『ロン 僕のポンコツボット』 | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
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『ロン 僕のポンコツボット』  監督:ジャン=フィリップ・バイン サラ・スミス

 

 

子ども向けの端末ロボットが売り出され、大ブレイクします。

このロボットは

子どもの好みや性格、得意なことなど、全てを把握して

ネットを通じて友達を探してくれるというもの。

 

主人公の男の子は買ってもらうことができず

この子の親がやっと手に入れたのは不良品。

 

ネットにも繋がらないし

その子に従順でもないし

そのために事件が巻き起こります。

 

そのうち、ロボット制作者の思惑もわかり

騒ぎは大きくなっていきます。

 

ポンコツなロボットと男の子に巻き込まれていく子供たちも

なかなかいいのです。

 

 

自分のことを全てわかってくれて

自分に対して従順でいてくれるロボットがいて

そのロボットが手配してくれた先の人と繋がって、、

そうなると

誤解も減り、傷つくことも少なく、安全に生きられる?

子どもたちが人間関係で傷つかないように?

 

そんなわけない。

誤解が生じたり、分かり合えなかったり、傷ついたり、、

そうやって、お互いに認め合い、思い遣り合う先に

人との関係は豊かなものになる。

 

他者は思うようにいてはくれない。

だから、人と関わることは豊かなんだ。

 

 

そんなことをしみじみ感じて

温かい気持ちになれます。

 

 

 

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