大阪維新の会 市会議員の岡崎です。
本日、維新の党の党大会に出席し解党を決めてきました。
そのことはまた別の機会にこのブログに記します。
今日のブログは昨日の本会議で私が趣旨説明を行いました、定数に関する条例提案についてです。
その本意はその趣旨説明に盛り込まれていますので、当日の原稿を全文記載いたします。
大阪維新の会では前任期、前々任期でも議員定数に関して削減を繰り返し提案してまいりましたが、残念ながらその案はことごとく否決されてきました。
平成22年の国勢調査以降、大阪維新の会以外の皆様から定数に関しなんら提案されたことはありませんでした。
言うまでもありませんが、公職選挙法ではその15条8項で「各選挙区において選挙すべき地方公共団体の議会の議員の数は、人口に比例して、条例で定めなければならない。」とあり、さらに同法施行令144条 人口の定義で「官報で公示された最近の国勢調査又はこれに準ずる全国的な人口調査の結果による人口による。」とあります。
この国勢調査を反映せず平成23年4月に一般選挙を行うため、先に紹介した公職選挙法15条8項に抵触しないようにする「大阪市会議員定数及び各選挙区選出について人口の特例に関する条例」が自民・公明・民主・共産の賛成により可決されております。
その後定数が是正されず、適正な措置を行わなかったのは大きな問題であります。
今回私たちが提案するのはその削減数では一番少ない4減です。
大正区、東成区を定数3から2。
阿倍野区を定数4から3。
西成区を定数5から4にそれぞれ選出数を改正するものです。
早速この案の報道が新聞に出たときに「パフォーマンスだ」とのコメントが掲載されていましたが、これには驚きました。私たちから見ればこの案は削減案ではなく法律を順守するための「適正化」です。
パフォーマンスでもなんでもなく、平成22年に行われた国勢調査で人口の少ない区が多い区より定数が多い「逆転現象」を解消するものです。
例えば前回国勢調査で西成区は12万1972人に対し定数5、住之江区は12万7210人に対し定数4です。
この提案が受け入れられたとしても私たちが特段の称賛を受けるものではありません。先にも申し上げましたが私たちのスタンスは適正化です。
先日のTV番組の討論会で本日辞職をされました柳本議員が松井知事の指摘に対し「国勢調査の結果を見て定数は改善する」という趣旨の発言をされました。
ならば前回平成22年の国勢調査で逆転現象が起こっていたことがなぜ今日まで放置され改善できなかったのでしょうか。
定数をどう考えるかでなく、各区から選出される議員として逆転現象の解消は最低限やらなければならないことでありました。
市民の皆様に「議会は自分たちの身分に関しては改革する気がない」と受け取られても致し方のない事象です。
その後本年春に一般選挙が行われ、私たちはこの場所に座っています。
もう手おくれかもしれません。
それでもできることとして、今からでもこの逆転現象の解消だけでも行いませんか。
今回の国勢調査の結果が出れば周回遅れという指摘に反論することはできません。
国勢調査の速報値が出る前に、つまり自分たちの身分に関する改革が完全な周回遅れになる前にまずは「議員定数の最低限の適正化」をお願いするものです。
「身を切る改革」としては今回の国勢調査の結果をもってさらに議論をさせていただきますが、今の定数が正しい値でなければなりませんし、その土台の上に築かなければなりません。
逆転現象が起こっていることを認識しながら調査結果を一回飛ばしにする理由は私たちには見つけることができませんでした。
ここのところ大阪を取り戻すという言葉を聞くようになりました。大阪が歩いてどこかに行ってしまう訳ではありません。
厳しい財源の中でも創意工夫をして、大阪の活気、大都市としての力強さ等を取り戻して行くことだと思います。
そのためには議会の信頼を取り戻し姿勢をお見せすることも重要ではありませんか。
私の大好きな漫画に「ワンピース」という物語があります。
その主人公は「俺は海賊王になる」と宣言をし、そのさまざまな戦いの先頭に立ち、自らが一番厳しい戦いに身を置き、まさに身を切る戦いに臨むことで多くの賛同を得ています。
物語の世界の話ですがこの物語が大変な人気を博しているということは、多くの方が共感できる主人公の姿勢があるのだとおもいます。
大阪の議会の信頼を取り戻して、未来への飛躍に向けて大きく歩みを進めるためにも平成22年の国勢調査に基づいた議員定数の適正化に多くの議員のご賛同をお願いいたしまして趣旨説明とさせていただきます。
