いまも関西では再放送でやっていますね。
さて、その松平氏と結婚されたのが元宝塚歌劇のトップスターであった大地真央様。しかし、約14年の結婚生活の後、離婚されました。
続いて、松平氏は2005年に松本友里様と再婚。
しかし、残念ながら後妻の松本友里様(下段の右の写真)は2010年に自死されました。
大地真央様の写真は、産経ニュースより引用
今回、皆様、生時不明なので生年月日のみでみた八字命式で、松平 健氏と大地真央様、そして松本友里様とのそれぞれの相性をみてみたいと思います。
最後に、自死された松本友里様の出生図も参考に拝見します。
まず、松平 健氏の命式。
特殊格にはならない、はなはだ身強の比劫が強い命式です。
三柱でみると喜用神は、木火土。
年支の正財が年月の冲で破れ、初回の結婚は不成立か離婚の意が強いです。
卯刻生れ以外は、いかなる干支が出ても剋妻の命。
八字の合婚で妻が水を用神とする命なら剋妻は免れますが、そうでなければ妻の身体健康は結婚後要注意となります。
つぎに、大地真央様の命式。
1956年の2月5日のお生れで、その年の立春は2月5日早朝。
ですから、立春以降のお生れとして出しています。
失礼ながら、月日が伏吟で二婚の命。
実際、松平 健氏と離婚後、12歳年下のインテリアデザイナー森田恭通氏と再婚されています。
身弱の食神格。
調候神の丙もあり、舞台俳優として活躍されたのも頷けます。
そして、松平 健氏との合婚の相性ですが、
松平 健氏 : 原命式➡水旺 喜用神➡木火土
大地真央様 : 原命式➡木旺 喜用神➡金水(木)
また、陽宅学でみた東西四命之合婚は、松平氏は坤卦、大地様は兌卦でいずれも西四命で吉。
このご夫婦の八字合婚でみた相性はかなり良いといえます。
これなら、松平氏の剋妻のエネルギーも大地様には及ばないとします。
つぎは、松本友里様の命式。
月支月令が乙木。偏印の勢いがはなはだ旺強です。
日支とも亥卯半三合で、生時は不明なので断定はできませんが、透派の四柱推命では忌の印星格のような様相。
病気では脳神経、実際には精神的疾患注意の命です。
八字合婚をみますと、
松平 健氏 : 原命式➡水旺 喜用神➡木火土
松本友里様 : 原命式➡木旺 喜用神➡火土金
(※水は木を強めて凶)
また、東西四命之合婚は、松平氏は坤卦で西四命、松本様は坎卦で東四命。東西違うので凶。
このおふたりの場合は、松平 健氏からみたら相性は悪くはないですが、松本友里様からみた相性は凶。
したがいまして、松平氏の剋妻のエネルギーは、まともに松本友里様に及ぶとします。
彼女は大運・辛亥、歳運・庚寅で自死されました。
大運はまた亥卯半三合で木旺となり、歳運は庚は月上と乙庚干合で化木。寅はまた月支の卯と半三会となります。
大運、歳運とも忌む神運でした。
最後にソーラーサインハウスシステムで出した松本友里様の出生図です。
魚座に水星、金星、太陽があります。
かつ、水星と金星が蠍座の海王星とスクエア。
また、夫の松平 健氏は、「妻は子育てや母の介護を完璧にこなそうと取り組んだ結果、パニック障害、不眠症、うつ状態を引き起こしました・・・」とおっしゃったそうです。
魚座の太陽は乙女座の天王星、冥王星とオポジション。
乙女座の完璧主義がもともと曖昧さを良しとした魚座の太陽を冥王星が許さなかったのかも知れません。
おそらく欽天四化紫微斗数でみたら福徳宮に何か問題となる象意があるのは間違いないでしょう。
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【余談】
東日本大震災から12年目の昨日、NHKスペシャル「海辺にあった、町の病院 〜震災12年 石巻市雄勝町〜」を拝見しました。
雄勝病院の看護士の方が、東日本大震災で大津波警報が発令されているのを知りながら、非番であるのに病院に行って殉職されたお話には胸を打たれました。
おそらく魚座、海王星、12ハウスのエネルギーを強くお持ちの方だったと拝察します。
魚座のエネルギーは、ときには自分の命を犠牲にしてまで人のために・・・という崇高な精神があります。
きっとその魂は、高い境界の霊界に行かれているものと思います。
一度、現地の記念碑に赴いて献花したいと思います。
殉職された看護士のお嬢様。
ご自身もいま看護士をされているようです。
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