『忙しい』
という字は、
「心を亡くす」と書きます。
それに気づいたときから、なるべく「忙しい忙しい」と気軽に口にしないように心がけています。
言葉はパワーを持っています。
そして、自分の言葉を一番身近に耳にしているのは、
他でもない、自分自身なのです。
先日、友人から
「忙しいということについて」
こんな捉え方を教えてもらいました。
『忙しいという状態をもう少し心理学的に分析すれば
「ひとつのことを行っている時に、別のしなければならないことが複数、頭の中を交錯している状態」
である言えます。
たとえば、あなたが企画書を書いている最中に、お客様からのクレーム処理で電話をかけなければならないことが頭の中の漂っていて焦っていたり、
あるいは、次にしなければならないことが気になって、今していることに集中できなかったりという状態です。
つまり、忙しいということは、何かをしている時に、別のことに心がとらわれている状態を指すのなら、
今していることに集中することができれば、
それだけで忙しさは一気に消えてしまうのです。』
「なるほど~!!!」とストンを腑に落ちました。
ヨガを始めたばかりの頃、
ヨガクラスでヨガをしながら、
くつろぎのポーズの時に
「あ~今、わたしは’ここに居る’んだなあ~」
と何度も何度も体感しました。
こんな感覚はもちろん生まれて初めてでした。
それは、幸福感にとても似ているものですが、
普段の生活で感じる「幸せだなあ~!」というのとはまた別次元の
身体の奥深いところから湧いてくる幸福感。
この幸福感は、
自分の意識が、過去でも、未来でもなく、
「今ここにある」という点とつながった時に湧いてくるものなのだと思います。
「忙しい、忙しい」とつい口走ってしまうとき、
それに気づいたらなら、
ちょっと立ち止まって、自分の意識が「どこに」あるのかをチェックしてみるといいのかもしれませんね。
ヨガ的に実践するならば、
「呼吸に集中してみる」というのもよいと思います。
それによって意識が「今」に戻ってきて、しっかりつながることができると思います。

