ウェディング和菓子

結婚式ネタです。

式場が和の雰囲気だったのと、夫があんこ好きなので、ウェディングケーキの代わりにウェディング和菓子にしました。

式場からウェディングケーキも紹介されたのですがなかなかピンとこず、上記の理由で、どうせならウェディングケーキを和菓子で作れないかなと思い付き、ネットで探したんですが、やはりケーキに比べて参考になる画像が少ないんですよね。

それでも、いい感じの画像があったので、真似して作ろうと動き出しました。

佐賀県内で上生菓子を作っている和菓子屋さんを探し、まずは電話で交渉。特大の上生菓子を結婚式のケーキカットで使いたいと話したところ、「今までそんなもの作ったことがないけれど、一度相談に来てください」と言っていただき、参考画像を持ってお店に直接交渉に行きました。

結果、直径15センチの上生菓子を作って欲しいという無理なお願いを、戸惑いながらも引き受けていただきました(ノ_＜)

途中、入れる箱がないとか、崩れやすいから運搬はどうしようかとか、いろいろと問題もありましたが、何とか式の前日には式場に私自ら運び上げることができました～！

手前に大量に置いてあるのは通常サイズの上生菓子です。こっちはケーキサーブのように、後で新郎新婦が直接ゲストに抹茶と一緒にお出ししました。

ずっしり重い練り切りの和菓子で、ケーキカットの際、ナイフを引き抜くのが大変でした（笑）

特大の方は、ゲストには配らず私の実家にお持ち帰り。後でゲストから、食べてみたかったし、中身もみたかったと言われました～。意外とみんな注目してくれていたようで。ちなみに中は三色のあんこでしたー！

しかも、この特大の上生菓子は、7000円で作ってくれました。「お店の奥さんからは、もうちょっと安くできると思ったけど
、今までに作ったことない分この値段になってごめんね」と言われましたが、十分お安いです～！しかもお会計の時に千円と端数までおまけしてくれて(/ _ ; )

結局、その他の和菓子含めて約18000円で済みました。ちなみに式場でウェディングケーキを頼むと21000円でした。

手間暇かかりましたが、ゲストのみなさんも初めて見たと言っていただいた、ウェディング和菓子が実現できて、私も大満足です。

和菓子カットの後は、お約束のファーストバイトの前にサプライズで、新郎新婦の母から新郎新婦へ「ラストバイト」をしてもらいました。「小さい頃からご飯を食べさせてくれた母親からの最後の食事」という意味合いのものです。

姉の結婚式の時、母が

「自分の子供の結婚式と言えど、なかなか近くに行けなかったし写真も撮れなかったわ」

と残念そうに言っていたので、時間を取って両親と触れ合える場面を作りたかったんですよね。あまり目立ちたくなかったかもしれませんが、ちょっと泣いて喜んでくれていたので、やって良かったなぁと思いました。

バージンロードに憧れもなかったのですんなり人前式にしましたが、父と触れ合う場面がなかったので、父には着物での退場時の介添人をお願いしました。母もそれがいいと賛成していましたし。

式場の方からは、男性は歩くの早いし絶対女性を介添人にした方がいいですよと言わていましたが、案外父の方が親戚の写真に気を使い立ち止まったり、戻ったりとゆっくりしていて、私の方がスタコラ行ってた気がします。

後から写真みても父とのツーショットはそれ以外なかったので、介添人お願いして良かったです。