子ども未来プロデュース実践講座 主宰 山野江里依です。
今日、読み返した本の中に、「なるほど!」と思った章があり、
少しご紹介させて頂きたいと思います。
「子どもの成長にしたがって、親は”保護者”から”親”になる。
子どもの成長は目覚ましく、間もなく保護も支配も必要ない時期が来ます
しかし、その成長に気が付かない親はそれまでの延長で、
変わらず子どもの保護と支配を続けます。
それは「かわいい子どもを守りたい」
「キチンとしつけ、いい子に育てたい」
そして「自分もいい親でありたい」という
ごく当たりまえの願望の表れです。
ところが、実際はそれが子どもの自由を奪い、
みずから伸びようとする芽を摘んでしまうのです。
子どもの「できる」を認めず
「できない」ままの存在として保護し続けることで、
子どもの自立を妨げてしまいます。
保護という善意のもとに支配され、
「できない子」として育てられた子は、傷つきながら大きくなります。
なぜなら親が「保護者」でいる限り、
親から愛されるためには子どもは
「できない」存在でいるしかないからです。・・・・後略」
~子どもの心のコーチングより~
子どもを「できる人」として扱うこと、
自立する準備を少しずつしないと
子どもを「できない」存在のまま大人にしてしまい、
本当のその子の人生を生きる力を
奪ってしまうことになるのかもしれませんね。
保護者から親へ、
親の成長が子どもの幸せへとつながるのですね!(^^)!