言葉による表現力について① 語彙数はそこそこでいい | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

感じていることはある。

思っていることはある。

考えていることはある。

 

確かにあるのだけれど

言葉で表現するのが苦手で、なかなか伝えられない。

 

そういう人は

「わたしは語彙が少ないから」とおっしゃいます。

 

語彙というのは知っている言葉の数を言いますから

「知っている言葉の数が少ないから表現力が低い」

ということになりますが

実際には、人に伝わる表現力と語彙(知っている言葉の数)は

さほど関係がありません。

 

語彙はそこそこでいい。

日常的に使う言葉を知っていれば十分で

日常的に使わないような言葉を使うと、かえって伝わりにくくなります。

 

自分が物凄く多くの言葉を知っていたとしても

相手の知らない言葉を使うと伝わりませんからね。

 

例えば

専門用語ばかりを連ねて説明されても

わかるのは

「この人は専門知識が多いんだな」ってことくらいで

内容はさっぱりわかりませんよね。

 

語彙を増やすことは、もちろん楽しい。
知識が増えるのは楽しいですもん。

増えると嬉しいから使いたくなります。


でもね

その言葉をそのまま使ったときに

「そんな言葉知ってるなんてすごいね!」

と言われるようでは、伝える表現としては残念(;^ω^)


伝えたいのは

自分がこの言葉を知っているという事実ではなくて

感じていること、思っていること、考えていることですよね。

 

 

じゃあ、言葉による表現力ってなんなの?

どうやって磨けばいいの?

 

それについては、また明日。

 

 

 

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