きょうは、東京で紫微斗数の個人レッスンを行いました。
先月に続いて二回目です。
受講生の方は、かなりやり手のキャリアウーマンの方です。
財帛宮に生年ABをお持ちですから・・・
さて、個人レッスンのいいのは、ご自身やご家族様の命盤を用いて説明していくことができますので、欽天四化のロジックを否応なしに体感していただけます。
生徒様によくお話しすることですが、紫微斗数や四柱推命の命術は実学でもあります。
ご自身の人生に有効に活用していただくことが大切です。
単に学んで知識だけに留めず、災いは転じて福となす、開運発達の方法や時期、財運はどこから来るのか?等々、幸福実現のために命盤や命式を穴があくほどみつめることです。
ただ、どんなに時間を費やしても、欽天四化や八字のロジック(看命方法)を知らなければ、徒労に終わります。
最低限の知識は必須であります。
わたくしのことで恐縮ですが、あらためてこれまでの60年の人生を振り返り、仕事や結婚など人生の大きな出来事は、100パーセント近く定まっていたことが分かりました。
単なる宿命論を肯定するのではありませんが、因縁因果のこの世の大法則からはどなた様も逃れられるものではないのも事実だと思います。
欽天四化紫微斗数では、生年Bが「天」で、生年Dが「地」です。
このBDを「天地定位」といい、絶対の存在であり、これこそ宿命であります。
このBとDの位置と状態を知るだけで、命盤の良し悪しはじめ、前世よりの課題も見えてくるようです。
Bは「業」であり、Dは「債」だからです。
そして、Dのほうが、生身の人間としてより大切なことが実感できます。
Dは、「得」であり、必ず手にできる財でもあるからです。
生年Dを諸悪の根源とするような解釈は、どうぞあらためていただきますようお願い申し上げます。
きょうもお読みいただき、有り難うございました。
芦屋占い処・占風鐸 代表 田中宏明
芦屋占い処・占風鐸