[機動戦士ガンダムUC RE:0096] 第22話 帰還 | ガンダム語りたい ガンダム視聴記録

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最終回!!

 

前回はフルフロンタルさんから「未来への絶望」のイメージを見せつけられたが、昂る「可能性」という熱意でフルフロンタルさんを浄化させたバナージくん

 

「袖付き」は首領、そして戦力を失った事で戦いは終わったと思いきや、コロニーレーザー「グリプス2」がメガラニカを狙っていた

 

てか冒頭の「100秒でわかるユニコーンガンダム」、公式であーいうのやるのかワロタわ

 

甲斐田裕子さんってマリーダさんの人だよね

 

リディは「振られた」のが原因って事を公式で告知しただけですか?

 

 

第22話 前半

 

コロニーレーザー「グリプス2」

 

かつてティターンズが建造した兵器なのだが、結局エゥーゴに奪われた

 

そしてそのコロニーレーザーでティターンズは致命的なダメージを受け敗北したのだ

 

コロニーレーザーが未だ現存していたのはスペースノイドへの恫喝のためか、それとも安全装置のようなものか

 

逆襲のシャアで使われなかったのはシャアの行動が迅速だったからか

 

 

さてネェル・アーガマでもコロニーレーザーの存在をキャッチ

 

バナージはサイコフィールドを張り、レーザーを防ごうと動く

 

無茶だよバナージくん!

 

ミネバ様にメガラニカから退去を求めるバナージ

 

だがミネバ様はそれを拒否

 

「自信があるのでしょう?やってみせなさい、そして必ず帰ってきて・・約束を違える事は許しません!」

 

そしてジンネマン、ミコット、タクヤからの想いを受け止めた

 

「宇宙世紀を始めたご先祖は、増えすぎた人間をただ宇宙(そら)に捨てた訳じゃなかった・・遠い未来に微かな希望を抱いて、出来る限りの祈りを送り出したんだ・・そいつを呪いにしちまうか可能性にできるか・・それは知っておいて損はない、俺達は祝福されて生まれてきたんだって事を」

 

とリディ

 

最後に良い事言った

 

「最初からそう言ってくれれば・・分かりやすかったのに」

 

「父親ってのはいつも一言足りないのさ」

「その分は子供が自分で埋め合わせなくちゃならない」

 

「災難、ですね」

 

あ、なんか雰囲気が最終回っぽい

 

ミネバ様、ジンネマン、ミコット、タクヤ

 

サイアム、ネェル・アーガマのクルー

 

そしてマリーダ、ダグザ、カーディアス、ロニ

 

縁ある人達の想いを受けてバナージはコロニーレーザーに立ち向かう

 

 

シャイアン地下基地にて

 

ローナン議長は己が仕出かした事で息子を失う事になる絶望感に打ち震えている

 

マーサも事の成り行きに今更ながら怖気づいているようにみえる

 

コロニーレーザーのようなモノを扱うのは、怪物のようなメンタルを持ってないといけないのだ

 

進むカウントダウン

 

カウントダウンが終わりに近づく中、ローナン議長はリディが大事にしていたプロペラ飛行機の模型のイメージを見る

 

恐らくローナンが息子リディに与えたものだろう

 

パニックを起こした故の幻覚か

 

この一瞬に息子との絆を取り戻したローナン、声にならない声を上げ立ち上がる

 

そしてコロニーレーザーは発射された!

 

超極太のレーザーがまずは現存していた「袖付き」艦隊を打ち砕く

 

続いてメガラニカに迫るレーザー

 

ぴきーん!

 

バナージに閃くニュータイプ音!

 

リディと共にサイコフィールドを展開する2機のガンダム

 

バンシィ、ユニコーン、そして3枚のシールドファンネルから光の壁が発生しコロニーレーザーを受け止める

 

3枚のサイコフィールドでも完全にレーザーを受け止める事はできない

 

その圧倒的な圧力に負け飛びそうになるリディだが、小さな飛行機の模型を入れていたアクセサリーが脳裏に映る

 

かつてバンシィに乗りこもうとした時に無くしたものだ

 

やはりそこに父への想いがあったのか・・

 

それを切っ掛けに再び意識を集中するリディ、バンシィからも黄金色ではなく緑の光が溢れ出るのであった

 

その緑の光は壁を突破していたコロニーレーザーのエネルギーを完全に防ぎ始めた

 

 

