いくつかある注文方法の中で、今回はIFD(イフダン)注文の解説をします。

 

IFD注文は新規注文と決済の2つの注文をまとめて発注できる注文方法です。

○○の価格になったら新規注文をし、××の価格になったら決済、というような使い方です。

 

たとえば現在の価格が100円だった場合

①105円になったら買い(新規注文)115円になったら売る(決済)

 

②95円になったら売り(新規注文)100円になったら買う(決済)

 

というように新規注文と決済の2つの注文を同時に発注できます。

時間がなくてずっとチャートを見ることができない方に向いている注文方法です。

 

最初の注文が約定されるとその反対売買の注文が自動で出されるのがIFD(イフダン)注文です。

 

◎実際のMT4画面のIFD(イフダン)注文のやり方

【新規注文】→注文種別【指値注文Pending Order】をクリックします。

 

プルダウンで出てくる項目

「Buy Limit」(指値買い注文)

「Sell Limit」(指値売り注文)

「Buy Stop」(逆指値買い注文)

「Sell Stop」(逆指値売り注文)の

いずれかから、該当する新規注文方法を選択します。

 

価格と注文の期限を設定します。

 

決済逆指値(S/L)と決済指値(T/P)のいずれかを指定して、

発注ボタンをクリックしてください。これで、IFD注文が完了です。

 

◎IFD(イフダン)注文の気を付けるポイント

IFD(イフダン)注文は注文した後の決済は約定か損切どちらか一つしかできず、

残りは手動決済しないといけません。

 

自動注文したからといって放置しておくと大変なことになります。

この点は注意し、損(リスク)を軽減するのを最優先するのであれば、

損切りにIFD(イフダン)注文を活用するのも一つの手段です。