『パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか』 岡田尊司
「あなたは人格障害だ」
と
上司から言われた
パートナーから言われた
友達から言われた
先生から言われた
という話を
カウンセリング中に聴くことが少なくありません。
ところが
言った側は
人格障害についての知識を
持っていないことが、ほとんどです。
知識を持っていないのに
差別的な響きを滲ませて
相手に投げるのです。
知識を持っていないから
「人格障害」という言葉を
差別的に使うことができる、ともいえます。
まずは、知ってほしいなぁと思うのです。
この本は
さまざまなタイプの人格障害を
わかりやすく解説しています。
「この人は人格障害かな?」
と思ったら、チェックすることができるし
もしそうならば
どう接したらいいのか。
「わたしは人格障害だろうか?」
と思ったら、チェックすることができるし
もしそうならば
どう克服すればいいのか。
そういうことが書かれています。
