るく楽しい生活を送るのかそれは、この記事を最後まで読むかどうかにかかっています。ですから、是非とも最後までお付き合いください。さて、本日はお子さまが次のステップへ進むためのトレーニングをより意欲的に行うためのお話をしていきます。何かを意欲的に行うためには、もちろん『モチベーションの維持』が大切になってきます。大人で言うならば、例えば、食べ物やブランド物のいわるゆ『ご褒美』がモチベーション維持に繋がります。これは、お子さまに対しても非常に有効なものです。しかし、毎回毎回トレーニングのたびにご褒美を与えていれば、ご褒美のためにしか動かない人間になってしまいます。そこで、今回保護者の方々に取り組んでいただきたいことは、『褒めるハードルを下げる』ということです。「あれ!?なんかこの前似たようなことを聞いたことがあるような…」このように感じている方は、僕の記事をしっかり読めている証拠です。そうです。実は、「日本的な子育ては発達障害の天敵!!このままでは、第2の発達障害の可能性も!? 」http://ameblo.jp/g0840404/entry-12088670509.htmlで『褒めること』についてはお話したことがあるのです。この記事では、「大人の『当たり前』でお子さまを測らないでください。お子さまにとっては、それは決して『当たり前』のことではなく、とてもがんばった結果なんです。だから、しっかり褒めてあげてください。」といった内容で書かせていただきました。しかし、本日お伝えする内容は、この記事とは少しだけ違います。褒めるハードルを下げる。それは、お子さまのがんばりに気付いてあげることはもちろんなのですがそれよりも、『お子さまのできていることに対してしっかり褒める』ということなのです。つまり、何かのトレーニングをしているとき、最後までいかず、途中で失敗してしまったときできていた所まで褒めてあげるということです。もちろん、トレーニングというのは、できないことがあるから、トレーニングをするわけです。でしたら、失敗することは当然のこと。できない→できるに向かって、徐々に成果を伸ばしているとき、必ずできたところまで褒めてあげて欲しいのです。最後までトレーニングを行うことができ、しっかりと結果を残せてから褒めるのではありません。トレーニングの途中で失敗しても、トレーニングをしたことを褒めるできたところまでがんばったことを褒める。たくさんの褒め言葉で、お子さまのモチベーションを高めてあげ、「よし、次もがんばるぞ!!」という気持ちにしてあげるのです。では、例えば、どんなときに、褒めるハードルを下げるのかを説明します。次の日の学校の用意を自分でしているが、どうしても忘れ物をしてしまい、いつも先生に怒られている。このようなときに、保護者がかけてあげる言葉は「また、忘れ物したの!?」ではありません。忘れ物をしなかった日に「今日は忘れ物をしなかったんだね。偉かったね。」でもありません。そうではなく、褒めるハードルを下げ、できていることを褒めるので、「自分で用意をしようとしてえらいね。」「ちゃんと連絡帳で確認してえらいね。」「用意をした後も忘れ物がないかチェックできてすごいね。」など、できていることを褒めてあげましょう。そして、次同じような失敗をしないために一言アドバイスを添えてあげましょう。「全部できたら、お母さんと確認しようか」「最後にもう1回自分でチェックしてみると明日は忘れ物がなくなるはずだよ。」このように言ってあげることで、お子さまは自信を持って、トレーニングに取り組むことができるのです。できていることを褒めてあげて、自分の今ある力を認めてもらえる嬉しさを感じ、意欲的にステップアップを目指す。これこそが、褒めるハードルを下げる本当の目的なのです。それでは、この褒めるハードルを下げることを意識付けるために今からやっていただきたいことがあります。それは、お子さまのできていることとその次のステップにある課題を1つずつ紙に書いてください。前回も似たようなことをしてもらいましたが、今回は意識することが少し違います。それは、今書いていただいたできていることの横に『ほめる!!』と大きく書くことです。こうすることで、できていることを褒める意識付けを行うことができます。お子さまの今できていることそれは、間違いなく『褒める対象』なのだと認識するのです。それが、トレーニングを継続して意欲的に行うためには必要であり、大切なことなのです。そうすれば、お子さまのできることはどんどん増えていき、少しくらい難しいトレーニングでもがんばって乗り越えようとします。できていることをしっかり褒める。是非実践していただければと思います。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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  • 05Nov
    • 子どもの『今ある力』、ちゃんと見れていますか!?先のことばかり見ていると、子どもは未来に絶望する

