結婚教育協会 愛知支部長今枝朱美です。
月一ペースで講座をしていますが、いつもは結婚教育を学びたいと希望される方に、結婚教育的性の講座をさせていただくことがほとんどです。
今回はNPO法人シニアメイクセラピー協会さんが、「いつもとは趣向を変えた講座を開催したい」ということで、お声をかけていただきました。
ですので、参加の皆さまは「協会のイベントだから出席しました」というスタンスで、アウェイ感満載です。
“逆転の発想!夫婦のセックスレスから考える 性をステキにする方法”
「セックスレスの話って何?!」
「夫婦の性の話をこんなオープンに聞いたこと無いんですけど・・・」
しかしそこは30代から70代のベテランの奥さまたちです。
笑いあり、頷きありで興味深く聞いていただけました。
結婚教育は教えるではなく、知識を提供しみんなで考えます。
性欲とはセックスとは、女性のライフサイクルの変化、セックスレスの相談事例から、加齢変化、高齢者の性などをお話ししました。
グループワークは
① 誘われたけど今日はちょっと・・・どう断わるか
② 誘ってみたけど反応が・・・どんな返事なら傷つかないか
③ どんな流れなら素敵なセックスにつながるか
盛り上がったり、意見につまり困ったりで、たくさんの気づきがあり、改めて相手の気持ちを考えることができました。
NPO法人シニアメイクセラピー協会の活動はボランティアで施設を訪問し、メイク、ハンドマッサージ、ネイルケアなどと、回想法という会話で笑顔の輝きを提供する、素晴らしい活動をしてみえます。
代表の青木倫子先生 写真はFBからお借りしました
メイクは女性の部分の承認につながります。
キレイになりたいという欲求を満たす行為で、広い意味の性欲も満たし、笑顔をいただけます。
写真はFBからお借りしました
ハンドマッサージでスキンシップをとることも同じです。
会話をしながらスキンシップをとることで、愛情ホルモンもアップしどちらもが優しい気持ちになります。
自分の性を大切にしてもらえることは年齢に関係なく、すべての方が望んでいることです。
私も家族の介護などの場面で、忘れないようにしたいと思います。
アンケートではたくさんのご意見、感想をいただきました。一部ご紹介させていただきます。
なかなか人の触れないところに話でしたので勉強になりました。
大事なことを思い出しました。(50代)
子どもの性教育、今後の夫婦の性のことを考えていこうと思います。
良い機会になりました。ありがとうございました。(40代)
言葉で伝える、ふれあうというちょっとしたことができてないと、数年後・・・数十年後と経ったときとりかえしがつかなくなるんだとわかりました。
なので、日々の何げないスキンシップを大切にしたいと思います。(40代)
自分が言われて傷つく言葉は相手にも同じと言うことを改めて気づきました。
認めてもらうということが、とても大切だと思いました。(40代)
今まで、いやいや!!としてきましたが、断り方等いろいろ方法があると思いました。
ちょっとやわらかくふんわりと過ごせたらと思いました。(60代)
高齢化の社会、性の年数も長くなり、大事なことだと思います。
もっと知識を得る機会が不可欠かと思いました。(60代)
あたたかく迎えていただき、ありがとうございました。