高速鉄道事故・中国政府が認めた「室内装飾程度」しかできない技術 | 今日のにゅうす

高速鉄道事故・中国政府が認めた「室内装飾程度」しかできない技術

「わが国の高速鉄道には知的財産権を主張できる技術は存在しない」。

中国共産党の機関紙「人民日報」のウェブサイトの人民網は、7月に起きた高速鉄道の事故を受け、このように発表しました。高まる国内からの批判に押された形だと思われます。

人民日報が書いたということは、中国政府が認めているということ。これまで「中国人が創造した奇跡」などと言って独自技術で作った鉄道であることを強調し、海外への売り込みも図っていた。さらに、日本のメーカーから「中国国内のみで使うこと」を条件に供与されていた技術をアメリカで特許申請という暴挙にも出ました。

が、そうやって中国が自慢する技術は、真似したり盗んだりしたものであることを、中国は公に認めたことになります。「知的財産権を主張できる技術」とは、独自に開発した技術という意味です。

ところが中国の高速鉄道は、北京ー上海間で開通からわずか5日の間に4回も故障が発生。さらに、7月23日には杭州発・福州行きの高速鉄道で、日本でも大きく報じられた百数十名が死亡する大事故が発生し、その信頼性は地に落ちました。

問題の人民網(人民日報)の記事には、次のようなエンジニアの発言が掲載されていました。

「数年すれば国外の設計を元に、中国でもボギー・モーター・変圧器などの生産や、国外の核心部品を使ったコンバータや自動制御システムの組み立ては可能になるだろう。

しかし、先頭車両の設計基準・原理・車体を広くすることのリスクの有無などは分からない。われわれにできるのは、塗料の塗り方や座席の素材の変更、室内装飾程度のことだ」。

「塗料の塗り方や座席の素材の変更、室内装飾程度」しかできない技術で、これまでこの国は370kmという新幹線より早い鉄道をこれまで運行してきたことになります。

恐ろしい国です。他にもいろいろありそう。


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