      みなさん、こんにちは。山口謙介です。皆さんは、お子さまのできることを増やしてあげようとたくさんの努力をなさっていることと思います。それは、これからのことを考えるということつまり、先を、未来を見るという上でとても大切なことです。しかし、お子さまの『今』に対してきちんと目を向けたことはありますか?先のことばかり考えるのではなくお子さまの『今』の状況・状態です。本日は、『今ある能力』についてのお話をしていこうと思います。この記事を最後まで読んでいただければお子さまは楽しくスキルトレーニングに取り組みます。それは、親子の信頼関係に繋がりその信頼関係は、お子さまをより意欲的にトレーニングに取り組ませることに繋がります。そうすれば、お子さまのできることはどんどん増えていき、周りの子と楽しく生活ができたり、遊んだりできます。揉め事も必要最低限で済み、周りの目を気にすることもなくなり毎日を充実したものとして過ごすことができます。しかし、反対に最後まで読んでいただけない場合、お子さまは、保護者の言うことを素直に聞こうとはしなくなります。意欲的にトレーニングをすることもなくなり、場合によっては、反抗的な態度をとる可能性もあります。そうなれば、お子さまは私生活・学校生活でどんどん荒れていき、学業も交友関係も安定しなくなります。お子さまを取り巻くトラブルも増えていき、やがて、お子さまは学校でも孤立化してしまうでしょう。最後まで読むことで、トラブルが減り、楽しく過ごせるようになる。最後まで読まなければ、トラブルが増え、孤立したつまらない生活を送ることになる。どちらをとるべきかは、もうお分かりかと思います。ほんの数分ですので、最後までお付き合いください。さて、はじめにも申し上げましたが本日お話するのは、お子さまの『今の状況・状態』です。これから、保護者の方々に意識していただくこと特に、スキルトレーニングを始めようと考えている方は、お子さまの『今のある能力を把握する』これを常に頭の中に置いておいてください。実は、この意識は発達障害の有無に関係なく大人も子どもも関係なく非常に大切なことです。何かの力を高めようとするときはその人の現状を知っていないと正しいトレーニングに取り組ませることはできません。正しいトレーニングとは、その人に適したつまり、その人の能力に合ったトレーニングということです。レベルが高すぎてもレベルが低すぎても求める力をつけることはできないのです。トレーニングのレベルが高すぎると子どもは、失敗ばかりしてトレーニングが嫌になります。トレーニングのレベルが低すぎると、達成感をあまり得ることができずつまらなく感じてしまいます。ですから、お子さまの能力に合ったトレーニングを組んであげる。そのために、お子さまの『今の能力・状態・状況』を把握することが大切なのです。ですが、今の能力を把握と一言に言っても、どこまでのレベルができているのかいまいちピンとこないですよね。もう完全に習得したレベルなのかそれとも、50%の確率で成功するレベルなのかはたまた、ギリギリできているレベルなのか非常に難しく考えがちですができるレベルとは、まさかの3つ目『ギリギリできている』というレベル何かをやったとき、ギリギリできている「うん、まぁ、一応できてはいるから、オッケーかな」「できていないわけではないからこれは、できているのかな」大人の目からすれば、思わず「うーん………」と言いたくなるレベルでもそれでいいんです。今ある能力を把握するお子さまの中に存在している能力とはギリギリできている能力のことなのです。ですから、スキルトレーニングをするときは、ギリギリできていたら、次のステップに進んでもいいんです。ギリギリできていたら、うんと誉めてあげていいんです。これが『今ある能力を把握した正しいスキルトレーニング』ということなんです。それでは、今から保護者の方々にやっていただきたいことがあります。今お子さまができていることを思い返してみて、1つ紙に書いてみてください。時間がなければ、口にするだけでもかまいません。しかし、ただ何でもいいとなると範囲が広すぎるので、ある程度限定しますね。お子さまが今はできていないことの前のステップにしましょう。できていないことの前の段階にあたるできていること。例えば、お友達とよく口論になりその原因が、お子さまの、相手の要望をのめない点にあるとします。この前の段階でできることというのは、我を通してしまい相手の要望はのめないが相手の話を聞こうとする。この『相手の要望を聞こうとする』これはできていることですね。このように、できないことからできることを逆算的に考えていきお子さまの『今できていること』を1つ見つけてあげてください。これが、お子さまの今ある能力への理解の第1歩となるんです。まずは、『できること』これをしっかり見つめてあげてお子さまのこれからの成長に繋げていってもらえればと思います。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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  • 01Nov
    • 【超重要】子どもよりもまず自分!!発達障害の子をもつ母親は10倍の抑うつの危険性が!?

