分散投資について 3
ドル円買いとユーロドル買いのイメージ
前項で紹介したリスクヘッジのためにドル円の買いポジションとユーロドルの
買いポジションを持った場合の証拠金のイメージをご紹介します。
図を見てください。
真ん中から上が買い、下が売りになります。
米ドルの買いは赤色の部分となります。
円は青の部分となります。
左側の図に関して、この米ドルの買いと円の売り、ふたつの絶対値がイコールの状態であれば、
通常口座で、その絶対値×NOP×5%、これが証拠金額として表示されます。
そして、右側の図は、
リスクヘッジのためにドル円の買いポジションにプラスしてユーロドルの買いポジションを持った場合
の図となります。
円ではドル円で円を売りますので、青の部分はこのままスライドします。
ドル円でドルを買っているので上方向に赤い部分が表示されるはずですが、
ユーロドルで、ドルを売っているので、ユーロの方が絶対値が大きい場合、
ドルは相殺すると売りのほうが若干大きくなるという形になりますね。
それで、ドルの赤い部分は下方向に表示されているわけです。
今回のポジションの場合、絶対値として大きいものは、まずユーロの買い、
日本円の売り、それから米ドルの売りとなっています。
結果的には、ユーロ円を買ってるのと同じポジション、というふうな見なしができるんです。
これをNPOに適用すると、ユーロ円の証拠金額のみで、
ドル円の買いポジションにプラスしてユーロドルの買いポジションを持つということができる
ようになるわけです。
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チャートを読むための基本
チャートを読むための基本
テクニカル分析をする上で欠かせないのがチャートを読むための基本をしっかりおさえることです。
テクニカル分析は、
値動きそのものを対象として、チャートの推移を見ながら過去の値動きを分析したり、
将来の値動きを予想したりします。
チャートには、
トレーダーの心理的な要因や
売られすぎ・買われすぎといった需給の変化が現れているという考え方に基づいています。
トレンドを測るチャート
チャートの種類には数多くありますが、大きく分けてチャートには2つのタイプがあります。
一つは、値動き大きな流れ(トレンド)をつかんで、そのトレンドに乗ることで収益を得ようとするものです。
現在の相場の方向性を確認する時に以下のようなトレンド系のチャートが使用されます。
| トレンド系 |
売られすぎ買われすぎを見るオシレーター系
もう一つは、値動きの行き過ぎを測定し、行き過ぎた値動きが反転し、
元に戻ろうとする力を利用して収益を得ようとするチャートです。
オシレーター系とか、逆張りと呼ばれるものです。
オシレーターとは、相場の強弱動向を振幅で視覚化して売買シグナルを出す指標です。
主なチャートに以下のようなもがあります。トレンドが強い相場よりも、レンジ相場に向いています。
今はインターネットでリアルタイムでチャートを見ることができる時代です。
初心者の方はまずチャートに慣れることから始めましょう。
| オシレーター系(保ち合い相場に有効) |
相場の動向を的確に捉えるために
チャートを分析することは、様々な情報に振り回されずに的確な判断をするために必要なものです。
相場は予想外のことがしばしば起こりえます。
ファンダメンタル的には好材料のニュースがアナウンスされても、レートは逆に動いたり、
ある国の経済指標の数値が予想以上に良くても、必ずしもその国の通貨が買われるとは限りません。
そのような時でも、普段からチャートを見ている人は、
「すでに過熱気味といわれるような高値水準だったのでは?」などというように冷静に考える事ができます。
どんな情報が出てきても相場の反応を視覚で捉えることができるのがチャートです。
その時の思いつきや勘で取引しないためにもチャートを利用しない手はありません。
過去のチャート形状に似ている時は重要
過去のチャートを見ていると価格の動きにあるパターンを見出せることがあります。
これは歴史的・時代的に経済状況は変わっても、
投資する側の人間心理は変わらないからだと考えられています。
過去に起こったチャートパターンは、チャート分析においても歴史は繰り返される場合があり、
今現在でもどこかで起こりうる可能性があります。
過去のチャートの形状には、その当時の市場参加者の心理が反映されています。
今現在の多数の市場参加者も過去のチャートを分析しながら
「あの時の暴落時に市場参加者はどのように反応したのか?」
「数年前の大相場の高値が近づいてきた。」などと当然のことのように考えています。
過去の高値・安値は自然と意識され、
過去のチャートパターンも重要な分析対象とされるため、
同じようなチャートパターンが繰り返される事が多くなります。
テクニカル分析に適したFX業者
テクニカル分析に最適な3社です。それぞれチャートシステムに魅力があり、トレーダーに人気です。
