愛知県名古屋市の夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。

 

結婚、子育て、夫婦。

時代が変わり社会が変わればあたりまえが変わることはよくあります。

 

私が結婚するころ。

その時代、女性はクリスマスケーキにたとえられ、25歳(日)過ぎたら売れ残りと言われていました。

現在、女性の初婚が一番多いのは26歳前後ですが、50歳を過ぎて初婚の方もあるので平均年齢は29歳となり、「30歳までには!」と焦る方が多いです。

 

「24歳が結婚適齢期」は変わりました。

 

そして私が出産するころ。

35歳からは母子手帳に高齢出産のしるしマル高のハンコが押されていたので、何としてもそれまでに!と考えていました。

しかし現在ではそれも無くなり、40歳からでも不妊治療で妊娠出産をされる方がいらっしゃるため、「40歳からでも!」と考える方を多く見かけます。

 

「初産は35歳までに!」は大きく変わりました。

 

 

 

20代での子育てと40代での子育てを考えてみましょう。

どちらにもメリットデメリットがあります。

大きく分けて2つ。

体力的なことと知識的なこと。

 

まずは体力。

1㎞走ることを考えてみましょう。

20代の私と40代の私。

自分がまだ20代なら、母親と競争していることを想像してみましょう。

走った後の疲労感を比べてください。

その後すぐに子どもと公園に行けますか?

 

またはオールで遊ぶことを考えてみましょう。

赤ちゃんの夜泣きに付き合う体力が想像できるはずです。

体力的には絶対に若い方が有利。

 

産後のからだの回復も圧倒的に違います。

 

 

次は知識。

良くも悪くも知識は年齢を重ねると増えていきます。

知識と同じように貯蓄や年収も増えると考えると、40代の方が余裕をもって子育てできるでしょう。

 

まあ、何もわからないうちに無我夢中で子育てしてしまった方が良いと言う考え方もあります。

子育ては理屈ではできないので、社会経験は邪魔をするかもしれませんね。

 

歳を重ね、人として成長し温和になり鈍感力を身に付け他人を尊重できるようになっていれば高齢出産はメリットになります。

 

しかし、誰が何と言おうと子育ては疲れます。

体調が優れないとくよくよし不安になり悲しくなりイライラします。

 

人によってはすぐに更年期障害に入ったり、親が高齢で子育てを手伝ってもらえなかったり、もしかしたら親の介護が始まっている方もいるかもしれません。

 

「なんで私ばっかり子どもの面倒見なくちゃいけないの!?」

 

 

共稼ぎ率が専業主婦率を大きく上回り、核家族化はさらに増えました。

 

現実の社会は全く整備されていないのにもかかわらず、パパの育児参加も勧められるようになりました。

 

またSNSやネットニュースでは家事・育児分担が取り上げられています。

 

みんなはパパが積極的に子育てに参加してるのに、うちは帰りは遅いし帰ってくるとゲームばっかり。

 

「なんで私ばっかり子どもの面倒見なくちゃいけないの!?」

 

そうなりますよね。

 

 

でも、面倒を見る。

 

う~~~ん、なんか違うんですよね。

 

面倒とはー手間がかかったり、解決が容易でなかったりして、わずらわしいこと。(goo辞書)

 

子育てってわずらわしいことですか?

 

私も3人の子どもを育てたので、お世話が大変なことは誰よりも知っています。

 

子どもと遊べる♡

子どもと一緒に居られる♡

子どもの成長を見逃さない♡

 

そんな良いことがいっぱいあることも知ってるのに。。。

 

「なんで私ばっかり子どもの面倒見なくちゃいけないの!?」

 

これって、もしかしたら夫婦仲が悪いからそう思うんじゃないですか?

 

相手がムカつくから、

相手が得をして自分が損をしていると思うから

子育てがわずらわしくなっちゃうんですよね?

 

家事・育児の分担を決めるより先に、夫婦関係に向き合ってみませんか?

 

夫婦仲が悪かったら、いくら分担を決めてもお小遣いを見直しても解決しませんよ。

 

そうそう、一番やめて欲しい考えは、

「もう一人子どもができれば変わるかも。」

「家を買ったら変わるはず。」

ってやつ。

 

それは夫婦が仲良くなって、今の子育てが楽しくなってからにしてくださいね。

 

両親の喧嘩を子どもに見せることは面前DVと言い、虐待に当たります。

 

「喧嘩してないもん。無視してるから。」

って、無視も立派な精神的暴力(DV)ですよ。

 

夫婦だけではどうにもならないと思ったら、相談に来てくださいね。

 

夫婦同席相談もお受けしています。

 

 

 

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