白拍子は、縄を解かれ、紫の袴も脱がされた。薄い単衣だけで、群集の野卑な視線にさらされています。白拍子の名は、藤壺。一年ほど前、源氏の若君の義平の全裸の水浴びを目撃し、腕ほどある陽根に藤壺は、股間が痺れ、その場にしゃがみ込みました。その夜は独り忍ぶ恋をし、手淫に耽りました。肉芽を指で揉み擦り、大きい茄子で、義平様の物を想像して、秘穴を嬲り、淫らな天国に彷徨ったこともありました。
わたくしも、ここで処刑になり、果てる身。群集のこの前で、この一夜の恋、燃えつきて果てましょぅぞ。単衣の薄着に浮き出た美しい姿態をくねらせ、藤壺は、一度は、雪原に屈みました。行為の最中の悦楽の果てに、尿を漏らす、恥知らずな所業はできませぬ。裾を捲くり、白いお尻をクルリ、と義平に向けました。舞を業としているだけあって、張りのある雪のような白い臀部が剥き出しになりました。その白い餅肌が、篝火に赤く染まった雪映えの艶やかなお尻は、剥き出しに照らされています。観衆の男たちは、もう堪りまらず、兆しのきた股間に手を当てました。その微妙な菫色の秘所から、藤壺は、放尿を放ちました。はじめは、緩やかに、尿は斜めに零れ落ちた。そして、一条の噴水が、雪上を黄色く溶かしていきます。日ごろ京の辻の女の立ちションなど見慣れているはずなのに、これはなんと美しく卑猥なのか。平家の者も群集も生唾を飲んだ。
藤壺は、最後の一滴も絞り終えて、雪の塊を右手に掴むと、緋に膨れている、女陰に押し当てた。女陰は、これからの行為を想像すると、火照って熱く滾っていました。尿とちがった淫液が潤んできて、蟻戸の辺りまで光っています。義平の陽根も、すでに淫水を滲ませ、お腹の辺りまで、根瘤のような陽根が反り返っていた。
「こい、藤壺!」と、義平は叫んだ。藤壺は、お尻を捲くったまま、雪を蹴散らし、蹴散らせ走った。
「乗れ!」と、義平は、仁王のように逞しい体を広げ立ちはだかりました。その懐に、藤壺は、よじ登るように抱きついたのです。
「もう少し、尻を落とせ」と、胸の辺りにある、陰部を下げるように、伝えました。
藤壺は、お尻を振り、腰を落としました。すると、吸い込まれるよう、女陰の濡れた口は、義平の陽根を呑み込んだのです。はちきれるように膨れ上がる陰唇。あっー、と桜色の唇から、嗚咽が漏れました。
「いいか、歓喜の声を上げ続けろ。それが終わったとき、俺たちは殺される」
藤壺は、悦楽の声を途切れさせず、腰を必死に振り続けました。男は、陽根を肉襞に擦りつけ、はじめて味わう快感に、血が全身を掻きめぐります。篝火に、二人の媾接が浮かびあがり、それはいままで見たことのない、極楽図でした。接合部分の男根は、秘壷まで膨れ上がらせ絡まっています。ヌルヌルと淫液が、玉袋の山脈に伝わって流れ落ちていきます。一時間近くなって、藤壺は、義平の唇に貪りつき、何度も、何度も絶頂を向かえ、とうとう義平の陽根は、爆発を迎えました。藤壺は、ダメーと呟き、顔を仰け反らせました。二人に痙攣が起こり、腿に淫水を含んだ精液が流れました。そのとき、雪を弾き、風を切って無数の矢が、二人を射たのでした。ドスン、ドスン、と血飛沫を上げ、白い雪を朱に染めていきます。六波羅殿は、嗜好の地獄絵に、笑いが止まりません。