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FXテクニカル入門 目次
テクニカル分析 基本指標用語
| テクニカル分析によく使われる指標 | |
|
|
テクニカル分析の基礎
| テクニカル分析における基本的な3つのポイント |
チャートの種類は トレンド系 と オシレーター系 の2タイプある
| トレンド系 |
| オシレーター系(保ち合い相場に有効) |
代表的なチャートパターン
| ヘッド・アンド・ショルダー | ダブルトップ・ダブルボトム | 三角保ち合い |
|---|---|---|
| ヘッド・アンド・ショルダー | ダブルトップ | 三角保ち合い |
| 逆ヘッド・アンド・ショルダー | ダブルボトム | 逆三角保ち合い |
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チャートパターン
代表的なチャートパターン
代表的でポピュラーなチャートパターンを紹介します。
チャート・パターンは、トレンドが今まで通り継続するのか、
逆に反転するのかを判断するきに大いに役立ちます。
パターンは大別すると、継続パターンと反転(転換)パターンの2つのグループに分けられます。
下の図は三尊型(ヘッド・アンド・ショルダー) 逆三尊(逆ヘッド・アンド・ショルダー)、
ダブルトップ・ダブルボトム、三角保ち合いを図形化したものです。
つまり、相場の推移を単純化したもので、いわゆる「教科書通りのチャートパターン」です。
では、この図を実際にチャートで見るとどのようになるのか、次の項目で見てみましょう。
ヘッド・アンド・ショルダーの実例 - チャートパターン1
上の図は、2006年半ばから2008年3月までのポンド円(GBP/JPY)のチャートです。
キャリートレードの拡大により長い上昇トレンドの過程にあったポンド円が
2007年7・8月でピークを迎え、251円台に到達します。
直後にサブプライムショックにより220円レベルまで急落しますが、
そこで下げ止まったことでネックラインが形成されます。
その後は、上昇するものの一つ目のショルダーを完全に上抜けることはなく再度下落します。
その後ネックラインを明確に割り込んだことでターゲットへ向けた動きが完成します。
ダブルトップの実例 - チャートパターン2
上のチャートは、2007年8月半ばから11月末にかけてのポンド円(GBP/JPY)の例です。
いわゆるサブプライムショック直後の急落を経て、
219円MIDで底値をつけた後急反発し、乱高下を繰り返しながら上昇基調へ向かいます。
240円ラインを上抜け一端230円まで調整が入り、再度240円を上抜けダブルトップを形成します。
その後はダブルトップを完成させるべく、219.21円をターゲットととして、大きな下落をスタートさせます。
三角保ち合いの実例 - チャートパターン3
上の図は、2006年4月半ばから11月末にかけてのポンドドル(GBP/USD)の動向です。
2006年4月に約15円の急上昇したものの、
3ヶ月くらいの調整期間を経ながら三角保ち合いを形成します。
7月末に三角保ち合いを上抜けブレイクしたことで、195円オーバーを目指した動きになりました。
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トレンド分析は必須
トレンド分析
トレンドとは、「相場の流れ」のことを意味しています。
トレンドには上昇トレンド・下降トレンド・横ばいの3つのパターンがあり、
マーケットの方向性をしっかりと把握するにはトレンド分析が必須になります。
トレンド分析の基礎知識
まず、下の図の「上昇・下落・横ばい」の3つの相場傾向をつかむことで取引の戦略を練ります。
トレンドラインを引いて大まかな相場の方向性を捉えるのです。
高値同士を結んだ線を抵抗線(レジスタンス)と言い、
安値を一本の線で結んだ線を支持線(サポートライン)と言います。
それらの線に近づくと反転する可能性が高くなります。
その傾きが右肩上がりなら上昇トレンド、右肩下がりなら下落トレンドです。
横ばいは、ボックス相場・レンジ相場・保ち合いとも呼ばれ、
レジスタンスラインとサポートラインの間を行ったり来たりする相場です。
為替取引初心者の方でも簡単に作業が出来ますので
FX会社のチャートツールを使って実際に引いて見ましょう。
トレンドラインを何度も引き直すことが大切
トレンドと言っても素直に一直線に進むわけではなく、
上下動を繰り返しながら一方向へ進んでいきます。
例えば、上昇トレンドを形成しているときでもサポートラインを割り込んだりするときもあります。
サポートラインを下抜けしても下降トレンドに反転するのではなく、
また元の水準にレートが戻り、上昇トレンドが継続する場合もよくあるのです。
そのようなときには、自分の納得のいくまで何本もトレンドラインを引くことが重要です。