膨大なエネルギーを受け止めるユニコーン、流石にダメージは免れないのか徐々に破損していく

 

そしてバナージの緊張が極度に達し、とうとう彼のニュータイプ能力が限界を超えて発揮し始めた

 

それに反応し、ユニコーンのサイコフレームが物理的に溢れ結晶化現象を起こした

 

光に包まれるコックピット

 

バナージは再びマリーダさんの声を聴く

 

「今のお前達には見えないものだ、私には見える」

「ここでは時間さえ輝いて見える、どんな絶望の中にも希望は生まれる」

「お前は光だ、哀しみすら糧として道を照らせ、姫様と二人で」

 

その言葉を理解したのか、笑みを浮かべるバナージ

 

「人は今戸口に立っている、いつか肉体を持ったままそこをくぐれる時が来るのかもしれない」

 

バナージの体からバナージが抜け出る

 

「この虹の彼方に道は続いている・・」

 

サイコフレームの輝きに精神が吸わてしまったバナージ

 

戸口というのは精神世界への入り口だろうか

 

サイコフレームとの完全な同調は現実世界と精神世界を繋いでしまうのだろうか

 

2001年宇宙の旅か何かですか?

 

そしてコロニーレーザーの発射が終わった

 

 

第22話 後半

 

ミネバ様の言葉

 

シャイアン基地は絶望に包まれていた

 

ローナンを憐れむマーサ

 

全ては終わったのだ・・

 

しかし、そこにミネバ様からの通信が割り込んでくる

 

『この世界に住まう、すべての人たちへ・・』
『私はミネバ・ラオ・ザビです、このような形で皆さんに語りかける無礼をどうぞお許し下さい』

 

「これは何!? どこから発信しているの!!」

 

声を上げるマーサ

 

当然だミネバ様からとはありえない

 

コロニーレーザーを受けて無事なモノなどありえないのだ!

 

「メガラニカ!目標健在!」

 

オペレータが驚きの声を上げる

 

『私はかつて、ジオン公国を先導したザビ家の血を継ぐものです』

『しかし、これから私がお話しすることは、私の出自とはなんら関係がありません』

 

リディは宇宙の浮かぶユニコーンの変わり果てた姿に声もでない

 

『今日、私は、連邦政府の根幹に関わるある秘密を知りました』
『この世界に住むひとりの人間として、私はその秘密を皆さんにお伝えしようと思います』

 

ミネバ様の凛々しいお姿がメガラニカの通信ジャック能力で全宇宙に発信されている

 

『宇宙世紀の開闢と共に発布された宇宙世紀憲章」

『連邦政府の礎であり、政策決定の要石たる石碑のことは、皆さんもご存知でありましょう』
『96年前、首相官邸ラプラスの中で造られたそれは、直後に起こった爆破テロによって失われたと信じられてきました、しかし、それは失われてはいなかったのです』

『レプリカの石碑がダカールの議事堂に飾られる一方で、オリジナルの石碑は永い間隠されてきました』

 

流れるBGMはエピソード1の主題歌の音だけVer

 

『ご覧いただきたい、いま私の後ろに映し出されているのが、ラプラスで造られた本物の宇宙世紀憲章なのです』
『お分かりのことと思います。本物の宇宙世紀憲章には、私たちが知らない一章が付け加えられていました』

 

メガラニカから砲台が露出していく

 

埋め込まれた防衛兵器だ

 

ネェル・アーガマとメガラニカに連邦艦隊が向かっているらしい

 

リディにもその旨は伝えられる

 

『将来、宇宙に適応した新人類の発生が認められた場合、その者たちを優先的に政府運営に参画させることとする』

『未来と題されたチャプターには、そのような条文が記されていたのです。無論、これはニュータイプを指して言ったことではありません。宇宙に進出した人類は、その認識力を拡大させ、誤解なく他者と分かり合えるようになる』

 

『ジオン・ダイクンがニュータイプ論を提唱するのは、この憲章が作られてから40年以上も経ってのことです』

『ラプラス事件とともに葬られたこの一節は、遠い未来に手向けられた祈りでしかなかったはずなのです。でも、その偶然の一致が、この憲章を呪いに変えてしまいました』

『この一節が、ジオンのニュータイプ論と結び付けられ、スペースノイドの独立運動を刺激したらどうなるか』

 

全世界に言葉が伝わっていく

 

世界の、どこか見覚えのある場所が映し出される

 

