新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について

妊娠中ならびに妊娠を希望される方へ

日本産婦人科感染症学会 第9版 2020/04/17 更新より

 

1)受診を希望される方は、まず帰国者・接触者相談センターに相談してください。必要に応じて、指示された医療機関を受診してください。

自己判断で複数の医療機関を受診することはお控えください。

 

2)厚生労働省では、倦怠感や37.5 度以上の熱発が4 日以上続く方を受診対象としていますが、妊婦さんの場合には、リスクを考慮して2 日以上続いた場合には受診をしてください。

 

3)妊娠初期・中期に流早産をきたす可能性は高くないと考えられています。また、胎児奇形の報告は現在のところありません。従って感染が心配な場合、まずは自宅安静で様子を見てください。37.5 度以上の発熱が2 日以上続く場合は帰国者・接触者相談センターにご相談ください

 

4)新型コロナウイルスに感染している可能性がある場合には、妊婦健診受診を控えてくださいまずは、帰国者・接触者相談センターにご相談いただいた上で、かかりつけ産科医療機関に電話でご相談ください。

 

5)妊婦健診の受診を延期する場合には、可能であれば自宅で血圧測定をして、記録しておいてください。不正出血、お腹の痛み、破水感、血圧上昇などの症状がある場合には、かかりつけ産科医療機関に電話でご相談ください。