生まれること、死ぬこと。
その間は生きる。
だから
生きていけるなら、それでいいと思うんです。
そして
生きるしかないなら
できるだけ幸せを感じられるといいなと思う。
こんな仕事をしてると
いろんな人とお会いします。
根本的な問題を解決して
心軽やかに生きることを目的にする人もいるし
しんどいときにやってきて
気持ちが楽になって、日常を過ごせる人もいる。
苦しさから脱却したい人もいるし
苦しいことを自分に強いることで
立っていられる人もいる。
孤独から開放されたい人もいるし
自分が孤独だと言い続けたい人もいる。
幸せを感じたい人もいるし
不幸だってアピールしたい人もいる。
生きる意味を見つけたい人もいるし
ただ死にたいと訴える人もいる。
どんな状態であれ、何を望んでいるのであれ
目の前の人に敬意を払い、共にいること。
そこにある生命そのものに敬意を払うこと。
そして、共にいること。
セラピストにできるのは、そういうことなのだと
時折
反芻するのです。