パエリア発祥のスペイン、バレンシア。

そのバレンシアの伝統パエリアは、ウサギ肉、白いんげん豆、モロッコいんげんなどの具材が入っていて、多少具のバリエーションはあっても、シーフードは入っていません。

バレンシア風パエリア（paella valenciana）といえば通常はそのパエリアのはずなのですが、フランスのスーパーで発見したバレンシア風パエリアは…

鶏肉、チョリソ（パプリカなどの香辛料の効いたソーセージ）とシーフード。写真ではムール貝とエビが見えます。

日本のレシピを探してみたら、またもや鶏肉、チョリソ、シーフード。

海外ではそういう「バレンシア風パエリア」が主流？それとも自分の理解が間違っているのかな?と思いスペインのレシピを見てみると、やっぱりシーフードは入っていません。

結局チキンやウサギ肉が入ってさえすればいい感じ?

スペインの和食を名乗るお店でも同じようなことがありますが、たまにどう間違えてそうなったのか気になってしまいます。

バレンシア風パエリアの不思議