諦めない力と諦める力はどちらも大切 | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

こうしたい、ああしたい、こうだったらいいのに。。
望みはいろいろあってあたりまえだし
それに向かって努力することは
尊いことだと思います。

ただ、今の世の中

やりたいことをやる、なりたい自分になる
本気でそれへ向かえ!諦めるな!
って言われ過ぎているような気がするのです。


今自分をとりまく環境
(社会・家族・親しい人との関係・経済面・健康面など、いろいろ。。)
の中で

自分がいくつか持っている望みの
どれを諦めるか
どのように諦めるか

そういったことは、取りざたされない。

諦めないことの素晴らしさが
学校でも、テレビでも、ネットでも強調されていて

諦めない力を育むことには熱心だけれど
諦める力については

おざなりにされているのではないかしら。


諦める力は
自分の力の及ぶことと及ばないことを見定め
できないことはしないと腹をくくる力だと

わたしは思います。

 

諦める力は

諦めない力と同様に
生き抜く力でもあるのです。


腹をくくれば
自分ができることをするしかなくなります。

 

望む結果を得るために諦めない

ということが、大切なように

 

望む結果を得られるとは限らなくても

腹をくくってできることをする

ということも、また大切なのだと思うのです。

 

どちらの力も大切だとわかっていれば

そのときの自分に合った

力の使い方ができるのではないでしょうか。

 

 

 

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