ようやく晴れ間が見えた雛祭りの日、チョッピリ遠方まで観梅ドライブに出掛けた。
場所は、『 鈴鹿の森庭園 』(三重県鈴鹿市)。
この場所は、何気なく日帰り観光旅行の新聞広告を眺めていて、初めてその所在を知った次第です。
普段は非公開で、梅の開花時期だけ公開している由。
庭園は、日本の伝統園芸文化のひとつである枝垂れ梅の「仕立て技術」の存続と普及を目的とした『研究栽培農園』とのこと。
つまり、枝垂れ梅の仕立て上手な庭師サンの育成場所…
なので、庭園内は枝垂れ梅の古木、大木ばかりがずらぁ~りと植えられていました。
そして、それらの銘木には、風格を感じさせる”固有名称”が冠されていましたね。
そして、我家近隣の梅の開花状況は満開~散り始めの頃だったので、ここの枝垂れ梅の開花状況が、事前情報では満開とのコトだったけれど、気になっていました。
入口からは庭園の開花状況をうかがい知ることは出来ません。
今年の雛祭りの日は、たまたま日曜日…
広い駐車場は、近隣府県ナンバー(神戸、大阪、京都、滋賀、岐阜、愛知…)がずらりと…
入場口は、途切れない入場待ちの人の列がズラ~リと…
入場口
入場後、でぇ~んと迎えてくれたのが大木の「天の龍」。
「天の龍」
園内案合図 (入口は右下)
歩を進めると、次々と見事な梅樹が待っていました。
順不同ですが、園内の花景色をご覧下さい。
「左の龍門梅」と「右の龍門梅」
「酔心梅」
「思いのまま」(左) 「御幸」(右)
「青龍梅」
「八重緑萼しだれ」
園内
いかがです?
見応えがあるでしょ?
これでも”散り始め~落花盛ん”の木々が多く、「満開」の木々は少数派…でしたね。
ドンピシャ!の満開の頃はどれほどの圧倒感に覆われるのやら…
個人的には
ガーデニングにとても関心がある身なので
それぞれの木々の剪定・整枝の技法についても
大いに勉強させて貰いました。