『最初は、ラプラス事件の真相を語るものでしかなかった石碑は、その時から、連邦政府を覆しかねない恐怖の的になったのです』

『連邦はその存在を恐れ、石碑を手にしたビスト財団と共謀の下、これを「ラプラスの箱」と呼んで封印してきました』
『それは悪しき行為であったかも知れませんが、平和を維持するためにはやむない決断でもありました』
『しかし、それが制度として受け継がれていった結果「箱」が持つ本来の意味は失われ、ニュータイプ的なものを危視する心性だけが根付いていったのです』
『一年戦争という悪夢を経て、その心性は連邦政府の硬直性そのものになりました』

 

『あと数年のうちに、ジオンの名を持つ国家は消滅し、ニュータイプ神話も歴史の闇に埋もれてゆくでしょう。それは、よいのです。この事実の公表をもって連邦を糾弾し、ジオン再興に結び付ける意思は毛頭ありません。もしそのようなことを考えるものが現れれば、ミネバ・ザビの名において粛清する、と宣言しておきます』
『そのようなことではないのです。『ラプラスの箱』とは、人の善意を収めた箱でした。百年前、私たちスペースノイドは、善意とともに宇宙に送り出されたのです。良心を慰めるための欺瞞でも、結果に責任を持てない祈りであったとしても、そうせざるを得なかった人たちの心に想いを馳せてみてください』
『少ない選択肢の中から最善と思われるものを選び取り、後世に一縷の願いを託す。事の大小の違いはあれ、私たちも日々彼らと同じ葛藤を繰り返しています。『箱』を遺したのも、封印したのも、解放したのも、みんな人が為したこと。すべて私たちひとりひとりの罪であり、打算であり、破滅にも希望にも転じる可能性なのです』

 

ミネバ様の放送を聞き、声を荒げるマーサ

 

「すぐにゼネラル・レビルを差し向けて! なんとでもなるわ! こんなこと、世界でどれだけの人間がこの放送の意味を理解できると思って!? 活動家が騒いだって、たかが知れてるわ。デタラメだったと政府が発表しさえすれば・・」

 

「当然、軍は然るべき対処をします。ですが、それは民間人であるあなたには関係のない話だ」

 

とビシッと釘を刺すブライトさん

 

「もうよしましょう叔母さん。『箱』の魔力は失われたのです」

 

アルベルトがやたらスッキリとした顔でマーサに言う


「アルベルト・・」

 

「終わったのです。また始めましょう」

 

「マーサ・ビスト・カーバイン。今回の事件について、色々お聞きしたいことがあります。ご同行を」

 

そしてマーサもまたスッキリとした顔でアルベルトを見詰めブライトさん達に連行されていく

 

彼女も彼もまた呪われていたのだ

 

憑き物が落ち、全てを認めたのか

 

「彼らの選択だ。受け容れるしかあるまい」

「父親としてはな」
 

ゼネラルレビルから部隊が出撃していく

 

ネェル・アーガマからメガラニカに人を送り、防戦の構えだ

 

メガラニカの指令室のような場所、これは1話あたりでカーディアスがユニコーンガンダム完成を職員に向けて話してた場所かな?

 

 

破壊されたローゼンズールからアンジェロが這い出てくる

 

そこにシナンジュの上半身と共にフルフロンタルが流れ着いてくる

 

その姿に一瞬歓喜するも、既にフルフロンタルが逝ってしまっている事に気付くアンジェロ

 

だが彼もまた晴れ晴れとした顔を浮かべている

 

『将来、宇宙に適応した新人類の発生が認められた場合、その者たちを優先的に政府運営に参画させることとする。西暦最後の夜、宇宙世紀憲章の末尾に付け加えられたこの一節も、また限りない善意によって紡がれたものだと言えましょう』

 

迫る大部隊にメガラニカを移動させようとする

 

放送が終わるまでは!!

