実は今、スリランカの空港にいます。



先週金曜に祖母が亡くなり、色々と考えましたが、急遽一週間ほど一時帰国をすることになりました。

JICAボランティアで、公費による一時帰国が認められるのは、配偶者や父母、子が亡くなった場合等で、祖父母は含まれません。

なので、祖父母が亡くなった場合は、私費による一時帰国となり、年間20日間認められている任国外旅行の日数から帰国しなければなりません。

ということもあり、祖父母が亡くなった際も、「帰らない」選択をする隊員もいると思います。

私も今回、迷いました。

先週マンナールでミーティングをしたばかりで、今週の水曜から、1週間の報告をしたり、来月の計画表について話し合ったりと、話し合いの場を設けていこうと思っていた矢先であり…

2年間で1度は帰国しようとしていましたが、まだまだ先の話で、とりあえずスリランカで頑張ろうと思っていたのに、まさかこんなに早く帰ることになるとは…と突然の出来事に思考が追いつかず…

今帰って本当にいいのかな…

と色々と考えました。



でも、結局帰ることにしました。



母親の実家は、私の地元の1つ隣の駅にあるため、幼い頃から祖母にはよく会っていました。

色々な思い出があります。

大人になるにつれて、会う機会が減ってしまいましたが、最後はしっかりと見送りたいと思いました。

それに、こういう時に家族で集まることは大切なことだと思ったからです。

いまだに本当に日本に帰ることが信じられず、ソワソワしています。

ですが、決めたからには、もう帰るのみです。


帰ると決めてから、スリランカのJICA事務所の調整員さんが休日だったにもかかわらず対応してくださいました。

そして大家さんも話をスッと受け止めてくれ、コロンボに行くバスの時間を確認しに行ってくれたり、朝はウィーラーを家まで呼んでくれたりしました。

休日だったので、いつもお世話になっている配属先の方々には電話をしました。

CPである小学校教育のADは、ディレクターの電話番号を教えてくれ、ISAのパウラはとても心配してくれました。

無事にディレクターにも伝えることができ、月曜の朝のバスでコロンボに行き、夕方JICAオフィスでパスポートを受け取りました。

ちなみに航空券は日曜に取りました。

数日前までは、これからもしばらくマンナールでの日々が続くと思っていたのに、急展開に驚いています。

来週火曜にスリランカへ戻り、水曜にマンナールへ戻る予定です。



周囲の方々の理解と協力に感謝しつつ、とりあえず一週間は活動をお休みして日本で過ごそうと思います。

ブログもできたら更新しますね!




もう飛行機の搭乗まで30分ほどなのですが…

スリランカのお土産を何1つ買っていないことに気づきました…!!

いくら慌ただしかったとはいえ…

もう少しどうにかできたはず。。

日本で待っている家族のみんな、ごめんなさい( ;  ; )