何本も修正しながら線を引いていくと相場の道筋が見えてくる時がよくあります。
また、トレンドラインをフィボナッチ数と兼ねて用いても効果的です。
直近の高値と安値を計算してそれぞれ38.2%、50%、62.8%の節目に線を横引きします。
トレンドラインとフィボナッチの横引きラインがぶつかったところがサポートになったりすることがあります。
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FX勝利の方程式
FX業者の選び方
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たまには自分の使っている業者と他の業者を比較してみるといいです。
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今後1年間のオーストラリアドル円予想
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今後1年間のユーロ円予想
今後1年間のユーロ円予想
為替相場観:QE2 相場の終焉。底堅さを増すドル円。 11/1 にドル円が80.21 円まで下落したのがドル売りのクライマックスとなり、FOMC や米中間選挙、G20 首脳会合などのイベントを経て、ドルの買戻しが進み全面高となった。最注目イベントであったFOMC では、概ね市場予想通りの追加金融緩和策(QE2)が発表され、その後の相場はドル売りの終了を窺わせる値動きとなった。転機は11/5 の米雇用統計だった。事前予想を上回る民間部門雇用者数の伸びを受け、景気回復が今後力強さを増すとの期待からQE2 に絡んだドル安・株高・債券高の動きの巻き戻しが加速した。 FOMC 直後には”QE3”の可能性が囁かれていたのに対して、来年6 月末に予定されているQE2 終了期限が前倒しされるのではとの見方も出始めた。QE2 決定以降の米10 年債利回りの急激な上昇はQE3 期待の剥落の証左と言えよう。足許の10 年債利回りは、本年7 月のバーナンキ議長の議会証言により、二番底懸念からQE2 に市場の関心が移り始めた頃の水準をすでに回復している。QE2 期待を過度に織り込んだ分を吐き出した格好であり、このところの金利上昇もそろそろ一服するだろう。これに伴い、11 月の相場を主導したドル買戻しの動きも早晩収束すると見ている。その理由として、ファンドの大半が11 月決算のため、自己勘定取引分についてはすでにポジション調整を終えていると見られること、ファンドに運用を委託している投資家の12 月決算に絡んだポジション調整も 11 月中旬から12 月中旬あたりまでに完了することも挙げられる。ドル買戻し収束後の相場の手掛かりは「欧州ソブリン問題」と「朝鮮半島情勢緊迫化に伴う地政学リスク」の高まりだろう。欧州ソブリン問題の再燃に伴うユーロ売りが本格化するのはこれからだ。11 月のユーロドルの下げ幅は9%程度。対するユーロの実質実効相場の下げ幅は約4.5%であり、足許のユーロ安はドル買い戻しの域を出ていないと見ている。他方、11/23 には韓国の延坪島を北朝鮮が砲撃、韓国軍が応戦するという事態が発生した。その際、相場の反応は「有事のドル買い」であった。世界的にリスク回避志向が強まる局面ではドル、円どちらも買われやすいが、地政学リスクを勘案すると朝鮮半島に近い本邦通貨がドルより選好される状況ではない。このため、今後欧州ソブリンリスクの拡大や、朝鮮半島を巡る地政学リスクが高まると考えると、対円でも「有事のドル買い」が加速しやすいだろう。実際に、ユーロドルのベーシススワップの上昇などに、ドル資金調達需要の高まりが現れている。尤も、足許のドル円相場は84 円台まで上昇し、85 円という大きな心理的節目も近づいていることから、一段と円安ドル高が進む局面では本邦輸出企業勢によるドル円の売りが上値を抑えることともあろう。 12 月のドル円予想コアレンジを83 円から85 円とする。ドル円は当面、ソブリンリスクや地政学リスクの高まりから底堅さを増す一方、相場の関心は米景気先行きを材料としたファンダメンタルズに徐々に回帰して行くとの見方は不変。二番底懸念は遠のいたとはいえ、足許の経済指標はまだ強弱入り混じったまだら模様である現段階では、やや期待が先行していると言える。米景気回復を裏付ける経済指標の結果が増えるに連れ、ドル円相場は底堅さを増してゆくが、急テンポの上昇とはならないだろう。目先の注目経済指標はISM 製造業指数(12/1)と雇用統計(12/3)。どちらも11 月に強い数字が発表された流れを12 月も維持できるかがひとつのポイント。また、12/14 に開催されるFOMC はQE2 実施後初の会合。QE2 を巡る市場の反応を確認した上で、足許の景況感を踏まえてどのような議論となるか、注視したい。
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