「学校は行かなくてもいい」という言葉に、
少し心がラクになった方も多いのではないでしょうか。
けれど、学校に行く・行かないという選択の奥には、“社会で生きるための感覚”という大切な学びがあります。
社会では、結果に加え「取り組み方」「やり方」といった過程も評価されます。
その感覚がズレてしまうと、思わぬトラブルを招くことも。
今回は、不登校というテーマを通して、
社会で困らないために育てたい「感覚のちがいに気づく力」について考えます。
💡社会で必要なこと
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社会に出ると、「結果」が求められるようになります。
雇われる場合も、自営であっても、相手の大切なもの(お金・時間・信頼)を引き受けるからです。 -
社会で「自分主体」の気持ちのままでは、トラブルの原因になることもあります。
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「どこまでできれば、良い結果といえるのか」──
この感覚のズレが、評価や信頼にも影響します。 -
出来ていないことよりも、改善しようとしない姿勢が「心が足りない」と誤解されることにも。
🧭過程にも“感覚のズレ”がある
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社会では、「結果」だけでなく「過程(取り組み方)」も重要な評価対象になります。
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たとえば、やり方やスピード、段取り、協力の仕方など、「進め方」に対しても、周囲は“ココまでは良い”“これはダメ”という基準を持っています。
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感覚が一般と異なる人は、その基準に気づきにくく、「ちゃんとやっているのに、なぜかうまくいかない」「認めてもらえない」というズレが生まれやすいのです。
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トラブルを生じやすい人は、この過程に対する評価の存在に気づけていない場合も多くあります。
🌱感覚を合わせる・確認する力を育てたい
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「自分はできた」と思っても、相手がそう感じなければ、良い成果とは言えません。
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周囲と感覚を合わせるのが苦手なら、「確認する習慣」を身につけることが大切です。
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「どうですか?」「この進め方で合ってますか?」といった小さな確認が信頼関係をつくります。
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感覚のズレに気づける人は、トラブルを未然に防ぎ、人との関係を育てることができます。
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上手くできる人ほど、自分の感覚が合っているのかどうかを周囲に確認しています。
🏫学校は“練習(育ち)の場”
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学校に行けるかどうかよりも、「どう活用するか」が大切。
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学校にはプロの支援者がいて、社会で必要な感覚を育てる仕組みがあります。
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学校以外の場でも構いませんが、どこでその力を養うのかを意識して選びたいですね。
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学びとは、勉強だけでなく「生きる力」を育てること。
それを忘れずに、いまの時間を大切にしたいですね。
🌼サポートが必要
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うまくできない原因には、発達障害や愛着障害が関係していることもあります。
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それがあっても「上手くいかない」と決まっているわけではありません。
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大切なのは、「どうしたら改善できるか」「どんなサポートが必要か」を一緒に考えること。
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課題をなくすのではなく、育つためのサポートを。
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