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愛情までコントロールすることはできない
（「もちきれない荷物をかかえたあなたへ」 クラウディア・ブラック）
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先日ご紹介しました「子どもを生きればおとなになれる」
の続編的な本です。
実際に
インナーアダルトを育てて
ＡＣの回復を行った方の体験が
紹介されています。
その中の一人ボブは
愛情を注がれて育った女性と結婚しました。
ボブの依存症治療のことを、妻が両親に話したとき
彼は、欠陥人間であると知られてしまったと感じました。
ところが、義理の両親は
彼の治療を前向きに捉え、励ましたくれたんです。
そのとき、ボブは
義理の両親の愛情までコントロールすることはできない
ということを知ったそうです。
自分なんかダメ人間だと感じている人に
「そうじゃないよ。あなたは愛される価値があるよ。」
と伝えても
なかなか、受け取ってもらえません。
「あなたは」
という、YOUメッセージだからです。
「そんなあなたを、わたしは大切に感じてるよ。」
と伝えてみてください。
「わたしは」
という、Iメッセージで。
相手は
「こんなダメなわたしを大切だなんて、おかしいんじゃないの？」
と言うかもしれません。
それならば
「おかしいかもしれないけど、わたしはそう感じているのよ。」
と言えばいいのです。
愛情をコントロールすることは
できないのですから。