      みなさん、こんにちは。山口謙介です。僕のブログを熱心に読んでくださっている方なら、すでに何かしらの行動を起こしていることと思います。その積極的な行動はとても良いものです。いくら読んでいても、動かなければ、何の意味もありませんからね。そんなお子さまのことでいつも頭をいっぱいにしていらっしゃる保護者の方々へ本日はいつもと少し違ったお話をしようかと思います。時に、読者の皆様、お子さまの心配はもちろんされていると思いますが、ご自分の健康への心配はしていらっしゃいますか?おそらく、多くの読者の方が「え、してない…」と答えることでしょう。ハッキリ言わせていただきます。ご自分の健康についてもきちんと配慮してください!!本日は、お子さまのお話ではなく、保護者の方々の健康についてのお話をしていきます。さて、ここまで読んで「戻る」ボタンを押そうとしたあなた……。ちょっと待ってください!!この記事、最後まで読まなかったら、あなた……抑うつになるかもしれませんよ。「別に関係ないし……」と思い、またしても「戻る」ボタンを押そうとしたあなた……。健康でない人間が子どもを健康的に育てられますか?そうです。子どもを健康に、健全に育てようと思うなら、まず、育てる人間が健康でなければなりません。健康でない人間が子どもを育てる。それは、子どもの成長には非常に悪い影響を与えます。悪い影響を受けて育つ子どもは、ストレスを抱えるようになり、それは、二次障害や第2の発達障害にも繋がる恐れがあります。健康な人間が子育てをすれば、子どもは健全に育ちます。これまでの記事の内容を実践していただいているならなおのことです。しかし、保護者が健康を害してしまえば、その努力も無駄なものとなります。全てが悪い方向へ進んでいきます。できることが増え、笑顔も増えていく生活を送るかそれとも、ストレスをかかえ、できないままで、親子ともに笑顔なく生活を送るかそれは、保護者の健康維持にかかっています。つまりは、この記事を最後まで読んで、ご自身の健康にきちんと目を向けられるかどうかにかかっています。ですから、是非とも最後までお付き合いください。さて、では、まずは、数字から見ていきましょう。発達障害の子どもをもつ母親は、一般の女性の約10倍、抑うつリスクが高いというデータがあります。(うつ病と抑うつは別物です。強さや妄想の度合いが両者で異なります。)やはり、発達障害のお子さまのことを考えていると、どうしてもストレスがかかってしまいます。特に、将来への不安や、周りから理解してもらえない孤独感「自分の育て方が悪い」といった自分を否定する感情こういったマイナスの感情が原因で親自身にメンタルヘルスの問題が生じやすくなっています。ですから、本日お考えいただきたいのは、保護者自身の健康です。健康を害することで、ご自身だけでなく、お子さまにも、それは大きく影響を及ぼします。物事をネガティブに捉えてしまうがために、「お前みたいなダメな子が」などと否定的な言葉を使う。ちょっとしたことでも感情を抑えられず、お子さんを罵倒する。そうではなくとも、意欲的な子育てもできる可能性は極めて低いでしょう。スキルトレーニングなんてもってのほかです。こうして考えても、保護者の健康というのはお子さまにとって非常に大きいものだとわかります。私がこれから言うことは気休めかもしれません。しかし、1つの考え方として頭の片隅に心の片隅にしまっておいてください。子どもはみんな違います。それは、発達障害があるなしの話ではありません。子どもの発達のペースという意味です。子どもの発達速度は、一人一人みんな違います。そして、子育ては、今だけでなくずっと長く続くものです。ですから、疲れたときには、無理をしてがんばりすぎないことが大切です。がんばっている姿は、お子さんもしっかり見てくれています。それは、あなたがお子さんの努力を見ているのと同じです。子どもも、親の頑張りはしっかり見ています。もちろん、疲れているのも見ています。そして、わかってくれます。一人で背負うことは、お子さんにとっても、「迷惑をかけているのかも」と感じさせるものです。ですから、みんなで楽しく過ごすためにみんなが少しずつ背負っていく心構えが大切です。そうすれば、みんなの心が少し軽くなり、これからの生活を少し明るく考えることができます。