名古屋市の夫婦問題・離婚問題相談室リボーン カウンセラーの今枝朱美です。

 

夏休みをいただき1泊2日で琵琶湖に行ってきました。

 

琵琶湖

 

92歳になる母と三人娘、運転手とカメラマンは姪にお願いしての女子旅です。

 

足腰の弱くなった母は車いすでの移動なので、行けるところは限られてきますが、観光よりおいしいものを食べて親子の時間を楽しむことが目的なので問題ありません。

 

 

耳もかなり遠いので、娘たちの会話はほとんど聞こえませんが、一緒にいるだけで楽しそうです。

 

親子旅行 はす

 

母は昭和一桁で亭主関白、縦のものを横にもしないような頑固な父に絶対服従で、家事子育て一切に加え家業の手伝いもさせられていたので、父が亡くなるまでずっと忙しく過ごしていました。

 

手こそ上げたことはありませんでしたが、今でいえば立派なDV・モラハラ夫です。

 

そんな忙しい母との子どもの頃の思い出を姉妹で話しました。

 

私は末っ子でしたが、特に甘やかされたわけでもなく、忙しさに紛れて育てられた気がします。

 

しかし、ことあるごとに母にしてもらったことを思い出しては、ひとり幸せな気持ちになっています。

 

小さいときから忙しい母にわがままを言ってはいけないことはよくわかっていました。

 

眠るまでずっとそばにいて欲しかったけど、忙しいことはわかっていたので、子守歌の「ゆりかごのうた」を一番だけ歌って欲しいとお願いしていました。

 

おかあさん、一番だけでいいからうたって。

それでぜったいねるから。

 

ゆりかごのうたを カナリヤがうたうよ 

ねんねこ ねんねこ ねんねこよ

 

ここまで聞いていつもねたふりをしていました。

そのうちに本当に眠ってしまうのですが。

 

布団に入り、寒いときは肩口から冷たい空気が入って来ないように、

「おかあさん、首んとこぎゅってして」

と言い、布団を添わせてもらっていました。

 

そんな些細なことですが、私にとっては

「愛されてる」

と感じられることで、安心できました。

 

気にしなければ見過ごしてしまいそうなエピソードですが、些細なことでも幸せエピソードとして繰り返し思い出すことで、自己肯定感高めの私が育ったような気がします。

 

自己肯定感低めな次女も、言われてみれば同じようにしてもらっていたのですが、幸せエピソードとして捉えてなかったようです。

 

そんな話を車の中でしながら、たくさん母にしてもらっていたことを三人で思い出しました。

 

 

 

夫婦同席相談のワークで、お互いに相手の良いところ好きなところ尊敬するところを50個書き出してもらうことがあります。

男として、夫として、子どもの父親として考えながら。

 

改めて考えてみると、たくさん出てきますよ。

今までは見てなかった、見ようとしてなかったんですね。

 

それぞれに書きだしたものを、見てもらいます。

 

見えてきて幸せになり、見てもらえていたことがわかって幸せになる。

 

見てなかったなんてもったいないですよ。

 

意識をすれば見えてくること、幸せに感じられることがたくさんあります。

 

自分の幸せを見つけることが難しいと感じるなら、リボーンで私と一緒に見つけてみましょう!

 

 

 

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