こんな自分じゃダメだ。
もっとみんなの人気者のあの子みたいにならないと。
もっとあの子みたいに賢くにならないと。
もっと、評価される自分にならないと。
こんな私じゃ全然ダメ…!!
そう思い詰め、手にしている布を切りきざんでは無理矢理縫い付ける。
幼い私は、何かに追い立てられるように脇目もふらず異様な雰囲気で、さらにぐちゃぐちゃの布を切りきざみ、縫い付け続けている。
その布は、みるも無残な継ぎ接ぎだらけの、ぐちゃぐちゃのボロ雑巾になっていく…。
これは私が先日、自分のワーク 中に見たもの。
幼い私と、ボロっボロの雑巾。
ボロ雑巾も、私。
今の私ではダメだと思い込み、憧れのあの子みたいになる為に、自分を切り刻み、今と違うように縫い付けた。
ちょっとあの子みたいになれた気がした。
そして、今の自分ではダメだと思うたびに、新たに自分を切り刻み、また違うように縫い付けた。
やりすぎてもう元の自分が分からなくなる程、布はぐちゃぐちゃで、ボロ雑巾になっていた。
そんな彼女が、か細い声で呟いた。
「もう嫌だ…」
大人の私は、幼い私を抱きしめた。
幼い私が泣き出した。
彼女が泣きやむまで、ずっと見守った。
私は、自分がどんな想いで生きてきたのかを改めて気づかされた。
愛される為、自分を否定し続け、必死で自分じゃないものになろうとしていた…。
そして、今、やっとそんな自分を癒すことができた。
私は自分自身をクリアにするワークを定期的にするんだけど、これは映像があまりにリアルで印象的なものだったから、敢えてブログに書いてみました!
ちょっと重たかったらすみません(笑)💦
でも、出てきてくれてありがとうです
