全国のインフルエンザ定点医療機関当たりの患者報告数が、6月7-13日の週は0.07で、前週より0.04ポイント減ったことが18日、国立感染症研究所感染症情報センターのまとめで分かった。都道府県別に見ると、最も多い山口が0.69で、流行指標の「1.0」を上回る都道府県は4週ぶりになかった。

【インフルエンザ定点あたり報告数詳細】


 定点当たり報告数はこのほか、熊本(0.34)、沖縄(0.33)、福井(0.31)、岐阜(0.23)の順=表=。警報レベルを超えた保健所地域、注意報レベルのみを超えた保健所地域は6週連続で共になかった。

 5月3日-6月6日の5週間に分離・検出されたインフルエンザウイルス93件の内訳は、新型53.8%、A香港型9.7%、B型36.6%。同センターでは、「新型の検出報告数は昨年7月以降、毎週500件を超える状態が続いていたが、今年1月下旬から減少し、3月下旬以降は少数の報告になっている」としている。


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