雪原の処刑場
常盤御前は、三人の子供とともに、雪の中を逃げ惑ったのですが、ついに平清盛に捕らえられました。その夜、従女たちに強制的に湯浴みをさせられ、膣の中に毒薬など隠し持っていないか、指を入れられ、弄られました。十二単の正装にさせられて、寝殿に召されました。寝殿の外は、牡丹雪が、深々と降り続いていました。寝床は、衝立で外界と仕切られ、まわりには火桶で暖を取っていました。清盛こと六波羅殿は、脇に黄金の太刀を置き、いつでも常盤と三人の稚児たちを斬首できるよう己の脇に座らせています。正装させた常盤を立たせたまま、六波羅殿は、胡坐を組んで、目線で犯すように嘗め回しています。庭には、哨兵が槍を立て、警護に当たっています。確かに、美しい。それも色気が容貌に滲み出ていて、男にとつてこれほどのご馳走は、他には見当たらない。お妃のように、抱く気にもならん能面のような表情の乏しい部類ではありません。それに、延々と虐めて抜いて、色白いもち肌を紅葉のように染めるのも垂涎(すいぜん)ものだと、妄想が下半身にすでに影響を及ぼしています。気が焦るが、すぐに抱くのでは、今一興奮の度合いが違います。何百人という女と交接してきたから、いまさら少々の刺激では、己の陽根は、勃起せぬものです。「常盤御前、義朝とは、最後にいつ契った?」常盤は、しばらく俯き、頸辺りまで赤らめた。六波羅殿は、太刀に手を伸ばした。「それは、・・・15日ほど前で御座いました」「それが、最後の別れか。義朝の棹は、大きかったか。指で示してみろ」 さらに、顔を赤め、常盤様は、人差し指と親指で太さ胸の前に掲げました。「なんだ、そんな胡瓜程度か。それでは満足できなかっただろう。気の毒に」常盤様は、正直に頷きました。六波羅殿は、高笑いし、兆しのきた股間の棒を宥めるように撫でました。「いまから、儂の問うことに納得いくのなら、十二単衣を一枚づつ脱ぐがよかろう、充分儂を楽しませることで、そちの願いは叶うだろう」常盤は、紅頬を強張らせ、太く上げらせた目尻に痙攣が走った。この時代の流行(ハヤリ)の目の描きかたである。「捕らえた母は、いま納屋におる。逃がしてほしいか如何?」常盤は、ふくよかな紅の唇を噛み、渋々頷き、しだれ桜の唐衣を肩から落とした。六波羅殿は、満足げに、頷いた。確かに、うわさに聞いていたとおり、牡丹も恥らう、天女のように美麗なお方だ。