決して一人で背負ったりはしないでください。それでは、今から少しご自身の健康に目を向けていただきます。時に、最近ちゃんと眠れていますか?不眠状態が続いているなんてことありませんか?健康の基本は睡眠です。(もちろん、食事も大切ですよ!!)自分がきちんと眠れているかを考えてみてください。毎日ぐっすり眠れている方はそれでオッケーです。しかし、不眠状態が続いている人はもしかしたら、少し疲れているのかもしれません。もし、1ヶ月間不眠が続いているようなら、注意してください。それはうつのサインとも言われていますからすぐに医療機関を受診してください。精神的な不調は、やはり、睡眠に現れるので、本当に気をつけてくださいね。良い子育ては、健康な大人しかできない。このことを忘れずに、日々のご自身の健康維持にも努めていってもらえたらと思います。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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    • 【警告】そのトレーニング、実は子どもは嫌がってるかも!?意欲的にトレーニングに取り組ませる4ヶ条

      みなさん、こんにちは。山口謙介です。前回は、遊び感覚でできるスキルトレーニングを行うことで、お子さまとの信頼関係を深めるお話をしました。今回の記事は、そこからもう1歩深めた『意欲的にトレーニングするための保護者が行う工夫』についてお話しますこの記事を最後まで読んでいただけたらお子さまは、スキルトレーニングをとても意欲的に行うようになります。前回『遊び感覚で』というお話をしましたが、これには1つ落とし穴があるんです。これは、多くの保護者の方々がしてしまう失敗なのですが、『遊び感覚』にしようとして完全な『遊び』にしてしまうのです。せっかくお子さまが楽しくやっているのですが、能力向上よりも、楽しさが上回ってしまいあまり意味のないものになってしまうのですしかし、この記事を最後まで読んでいただくことで、楽しさと能力向上のバランスが良くなります。つまり、楽しくトレーニングしながらもきちんと能力も向上できるのです。能力が向上すれば、お子さまのできることが増え、発達障害の症状が目立たなくなります。そうすれば、お子さまが、周りの子どもたちと同じように生活ができる日が、普通に生活するよりも遥かに早くやってきます。そうなれば、お子さまは、劣等感を抱くこともなく、周りから冷ややかな目で見られることもありません。ありのままの姿で、のびのびと生活し、成長していくことができるのです。しかし、反対に最後まで読んでいただけない場合、楽しくトレーニングすることはおろか、それ自体にすら、見向きもしなくなります。トレーニングに見向きもしないつまり、それは、『できないことはできないまま』ということに繋がります。お子さまのできないことが周りの子どもたちから目立つようになり、お子さまも徐々に劣等感を募らせていく。できないことをどうにかしようとするスキルが保護者にないがために、お子さまはどんどん塞ぎ込んでいきます。この記事には、この『できないことをどうにかするスキル』が書いてあります。お子さまがのびのび育つかそれとも、塞ぎ込んだ生活を送るかそれは、保護者の方々が最後までこの記事を読むかどうかにかかっています。是非最後までお付き合いください。さて、本日は、お子さまへのスキルトレーニングが『遊び』にならず、『遊び感覚』で能力向上を目的としたものにするためのお話です。『遊び』にならず、『遊び感覚』にする。非常に難しいですが、ここで1つ押さえておくポイントがあります。『遊び感覚』とは、言い換えれば、『意欲的に行う』ということです。つまり、お子さまが『意欲的に』トレーニングを行うようになれば、それはもう成功したも同然なのです。意欲的にトレーニングをするためには、もちろんですが、子どもも「楽しい!!」と感じなければいけません。この「楽しい!!」をお子さまが感じられるように、保護者の方々で工夫をしていただく必要があるのです。しかし、ただ、「工夫をしろ」と言っても、なかなか難しいものですね。ですから、まずは『楽しさ』を感じる基本的なポイントをお伝えします。