昼間っから重ためな話をぶちこんじゃうG-tomicaです。
さぁ本題。
tomica行きまーす。←もちろん脳内声優はアムロ・レイで
私の母は浮気•不倫をサレてた妻歴が長く、相当なベテランでした。
大ベテランだったの。
一人や二人、三人や四人じゃなかったから。
(先に言うね。不倫相手が一人だからって、良い不倫ではないからね)
私の生物学上の父は何度も何度も浮気•不倫を繰り返し、その度に母は何度も何度も再構築を繰り返しました。
父が、とんでもないDVとモラハラを繰り返してもです。
暴君でしたよ。
どこかの国の黒電話みたいな。
母の年代の考えとして、
女は耐えるもの
離婚しても帰る家はない
親が離婚すると子供がかわいそう
そう思っていたんです。
が、私の世代はすでに
女だけが耐えるなんて理不尽
離婚しても実家は実家
親の離婚で子供がかわいそうなんて意味がわかんない
と、考えていました。
そう、我慢し続けるなんて、バッカじゃないのー?くらいに思う世代。
母は、第二子である私が、せめて高校を卒業するまで離婚しないつもりでした。
高校受験のときに、すでに家庭内が大荒れで勉強できる環境になかったのにです。
国家公務員の父と、専業主婦な母。
兄はスポーツ優秀で、特待生として大学まで進学し、私は成績の良い子でした。(←良かったはず!Cちゃん、そうだよね?w)
外から見たら、家も大きく持ち物も着ているものもお金がかかってる。
幸せそうに見えている家庭でした。
母の世代は
家族の形を守る
それが美徳と考えていましたし、その頃はそれが目標だったのでしょう。
母は必死で、『家族の形』を守ろうとしました。
子供のためにってね。
私が高校生のある日、夫婦喧嘩が相当大きなものになり、私は父親と戦いました。
相変わらず母を殴り蹴り飛ばし、投げつけ、髪の毛を掴んでは引きずり回し…。
泣き叫んでいた母を助けるために、ゴルフクラブを持ちました。
未成年だったので、事件になっても怖くなかったのが本音です。
親友たちは知っているけど、私は本気でやる気だったよ
たぶんやっていても、後悔していなかった
あわやというところで、大ごとにならずにすみましたが、母に「いつまで我慢しなくちゃならないの??」と聞いたことで、母は離婚を決意します。
子供のためにと思っていたことが、子供を苦しめていた
子供を犯罪者にはできない
そこでもう諦めたそうです。
専業主婦でしたが、養育費も慰謝料ももらっていません。
当然、別居中の婚費も。
裁判もしましたが、父は理由をつけて支払わず時効になりました。
再婚相手には支払ったと言っていました
シテいる側の女性は、専業主婦が離婚しないのは、夫の生活費が欲しいからだという人がいますが、母の場合、専業主婦でしたがそうではありませんでした。
※不倫相手の女性が、「働け」とか相手の家計に口を出すことは余計だと思うよ
踏ん切るまでが時間がかかりますが、決心したら早かったです。
その後は、お金では大変だったけど、大きな声で笑える毎日は幸せでした。
今でもこのことを書くのは苦手です。
気の毒に〜みたいな目で見られるのも好きじゃない。
だって幸せだったから。
DVやモラハラについて書いてある投稿を読むと、今でも動悸がするし、呼吸が苦しくなります。
母が諦めたことは、悪いことだったのかな?
誰かが犯罪者として捕まるか、死人が出るまで我慢して再構築すればよかったのかな?
何が正解だったかはわかりません。
正解はそれぞれにあるでしょうからね。
でも、私は犯罪者にならず、死人も出ませんでした。
母と兄と私はこれで良かった。
私達の正解はコレだったってだけ。
そんな家族の話です。
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