さてさて、6月5日 採卵日です。
小さい方の卵ちゃん、育っててねと祈りながら病院へ
術着に着替え診察台へ、卵ちゃんの確認をして、洗浄、血圧測ってもらって、
「点滴しますね」 と院長みずから針をブスリ! さすが院長!! なのか、全然痛くない
「では、始めます」
ちょっと、ちょっとぉ~ 麻酔がまだなんですけどぉぉ と思っていると
「では、眠たくなるお薬入れますね」
って、、、 今から入れるんかい!!
私、麻酔が効きにくくて、歯医者で麻酔を使う時も人より量は多いし、麻酔うってから効くまで時間がかかるから待合室で20分くらい待機したりしてたし・・・
それなのにぃ~ 今から麻酔いれるなんて~
「すぐに効きますかね?」
「大丈夫ですよ、すぐ眠くなってきますからね」
その言葉を聞いている時すでにボーっとしてきて・・・
「あっ、なんだか、、、 ボーっと・・・・ して・・・・ きまし・・・・・・・・・・・・」
はい、 こてっとイってしまいました。
夢を見ていたのか、考え事をしていたのか、、、 ふわふわしているうちに
「バンビさ~ん、終わりましたよ。 大丈夫ですか? 起き上がれますか?」
事前に渡していた、生理用ショーツとナプキン。
ちゃんとナプキンセットしたショーツをはかせてもらってました
なんとか起き上がり、車椅子に乗ってベットへ連れて行ってもらいました。
「点滴が終わるまでゆっくり休んでいてくださいね」
ベットでボーっとしていると旦那くんがやってきました。
ボーっとした頭で、旦那くんちゃんとデキたんだろうか・・・ と思い、
「旦那くん・・・、どうだった・・・? 大丈夫だった・・・?」
「う~~ん、 ちゃんとデキんかった・・・ ちょっとしか出んかった・・・」
あぁ・・・ 嫌な予感的中・・・・・? ま、まぁ、私も卵ちゃん1つしかできなかったし・・・ あまり文句言うまぁか・・・・
まだボーっとするので、そのまま寝ていました。 その横で、旦那くんも椅子に座って寝ていました 朝早かったからお互い眠かったんだよね
寝ていると、鼻のあたりをチョンチョンと触られた気がして目を開けると、旦那くんが立って私の方を見ていました。
??? なんだ?? と思い、なぜか、 「生きとるよ(大丈夫よ)」 と言い、生きているか心配してんだな、可愛いヤツめ!! と思いながら、また寝てしまいました。
2時間ちかく点滴をしていたのかな・・・ 点滴も終わり看護師さんが取りに来てくれました。
「バンビさん、お疲れさま、大丈夫ですか? お茶と甘いもの持ってきますからね」
甘いものって~~ そんなサービスあるの~~
っと、隣に人の気配、カーテンで仕切られた隣のベットに人がいました。 採卵は私が一番で、私が待合室にいる時は他に患者さんはいませんでした。
旦那くんに聞いてみると、「バンビの後に隣のベットに入ったよ」 って。
私の後に採卵したんだろう・・・ けど、私より点滴早く終わって、すでにお茶飲んでくつろいでる~~
隣の人が着替えて出ていかれた後、私達のところにも甘いもの がやってきました![]()
温かい緑茶と、冷たい麦茶、クッキー・バイなどのお菓子の盛り合わせ。
私と、旦那くんの分までありました!! ちょびっと だったけど、旦那くんも慣れない場所で頑張ったからね。
「バンビさん、お茶飲んでみて下さい。 ちゃんと飲めますか? 喉に詰まった感じはないですか?」
「はい、大丈夫です」 そういう事をみる為のお茶だったのね~
ボーっとしていたから、あまりお菓子は食べられなかったものの、旦那くんと話しをしていました
「旦那くん、私が寝ている時、鼻触ったでしょ? あれ、私が生きているか心配だったの?」
「いいや、なんか、バンビが寝ている時に隣の人がイビキをかきだして、イビキかいてるな~~ なんて思っていたら、それを上回るイビキをバンビがかきだしたんだよぉ~~ だから、あわてて鼻つまんでみたんよ」
って、、、 おい!!!
病人になんて事する!! いや、いや、病人じゃあないが・・・ 麻酔きいてフラフラな妻に・・・
なんて事してくれてんだ~~
ぐーぴー イビキをかいてたなんて・・・ か弱い女を演じるどころか、大丈夫なんて軽く思われては大変
少し休憩し、着替えて待合室へ。 すぐに呼ばれ、院長先生のところへ
「バンビさん、お疲れ様、今日は2つ卵取れましたよ。」
「2つ取れたんですね、ありがとうございます」
「今回は旦那さんの量が少ないですね、、、、 卵の数も少ないし、前にも説明しましたが顕微授精にさせて下さいね」
「はい、お願いします」
顕微授精の事は説明してもらっていたので、即答でお願いしました。
なので、私の初 ICSI となりました。
次の日に受精確認の電話があるらしいのだけど、次の日は日曜日。 日曜日でも連絡してくれるんだねぇ