(このポイントは、保護者の方々に意識していただくスキルトレーニングの具体的な工夫の仕方にも繋がるので、しっかり覚えてください)子どもが「楽しい!!」と感じるには、以下の4つが挙げられます。①達成感②褒められる③増えていく期待④コンプリート感それでは、1つずつ簡単に説明していきます。①『達成感』これは、何かを習得した際に、「やった!!できた!!」と感じるものです。この感情で、「僕でもできる」という『自己肯定感』を得ることができます。②『褒められる』これは、何かを達成・習得したときに褒められたら嬉しいと感じるものです。褒められることで、①の『達成感』は大きく膨れ上がります。基本的には、この2つで事足ります。しかし、お子さまにとって、かなり難易度の高いものをトレーニングするときには、以下の③と④を試してください。③『増えていく期待』習得するスキルまでの道のりを小さく分け、徐々にステップアップしていくものです。こうすることで、自分のできることが増えていく楽しさを感じることができ、今後のトレーニングに期待を持てるのです。④『コンプリート感』これは、③の『増えていく期待』の延長線上にあるものです。できることが増えていき、「全部できるまで頑張る!!」といった感情です。この感情を起こさせる簡単な方法があります。『コンプリートするものを視覚化』することです。例えば、表やすごろく形式にし、できるようになったことと、これからチャレンジすることを見えるようにします。お箸を使えるようにするスキルトレーニングなら、「スプーンでスープがのめる」↓「スプーンでお豆がすくえる」↓「フォークでお肉がさせる」↓……………↓「お箸でお肉が食べられる」↓「お箸でサラダが食べられる」↓「お箸でお豆をつまめる」などとした表を用意し、できるようになったものに色を塗ったり、シールを貼ったりします。こうすることで、お子さまは、「早く全部塗れるようになりたいな」「早く全部シールを貼りたいな」と思い、トレーニングに意欲的になります。4つの簡単な説明は以上です。この4つのうちのどれかをスキルトレーニングのレベルに応じて取り入れることで、お子さまの意欲はグッと高まります。①達成感と②褒められるこの2つは、保護者の接し方でなんとかなりますが、③増えていく期待と④コンプリート感この2つは、保護者の方々も何かしらの準備をしなければいけません。やはり、難易度の上がるスキルトレーニングを行うには、保護者の方々もそれなりに苦労を伴います。こればっかりは、仕方のないことなので、ご了承ください。それでは、具体的な方法もお伝えした所で、今からやってもらいたいことがあります。それは、『②褒められる』について考えることです。お子さまが意欲的にスキルトレーニングに取り組むかどうかは、やはり、保護者の言葉かけにかかっています。そして、その言葉かけの中心になるのが、『褒め言葉』です。この褒め言葉、少し思い返してみてください。ただ、「よくがんばったね」とか「えらいね」とか「すごいね」とか具体性を欠いた褒め言葉になっていませんか?以前もお伝えしたことがありますが、褒める時は、絶対に具体的に褒めてください。そうすれば、お子さまは「自分は見ててもらえてるんだ」という気持ちになり、より一層頑張ろうとします。思い返してみて、具体的に褒められているなら、それで結構です。しかし、そうでないなら、少し褒める練習を頭の中でしてみてください。そうすれば、徐々にあなたの褒め言葉にも具体性が出てきて、良い褒め方になります。お子さまが「楽しい!!」と思えるようなスキルトレーニングお子さまが意欲的に取り組めるスキルトレーニング『遊び』にならない能力向上を伴ったスキルトレーニング基本ポイントの4つを意識して、是非実践していただければと思います。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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    • お子さんとの信頼関係、ちゃんと築けてますか!?子どもの成長速度は、親子の信頼関係に比例する。

