不登校の中学3年生10ヶ月ぶりに教室登校開始!高校進学に向けて不登校解決の一歩を踏み出す!② | 不登校解決相談所のブログ

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9月から別室登校開始!10月には毎日の教室登校!



1.「10ヶ月ぶりに教室に行くことが出来ました!」
2.カウンセラーの趣味はアニメからアイドル、歌い手、ゲームと様々!
3.最初のカウンセリングで趣味の話だけをしていると不登校は解決できない!
4.不登校を解決するためのカウンセリングとは?
5.心の奥には「登校したい」と言う気持ちが!それを引き出すカウンセリング!
6.久しぶりの登校は水曜日か木曜日!
7.登校しょうと思えるようにするカウンセリング!
8.勇気の一歩を踏み出した不登校の中学3年生!



1.「10ヶ月ぶりに教室に行くことが出来ました!」

昨年の12月から不登校になってしまった中学3年生の男の子がいました。

この子のお母さんが不登校解決相談所に相談を下さったのは、夏休みに入ったばかりの7月後半でした。

このお母さんが、先日、泣きながらこのような電話をくださいました。

「先生、ありがとうございます。」
「今、子どもが昇降口から教室に向かいました。」
(別室登校の時は職員入り口から入っていた。)
「10ヶ月ぶりの教室登校です。」
「暴れたり、暴言を吐いたりすることもありませんでした。」
「先生、本当にありがとうございます。」

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2.カウンセラーの趣味はアニメからアイドル、歌い手、ゲームと様々!

初めてのカウンセリングで、私はこのように話を始めました。

「戦艦の模型とかつくってるんでしょ!」
「同じような趣味の友達、あんまりいないでしょ~。」
「今日は、趣味の話ができると思って楽しみにしてきたんだ!」
「そうそう、先生、迷彩塗装がよく分からないんだけどやったことある?」

静岡にある不登校解決相談所では、最初のカウンセリングのときに趣味や好きなもの(事)の話をすることが多くあります。

「ブログの子は、たまたま先生と同じ趣味だったからいいですけど・・・・。」
「先生の趣味と違う不登校の子どもが来たらどうするんですか?」

このようにおっしゃるお母さん方もいらっしゃいます。

ただ、その部分は心配していただかなくて結構です。

なぜなら、私は多くの趣味を持っていますし、いろいろな情報をもっています。

もちろん、全ての趣味を知っている分けではありません。

そんなときは、事前にお母さんから情報をいただき、その趣味をやったり、見たり、聞いたりしています。

ちなみに、最近は「ハニワ(ハニーワークス)」の小説を3冊読み、映画を見ました。


3.最初のカウンセリングで趣味の話だけをしていると不登校は解決できない!

静岡にある不登校解決相談所では、最初のカウンセリングの時に不登校のお子さんに必ず伝える内容があります。

それが下記のものです。

「不登校を解決して、登校できるようにしよう!」

もちろん、1人ひとりのお子さんによって、声のかけ方は変えていきます。

「少しずつ学校に行こうと思っているんだね!それなら行けるようになるね!」
「○ヶ月後くらいには、□日登校できるようになりたいね!」

強めに言う場合もあります。

「今の状態だと○○になってしまって、□□になる可能性が高いよ!」
「少しでも早く登校できるようにしないとダメだね!」


4.不登校を解決するためのカウンセリングとは?

不登校の子どもの話だけを聞いて、登校を促さないことも出来ます。

「いじめ」や「無視」「からかい」などが原因で不登校になってしまった子に対して、強い登校刺激を与えることはありません。

ただ、全ての不登校の子どもに、登校刺激を与えない対応をとってしまうと、不登校の解決に時間がかかったり、最悪、ひきこもったりしてしまいます。

また、最初に子どもの話だけを聞いて、登校を促さない対応をとってしまうと、登校のチャンスが訪れたときに、刺激を与えられない関係になってしまいます。

「このカウンセラーさんは、私の話を聞いてくれる!」
「でも、やるべき事はやろうと言う!」
「出来ることをやらないと注意する!」
「失敗してもがんばった場合は、たくさん褒めてくれる!」

不登校の子どもがこう思ってくれるように、必ず最初に「不登校解決」の話をするのです。


5.心の奥には「登校したい」と言う気持ちが!それを引き出すカウンセリング!

静岡県にお住まいのこのお子さんは、最初のカウンセリングでこのように言ってくれました。

「学校に行かなきゃなとは思ってるんだ!」
「でも、なかなか勇気が出なくて・・・・。」
「高校にも行きたいから、がんばろうと思ってはいるんだ。」

私は彼にこう言いました。

「自分の気持ちを話してくれてありがとう」
「がんばろうという気持ちをもっているんだよね!」
「そういう子は、ちゃんと学校に行けるようになるよ!」
「先生も手伝うからね!」

お母さんには、このように伝えました。

「息子さんは、がんばろうとしているんですね!」
「とても、しっかりしたお子さんですね!」
「登校に向けて少しずつガンバルと言ってくれました!」
「私もお手伝いさせていただきますので、一緒にがんばりましょう!」


6.久しぶりの登校は水曜日か木曜日!

静岡にある不登校解決相談所では、久しぶりに登校する日を水曜日か木曜日に設定させていただくことが多くあります。

それに準じて、登校予定日前のカウンセリングを火曜日や月曜日に設定させていただきます。

なぜかと言うと、本人がやる気を出したときに少しでも登校しやすい状態にしたいからです。

木曜日や金曜日、土曜日に2回目のカウンセリングを行うと、本人がやる気を出して登校に前向きになったとしても、学校は休みになってしまいます。

土日を家で過ごしていると、せっかく燃え上がったやる気の炎は小さくなってしまいます。

結局、月曜日からも登校できない状態が続いてしまうのです。


7.登校しょうと思えるようにするカウンセリング!

静岡県に住んでいるこのお子さんの登校日も水曜日か木曜日に設定する予定で夏休み最後の日である火曜日にカウンセリングを設定しました。

そこで、全日制高校を希望していることを彼の口から聞いた私は、このように伝えます。

「少しでも早く学校に行けるようになったほうがいいね!」
「その後も、登校を続けられるようにしたいね!」
「五月雨不登校でも全日制高校に合格できるかもしれないけど、高校に入ってから困るよ!」
「高校には留年があるからね!」

するとかれはこう答えました。

「明日(水曜日)か、明後日(木曜日)から、学校に行ってみる。」
「午後からでもいいかな?」

私はこう答えました。

「明日から行けたらすごいね!」
「先生のおすすめは木曜日だよ!」
「もちろん金曜日でもいいけどね!」
「2日連続で登校出来たら完璧だよ!」

彼はこう答えました。

「じゃあ、木曜日からでいいかな?」


8.勇気の一歩を踏み出した不登校の中学3年生!

水曜日の朝、お母さんが泣きながら連絡を下さいました。

「先生!」
「あの子が自分から昇降口(職員玄関)にいきました。」
「朝から学校に行くのは9ヶ月ぶりです。」
「先生のおかげです。」
「本当にありがとうございました。」

最初は木曜日に登校するつもりだった彼ですが、水曜日の登校にチャレンジしたようです。

その後、週に1~2回程度、休むことはありましたが、徐々に登校日数は増えていきました。

10月からは、毎日、教室に登校出来るようになっています。

 

 

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引用元:不登校解決相談所HP