6月9日には四国が梅雨入り宣言され、近畿地方の梅雨入りもカウントダウン中…
梅雨入りまでには…と、庭作業も大忙しです。
繁った庭木類の剪定も、庭の雑草抜きも、春の草花類の後始末も、生長期の施肥も、殺虫殺菌作業も、適切な整姿作業も、新たな草花類の補植も…、気になる作業は山ほどあるのがこの入梅前のこの時期…
ちょこっと2,3時間ほど庭でごそごそ動き回るとゴミ袋が1袋…また1袋…とすぐに満杯になります。
そんな時期に庭に咲く花々に心が軽やかになり、「忙中閑あり」で、次の庭作業にエンジンが回ります。
そんな花々を、直近の記事で取り上げた花々との重複をなるべく避けつつ、順不同で、幾つか取り上げてみます。
【 アスチルベ 】
地植え。植えた当初は、白、桃、赤の三色でした。その後順調な生育で、年々見事な花姿を見せてくれていました。
ところが、生育エリアいっぱいに広がった頃から状況は一変…
三種間での生存競争が勃発…
数年後、桃色種がダウンし、その後数年で白花種もダウン…
勝ち残った赤花種も元気喪失…し、生育範囲が狭くなっています。
そして、生育中の芽は10芽以上あるようですが、今年咲いたのはたった一本だけ…
余りに寂しくなったので、先日、桃色種を補充して植え付けました。
【 アリオギネ ハケイフォリア 】
鉢植え。2鉢あり。一日花だけど、次々と咲きます。
この花色がなんとも言えないほどに魅力的で、心が和らぐような印象です。
【 アジサイ 】
地植えと鉢植え。 普通種とガクアジサイ、ヤマアジサイが10株ほどあるでしょうか…
色調的には、白、桃、赤、青…
店頭で見た花姿に好印象を受けての購入の繰り返しでここまでに増えてしまいました。
品種名(一部):ダンスパーティ、ウェディングドレス、ひな祭り、おはよう、紅、トリコロール…等。
【 クチナシ 】
地植えと鉢植え。 品種的には、通常の一重咲き種、八重咲き種、一才斑入り葉種があり。
クチナシの赤い実は、普通種だけに見られます。
赤い実を期待するなら普通種を育てましょう。
開花は、現在、満開状態の普通種だけ… 他の品種はまだしばらく先になりそうです。
【 シンフォリカルポス マジカルギャラクシー 】
地植え。 白と桃の2種あり。
花も可愛いけれど、実もまた愛らしいですよ。
(左):手前が桃色種、奥が白色種
【 ゼフィランサス 】
地植え。 邪魔にならない場所に球根を植えっ放し。それほど気にかけていないのですが、固まって3輪も咲いていたのでほぉぅーと目に止まりました。
【 チドリソウ 】
地植え。勝手生えです。
【 フロックス パニキュラータ ダニエラ 】
地植え。 草丈は約1m。長年同じ場所で居座っています。
【 ユリ 】
地植え。 球根が腐敗しやすくて連作障害を受けやすいユリですが、土質調整しながら、もう何年も同じ場所で育てています。
ところが、保存中にも球根が腐ったりして、今年はカサブランカ等の白花種が消滅したようです。 全部で何種類が咲いてくれるやら…
この株(個体名不詳)は20個余の蕾がある
【 カンパニュラ サラストロ 】
地植え。 相当の古株ですが、増え過ぎないように適当に抜いて調整しています。
【 ワックスフラワー 】
大型鉢植え。
【 常緑ヤマボウシ 】
地植え。 ここ数年で枝振りが二回りほど生長してきたので、樹高も止めたいし、この秋にも強めの剪定をする予定…
【 チャボキスゲ 、ヘモロカリス エブリデイリリー パンチイエロー 】
地植え。 葉も花も株の大きさも、よく似た姿なので、花姿を並べてみました。
チャボキスゲは大鉢植え、パンチイエローはメイプルプランター植え。
チャボキスゲはここ数年で鉢いっぱいに大繁殖しています。
どうです? よく似ているでしょ?
【 チェッカーベリー 】
鉢植え。 小型種で、小さな花に赤い実を付けると、一段と可愛らしさが増します。
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( 赤い実:2022/11 )
【 スイートピー 】
地植え。 4色あり。
【 アルバストラム ラブグリーン 】
鉢植え。
【 クロバナロウバイ アフロディーテ 】
鉢植え。
【 姫ザクロ 】
鉢植え。 盆栽し立て。
【 野菜類 】
実物夏野菜類はなるべく全ての雌花に結実して欲しいので、受粉は自然任せだけでは無く、毎日、人工授粉も極力実施中… 既に、キュウリ、ピーマン、ナスの収穫がポツリ、ポツリと始まりました。
スイカも雌花を見つけています。気温の上昇を受けて、オクラやトウモロコシの生育は始まったばかり… ニラは食べきれないほどに増えています。
基本的に、夏野菜類はゼッタイにツルの芯止めをせず、自然任せの伸ばし放題の栽培法です。そのために、支柱は頑丈で、生長を見込んで増設し続けます。
手入れと言えば、新茎やツルの誘導と繁り過ぎたら葉掻きくらい…
★ ゴーヤ:地植え。今年は4株。毎年、天井もある小屋風の支柱に沿わせたグリーンカーテンを兼ねた栽培法です。
写真時点では高さ約180cm、現在は2mを超え、天井で水平に生長中…で、小ツル、孫ツル…が次々と伸びている。
ツルは伸ばし放題なので、夏頃にはゴーヤの小屋が完成します。そんな天井部からゴーヤの実がぶら下がる様はなかなか風流です。
★ キュウリ:地植え。順調に生長中… 現在、高さ約2m。 小ツルが伸び始めた。
梅雨入り前の庭木の剪定作業も、ようやく終盤が近づいてきました。
単に鋏でチョッキンと切るだけの剪定では無く、木の種類、枝の形状、周辺植物への影響、数年後の望ましい整姿…を狙いながら、一枝ごとに熟慮を要します。