      みなさん、こんにちは。山口謙介です。この記事を最初から読んでいただいている方は、おそらく「動かなければ!!」とお思いかと思います。危機感や焦燥感に駆られ、動き出すのは、決して悪いことではありません。しかし、この手の感情は、よく方向性を見失うものでもあります。いわゆる「頑張ってはいるけど力の注ぎ方が間違っている」というやつです。本日は、保護者の方の力の注ぎ方についてお話しようと思います。この記事を最後まで読んでいただければ、1つとても良いことがあります。お子さまのできることが増えるこれは目的ですなのですが、今回は、その過程に注目していいただきたいです。能力を伸ばす過程で親子の信頼関係がグッと深まります。この信頼関係に注目してください。親子の信頼関係が深まれば、お子さまは、今後の取り組みにより一層意欲的になります。そうなれば、お子さまはいろんな事にチャレンジしようとし、どんどんできることが増えていきます。できることが増えれば、それは、「発達障害が目立たなくなる」ことに繋がります。その結果、お子さまは周りの子どもたちと同じように生活し、毎日を明るく楽しく過ごせるのです。しかし、反対に最後まで読んでいただけない場合、1つ悪いことがあります。もうお分かりかと思います。親子の信頼関係が損なわれるということです。親子の信頼関係が損なわれれば、お子さまは、今後の取り組みに意欲的にならず、できないことができないままになります。そうすると、余計に意欲は低下していき、やがて全てを放棄するようになるでしょう。「やっぱり、僕は何をやってもダメなんだ………」このように塞ぎこむようになり、お子さまの笑顔を見るのは、非常に難しくなります。大人の社会でも大切な信頼関係これをお子さまときちんと築けるかどうかで、今後の生活は、大きく変化します。是非とも最後まで読んでお付き合いください。さて、先程から申し上げている『信頼関係』この信頼関係を築くのに、大切なことは何だと思いますか?大人の社会では、「嘘をつかない」「仕事ができる」などもあるでしょう。しかし、子どもの場合は、もっとシンプルなものです。それは、『好き』という感情です。子どもは、相手を好きになれば、信頼し、今後も関係を続けていこうと考えます。では、この『好き』という感情相手からこの感情を勝ち取るにはどうすればよいでしょうか?それは、『相手に楽しいと思わせること』です。「この人と一緒にいると楽しいな」「この人と遊ぶと楽しい!!」子どもをこのような気持ちにさせることが、『好き』に繋がり『信頼関係』に繋がるのです。親子の場合でも同じです。楽しくなければ、好きにはなれず、信頼関係には繋がりません。親子の信頼関係で大切なことは、何よりも『お子さまに楽しいと思わせること』なのです。ですから、保護者の方々にやっていただきたいことは、お子さまに楽しいと感じさせるスキルトレーニングです。何かの技能を習得するには、その技能を手に入れるスキルトレーニングが必要です。このスキルトレーニングに『楽しさ』を盛り込むことが大切なんです。では、スキルトレーニングに『楽しさ』を盛り込む具体的な方法は、何でしょうか?それは、『遊び』です。子どもは、特に小学校卒業までの子どもは、とにかく、『遊び』で力をつけます。これは、年齢が低いほど、効果が高いです。例えば、お子さまの走る能力を高めたいと思ったら、陸上のようなトレーニングでは、あまり効果は得られません。それよりも、効果的なのは、おにごっこです。走ることを目的として、走るよりも、捕まえることを目的とし、走る方がずっこ効果は高いのです。(理由は単純に捕まえた方が楽しいし、「捕まえたい」と思う方が一生懸命走るからです。)つまり、目的とそれに到達する手段が違うのです。ですから、何かのトレーニングを行う際は、目的と手段を違うものにし、『遊び感覚』でできるものにしてください。そうすれば、お子さまは楽しくトレーニングに取り組むことができ、お母様のことを好きだと感じるようになり、信頼関係に繋がります。それでは、今から読者の方にやっていただきたいことがあります。それは、お子さまが普段やっている遊びは、どんな力を高めるかを考えることです。視覚化するために、紙に書くのもいいですね。まずは、1つだけでいいので考えてみましょう。他にも思い付くものがあれば、2こ3こと考えてみます。こうすることで、目的と手段を別にする考え方に慣れることができるようになります。そうすれば、保護者の方々がいざスキルトレーニングを考えてみるときでもスムーズに思い付くことができます。目的と手段を別にした『遊び感覚』のスキルトレーニングこれをお子さまと実践し、お子さまの能力を高めるとともにお子さまとの信頼関係も深めていってもらえればと思います。

