子どもを「被害者」にも「加害者」にもしたくない。
でも、そうならないために何ができるのか——。
その答えは、実は“日常の関わり方”の中にあります。
ほんの少しの伝え方や環境の違いが、
「生きづらさの芽」にも「生きやすさの芽」にもなるのです。





子どもが“やってはいけない行動”をする時

その背景にはいくつもの理由があります。

たとえば——

  • 「やってみたい!」という意欲はあるけれど、 それに伴うマイナスをまだ理解できない。

  • 衝動を止める力が育ちきっていない。

  • その行動で“注目された”“褒められた”など、心が満たされた経験がある。

そんな時、子どもは“悪気なく”繰り返してしまうのです。



💬「ダメ」は本当は悪い言葉じゃない 


「ダメ」と言われ続けた子が、
“ダメ”という言葉に拒絶反応を示すことがあります。

そのため、「子どもに“ダメ”と言ってはいけない」という指導が広まることもありますが、
それはあくまで“関係がこじれてしまった子”への配慮です。


素直に学べる段階の子にとっては、
「ダメ」はわかりやすい指示。

ただし、“ダメ”だけで終わらせないことが大切です。



🌿「なぜダメなのか」を一緒に考える 


「なぜダメなのか?」
「どうすれば“良い”になるのか?」
「同じ場面で次はどうしたらうまくいくのか?」


——この対話の積み重ねが、子どもの“成長の土台”になります。

“ダメ”を伝える目的は、
押さえつけることではなく、
「次に成功する力」を育てること。



🚪小さな芽を見逃さない 


犯罪に至る前には、必ず小さなきっかけがあります。
その芽を摘み取ることができたら、
その子の人生はきっと大きく変わります。

安易に犯罪をしてしまう人が減れば、
その被害で苦しむ人も減っていくはずです。


でも今、現場では——

「わかっていても時間が足りない」
「人手も知識も追いつかない」

そんな声が日々届いています。


実際に、
「現状を知って切なくなった」
「心が壊れそう」とSOSを出す保育士さんや支援者も少なくありません。

現場の質が下がれば、子どもの心を育むチャンスが失われる。
それが今、いちばん心配なことです。



🌼環境が育ちをつくる 


子どもは環境次第で、
良くも悪くも大きく変わります。

温かさだけでなく、
“善し悪しを教える関わり”も必要です。

自分で「これは良くない」「こうすれば良い」と判断できるようになった子は、
誰かに教えられなくても伸びていきます。


けれど、その力を身につける前に
“本人任せ”にしてしまうと、
それが“生きづらさの芽”になることもあります。



🌱年齢ではなく、「その子自身」を見る 


大切なのは年齢ではなく、
その子が今どこまで理解できていて、何が難しいのか。


そして、その背景に何が影響しているのか。

そこまで丁寧に見つめて、関わっていけると良いですね。



🤝一人で抱えず、力を借りていい 


「考えるのが苦手」
「そんな時間がない」

——それなら、ぜひ周囲の力を借りましょう。


今の時代は情報が多すぎて、
“誰にどんな力を借りるか”も大切な選択です。

  • 知識と経験が豊富な人

  • 子どもの状態を正しく理解できる人

  • 未来を見据えて考えられる人

その力を組み合わせて、
チームで子どもを支えていくことが大切です🌈



子どもの「生きづらさの芽」を、
生きやすさの芽」に変えていくために——

今の関わり方を、もう一度見直してみませんか?

未来のために、できることを一緒に考えていきましょう。



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一人で悩まず、ぜひ一緒に学び、語り合いましょう🌱



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