名古屋市の夫婦問題・離婚問題相談室リボーン カウンセラーの今枝朱美です。
リボーンでは夫婦のカップルカウンセリングを多数お受けしています。
みなさん共通することは、
「話が通じない」
「かみ合わない」
そうなってしまう理由。
自分のことだとわからないですが、第三者のことならわかるのではないでしょうか。
ネットだけではなくテレビのワイドショーでも話題になっていた、東京都知事選小池氏当確後の「日テレ公式NEWS」。
古市憲寿氏と次点だった石丸伸二氏の会話がかみ合っていなかった話題はご存じですか?
1点目。
当選を目指しあれだけ頑張った石丸氏に投げかけた古市氏の質問。
「2位でちょっと嬉しかったですか?」
失礼にもほどがあります。
今回の場合は単純に意地悪だと思いますが、世の中には本当に2位で喜ぶ人もいます。
蓮舫さんもずいぶん前に言っていましたよね。
「2位じゃダメなんですか?」
って、今回は3位でしたが。
価値観は人それぞれで、家族や夫婦の価値観は社会の価値観と比べても、もっともっと違いがあるといつも感じています。
休日は夫婦で過ごすことが当たり前の夫と、自分の好きなことをして過ごしたい妻。
便座を閉めることが当然の妻と、開けっ放しで何が悪いと思う夫。
実家に行くことを楽しみにする妻と、苦痛だと思う夫。
夫婦には子どもが居るものだと思う妻と、子どもは居なくてもかまわないと思う夫。
大きな問題から些細なことまで様々で、価値観が違うだけで正解不正解はありませんが、どれもが夫婦げんかになります。
2点目。
「政治家」と「政治屋」がどう違うのか、石丸氏はなぜ政治屋ではないと言えるのかの質問。
古市氏は石丸氏の話も聞かず、自分の思っている答えが返ってくるまで質問を繰り返しました。
日テレの二人のアナウンサーもそうだし、古市氏もそう。
自分の考えることが正解で、その言葉を引き出そうと質問し、思う答えではないものは受け入れない。
あのやり取りを聞いていると、今回は現小池都知事を持ち上げて石丸氏を貶めると言う日テレのシナリオがあって、それに持って行こうと必死なことが透けて見えすぎで、あえて石丸氏が乗らなかったんですよね。
夫婦の間でこんなに戦略的なやり取りは無いと思いたいですが、自分の考えが正解で、それと違う答えは受け入れないことはよく見られます。
はたから見ればどっちでもいいことでも、本人はそれが正義だと思っているので、理解できない相手がどうかしていると考えます。
お互いが自分の結論に導こうと、同じ質問とかみ合わない答えをエンドレスに繰り返す。
相手を寝かせず5時間以上続くことも。
ふたりとも睡眠不足で頭がもうろうとしているのだからまともな話し合いになるはずはありません。
あいつはバカだから理解できない!
むこうは発達障害だから仕方がない。
結局、何の解決にもならない相手の批判ばかり。
自分は優れているのだから正しい。
本当にそうでしょうか?
夫婦で意見が違ってはダメですか?
違いを認め合えばいいと思うけど、一緒に生活するには合わせなければならない時も確かにあります。
そんな時は相手を自分の正解に引っ張り込もうと争うより、まずは相手の言うことを理解してみようと考えることは無意味ですか?
自分なんて大したことないんだからと謙虚になり、相手の意見を一度取り入れてみたらどうでしょう。
上手くいかなければ、「ほらやっぱりダメだった」と相手を責めるのではなく、二人で次の方法を考えてみればいい。
自分だって間違えることはあるのだから。
他人のことならわかるんだけど、自分たちのことはわかりにくい。
夫婦だけではらちが明かないときは、夫婦カップルカウンセリングに来てください。
中立の立場でお話を聞き、解決の糸口を探します。
一人で悩んでいるより絶対近道です。
お待ちしています。
夫婦問題カウンセリングなら名古屋のリボーンへ