本日、ビルバオでコーチをしていたKAZU君が
日本に帰国するにあたって、バルセロナに寄るということで
初めて会いました。他のともだちらと一緒でいろいろ
話は盛り上がったのですが、ひとつ印象的だったのは
ゲルニカに恐ろしいほど素晴らしいGKコーチがいて
日本に連れて行きたいという話。
僕も以前、Footの番組でFCケルンのヘリングスさんの
GK講座を見たのですが、
http://www.jsports.co.jp/tv/foot/2009/06/foot_137.html
「ただ単にシュートやクロスをたくさん上げて心拍数に負荷をかけ
練習させたつもりになっているGK練習は時間の無駄遣いだ」
という意見にショックを受け
「全てのゴールはGKのミスから生まれており、その課題に気づかせ
自分で日々、それを意識しつつ改善させることが本当のGK練習だ」
という意見に目からウロコが落ちました。
そのときの話とKazu君の紹介するGKコーチの話に共通点が多く
興味深く聞いてました。
僕からKazu君にききたかったことは
「スペインに監督として残る選択肢はなかったのか?」
「レベル3の監督資格講習会の申し込みについての敷居の高さ」
「日本で指導するクラブは決まっているのか?」
ということ。
そしてさりげなく(と自分では思うのだけど)
「Kazu君がサッカークリニックで紹介してくれた
ジョセップ・クロテット・ルイスの記事や彼のブログがなかったら、
たぶん僕はバルセロナに来ていなかった」
という言葉を伝え、感謝の意を本人に面と向かって
伝えることができました。
インターネットを通じて知り合ってから
おそらく6年目ぐらいがたっての初対面。しかもそれがしばしの
別れでもあるというなんとなくせつない気分でもありました。
まぁ、でもまた同じ世界に生きていたらまたすぐに会うことが
できるのだろうけど、そのためには僕が努力しないとなと。
KAZU君の日本での活躍を期待してます。