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  • 28Oct
    • 親の「やらなくてもいいよ」の一言で、子どもは社会から弾き出される。

      みなさん、こんにちは。山口謙介です。突然ですが、皆さんに聞きたいことがあります。自分の苦手なことって、自分から進んでやろうと思えますか?おそらくこの質問に自信を持って「Yes」と答える人はなかなかいないと思います。そりゃあ、そうですよね!!得意なことや、好きなことは、自分から進んでやろうと思いますが、苦手なことはなかなかできませんよね。では、発達障害の子どもの場合はどうでしょうか?おそらく大人よりも多くの子どもが「やろうとは思わない。」と答えると思います。しかし、残念ながら、やりたいばかりの世界ではないのが現実です。それは大人も身に染みてわかっているはずです。本日は、発達障害の子どもが進んでやろうと思わないことに対して、保護者はどうに向き合えばよいかについてお話しようと思います。この記事の結末まで読み進める頃には、読者の方のほとんどがこう思うはずです。「今のままでは、うちの子は歪んだ考え方になってしまう」と。それは何故か。子どもの気持ちを大人が理解していないからです。大人こそが目的を見失い、歪んだ考え方をしているからです。そして、その歪んだ考え方を子どもに押し付けるがために、子どもの感覚も歪み始めます。しかし、子どもも成長し、いろいろなことがわかってくるようになると、自分の歪んだ『異質さ』に気付いてきます。しかし、気付いたときはもう遅い。歪んだままの生活をしていると、それを直すことは困難を極めます。歪んだ性格のまま、一生を過ごすことになり、最終的には、誰もついてはきてくれなくなります。つまり、社会から弾き出された存在です。最後まで読んでいただければ、社会に出ても十分生活できるスキルを身に付けることができるでしょう。つまり、社会の一角を担う学校生活でもうまくやっていけます。そして将来的には、トム・クルーズ氏やスティーブン・スピルバーグ氏のような著名人になれるかもしれません。しかし、最後まで読んでいただけなければ、著名人どころか、社会人にもなれず、社会から弾き出されます。つまり、学校生活からもはみ出しものにされます。大人の歪んだ考え方を子どもに押し付け、お子さまが同じ道を歩むかどうかは、最後まで読むかどうかにかかっています。言い換えれば、お子さまの社会的な能力を今以上のものにするか0(ゼロ)にするかが最後まで読むかどうかにかかっているということです。ですから、本日も是非とも最後までお付き合い願います。さて、おそらく、読者の方のほとんどが気になっている言葉として、「大人の歪んだ考え方」が挙げられると思います。実は、この考え方、かなりの数の大人が口にしたことがある考え方です。大人は、何かの課題をしていて、四苦八苦する子どもに対してよくこう言います。「できなくても、死なないからやらなくていいよ」と。この「死なないから、やらなくてもいい」という考え方こそ、大人の歪んだ考え方です。発達障害の子どもは、何かの課題をするとき、癇癪を起したり、必要以上にイライラしたりします。そのとき、この「死なないから、やらなくてもいい」は最も言ってはいけない言葉です。少し論点を整理してみましょう。お子さんがやっているその課題…生きるためにやっているのですか?ちがいますよね。課題だからやっているんですよね。課題をこなすことで、能力を向上させるためにやっているんですよね。確かに、何か能力を上げるのは面倒なことだったり、つらいことだったりします。しかし、それを乗り越えなければ、当たり前ですが、力はつきません。力をつけるためにやっていることを、大人が勝手に論点・目的をずらし、「やらなくてもいい」なんて言ってしまう。それは、お子さまのレベルアップのチャンスを奪っているのと同じです。しかし、それだけなら、マイナスな部分は生まれません。ここで注意していただきたいのは、お子さまの「やらなくていい」基準が著しく下がるということです。