 

「おれたちも行こう、バナージ。お前の役目は終わった。『ラプラスの箱』は開かれたんだ。艦に戻ってゆっくり休め・・・お前はまだ、生まれたばかりなんだから」

 

未だ沈黙を守るユニコーンに語り掛けるリディ

 

そのユニコーンが再び発光を始める

 

虹色の光を放ちながら飛び立つユニコーン

 

「これが完成されたニュータイプ!?・・そそっかしいんだよお前は、誰もそんな結果を望んじゃいない、「可能性」があればそれでいいんだ!俺もお前も!まだこの世界でやることが沢山あるはずだろ! 必ず連れ戻してやる!!」

 

最初は能力が拡大し過ぎてバナージが壊れてしまったと思っていたのだろう

 

だがリディはバナージの心がユニコーンに吸われてしまった事を理解してしまった模様

 

「そんなんでミネバが抱けるのかよ! オードリーを盗っちまうぞバナージ!」

 

ユニコーンを追うバンシィ

 

 

ゼネラルレビルの大部隊に向けてユニコーンが手を振るう

 

するとモビルスーツは全機活動を停止してしまう

 

恐らく限界を越えてユニコーンガンダムの性能を引き出した事でネオジオング同様にサイコシャード機能を発揮させる事ができたのであろう

 

その能力を使い動力をカットしたのだろう

 

その能力は正にゴッド

 

超人○ックばりの能力である

 

『この放送をお聞きの皆さん、どうかご自分の目で真実を見極めてください。そして百年前の人たちがそうしたように、善意をもって次の百年に想いを馳せていただきたいのです。私たちの中に眠る「可能性」という名の神を信じて・・・』

 

限りなく飛び続けるユニコーン

 

ユニコーンから子供のバナージが飛び出し、カーディアスに抱かれる

 

そして幼いミネバ様も現れバナージと手を繋ぐ

 

虹の彼方に向かうバナージを迎に来たのだ

 

バナージは思い出した、ミネバ様との約束を

 

ユニコーンの中から還ってきたバナージはNTDを解除しバンシィと共に帰っていったのであった・・・

 

 

≪まとめ≫

 

終わった!

 

前回この回はあんまり好きではなかったと書いたが、このラストはなかなか感動的である

 

約束を守って帰ってきたバナージ、綺麗に終わったと思う

 

全体的に高クオリティ、良好なBGMとレベルが高いのは分かっていたが、再確認した感じだ

 

 

ミネバ様の放送は一部聞こえなかったので他サイト様から文面を拝借させてもらいました

 

内容が96年間の統括!といった感じで言う事ないです

 

アドリブでここまで語れるミネバ様は恐ろしい子ですね

 

 

しかしこのミネバ様の放送を経てもなお人類が変わる事がなかったのは、哀しい事なのだろうと思う

 

ただマフティーの乱を除けば120年辺りまで一応な平和な時が訪れていたのは良い事なのだろう

 

勿論不満の種は消えることはなかったのが

 

その間にジオンは失われ、ニュータイプ伝説は薄れていった・・・

 

流行りは廃れるというリアルな流れ

 

 

さてこの「RE:0096」ってなんだったのか?(笑

 

私からするとOVAで見ているのでまあ再勉強になったし、色々発見もあった

 

結局途中から追加映像とか全く気にしなくなってしまったし

 

商業的にもどうだったのかしら

 

どの辺に差異があるのか探せばまとめてるサイトがありそうだが・・まあおいおいかな

 

今私の中にあるのは大昔買ったMGユニコーンガンダムを組みたくなったって事

 

けっこうパーツ数ありそうだなーみたいな

 

 

うーん、まあやっぱり面白いと思いましたユニコーン

 

宇宙世紀シリーズからネタを取り上げ総括した内容は興味深いし

 

ガンダム愛の溢れた作品であったなと思った

 

まあちょっとサイコフレーム云々がオーバーテクノロジー過ぎなのがアレだったが・・

 

その結果ニュータイプ能力を用いたモビルスーツ開発は限界を迎え、30年後にバイオコンピュータが開発されるまで停滞する

 

バイオコンピュータはサイコミュじゃないけどね

 

あまりにも危険すぎて連邦政府でさえ封印する事になったのだろうと思われる

 

強化人間の技術も同様な感じだ

 

クスィーガンダムもνガンダムとそんなに離れていない性能に思えるし

 

そんな意味でも「まとめ」に相応しい内容だったかな

 

 

不満なのは地上編とネオジオングぐらいかな

 

時間があれば小説も読み直したいな

 

電子書籍であるかしら

 

まあそんな感じ

 

ミネバ様のようにうまく纏める事はできない

 

バナージとミネバ様は今後どうなっていったんだろうね

 

ミネバ様とアングラでの生活を強いられる事になりそうだけども

 

ブライトやカイ、ルオ商会、セイラさん辺りが力になってくれていると予想するところがありますけどね

 

2人に幸あれ!