1700年代
当時、スウェーデン領で
あったフィンランド
は農地大分割を実施。
しかしながら
人々は今までと変わらず
国有林を利用し続けていた。
薪や建材にするため
木を国有林から
集め、
牧草地や耕作地として
利用するために
焼き払ったのである。
1800年代中盤になると
森林の乱開発が
続いていたために国は
フィンランドの森の消滅を
危惧し始めた。
国有林の
管理と利用方法を
人々に知らしめるために
1859年
フィンランド森林庁を
設立したのである。
1870年代
国有林の半分は
ほぼ自然な状態であった。
南部ラップランドにある
ピザヴァーラの森だけ
が多様な性質を
持つ唯一の森ではなかった
のであった。