原油価格が57ドル、OPECは動くか | 資産運用倶楽部

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原油価格が低迷している。

米国の輸入減少が最大の要因である。

輸入減少分を価格を引き下げ欧州向け

輸出を増やしたが、供給過剰は改善され

ず。ロシアも原油がだぶついており、

現状では当面価格低迷が続くことになる。

12月のOPEC総会では生産維持となった

が、1月も価格低迷が続けば次回の6月総

会を待たずに2月辺りに臨時総会開催もあ

るだろう。臨時総会の目的は当然減産が議

論されることになる。しかし、OPEC加盟

国の財政面、経済面の格差から全会一致で

減産が決議される可能性は低い。

需要期にもかかわらず低迷する原油価格、

50ドル割れもありうる状況だ。

米国は近い将来日本向け輸出を始めるこ

とだろう。ロシアも日本向け輸出を増やし

たいことから、日本はOPEC加盟国からの

輸入を減らすことになる。

原油価格に対するOPECの影響力は低下す

る。