「嫌なことはやらなくてもいい」さらに言えば、「気の進まないことは、やらなくていい」極論を言えば、「思い通りにならなければ、思い通りにさせればいい」見事な負の三段跳びです。この負の三段跳びの先にあるのは、「歪んだ自分ルールの形成」です。この自分ルール、低学年のうちはまだ周りの子も理解が追い付いていないので、なんとか社会性を保つことができます。しかし、思春期を迎え、周りも自分もいろいろなことがわかってくると、それぞれの対応は、低学年のそれとは大きく異なってきます。周りの子どもは、「自分たちはがんばっているのに、あの子は、どうしてやろうとしないんだろう?」「頑張ろうともしないくせに、文句はしっかり言うんだな。」やがて、周りの友達は、「あの子にはついていけない」と感じるようになり、はみ出し者にされます。そして、お子さま自身も嫌な事から目を背けていた分のツケが回ってきてこう考えます。「どうして僕はこんなにできないんだ」「どうして僕はだめなんだ」「僕は何をやってもだめだんだ」やがて、この考え方は、自分を正当化するために、周りの人を、環境を悪者にしていきます。「僕ができないのは、社会が悪いんだ」「環境が悪いから、できないだけなんだ」ところが、この考え方は、社会では全く通用しません。結局、お子さまは、社会からはじき出され、能力の向上もないまま疎外されます。能力もなければ、社会性もない。まさに、お先真っ暗な人生の始まりです。これが、大人の歪んだ考え方を子どもに押し付けた結果です。ですから、発達障害のお子さまをもつ保護者の方々は、この大人の歪んだ考え方の取扱いには十分注意をしなければいけません。そして、お子さまが努力しようとモチベーションをキープできる難易度・課題量を把握しなければいけません。課題は、あくまでも能力の向上を目的としたものです。それがたとえやりたくなくて、癇癪を起したり、イライラしたりしてしまうものでも、きちんとやらなければいけません。それは、定型発達の子どもと同じです。しかし、発達障害の子どもと定型発達の子どもが、同じ課題をするのが難しいのも事実です。ですから、お子さまが頑張れるレベルを学校の先生と相談し、お子さまに合わせた課題を与えてもらうのが一番良い解決策になります。以前も申し上げましたが、現在は懇談のシーズンです。お子さまの宿題などで難しい点があるようなら、一度相談してみるのがよいかと思います。懇談の場でなくとも、電話や連絡帳で先生にその旨を伝えてみてください。きっと力になってくれるはずです。これも、学校との、担任の先生との信頼関係です。「やらなくてもいい」ではなく、「できることをできるだけやる」この考え方が大切です。これは、発達障害をもつ著名人も同様のことを行ってきているはずです。嫌な事から目を背けた人に明るい未来は絶対にきません。彼らも度重なる苦労の末に、今の地位を獲得しているのです。ですから、たとえ、課題をこなすことに苦労しても、「苦労してでも、最後までできた!!」という達成感を味あわせてあげてください。それが、苦しいことにも立ち向かうための強い心、負けない心をつくる方法です。それでは、本日も今から1つだけやっていただくことがあります。まずは、保護者の方々の過去に言ってしまった「やらなくてもいいよ」の数を思い出してみましょう。0回の方は、本当に素晴らしい子育てをされていることと思います。癇癪を起す数だけ言ってしまっている方がいらっしゃったら、これからは、その言葉を飲み込む努力をしてみてください。今からなら、まだ直せます!!「やらなくてもいいよ」から「どこまでならできそう?」に変え、達成できたら、「本当によく頑張ったね!!」困難なことを達成する喜びを、お子さまと一緒に味わい、これからの社会を背負う人材を育てていくことを心から願います。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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はじめまして、こんにちは。 私立小学校で教師をしている 山口謙介と申します。 最近、よく耳にす...

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