双龍です(。・・。)
美しい文字は「覚えるものではなく、作るもの」です。
今回は、土へん、王へんです。
とりあえず、手元の適当な紙とペンで、
「坂」「現」「地」
を書いてみましょう。
さぁ、偏と旁の関係については、以前の記事の
をご確認下さい。
解説は下にスクロールするとでてきます。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
①壁から右に線を出さない
勢い余って、最後を長くハネちゃうんです。
最後を長くすると、旁を右側にどかしちゃうんです。
更に、次のように書きます。
②縦線を右に寄せる
上の二つを意識して、実際の文字で解説していきましょう。
右側は引き締まって見え、最終画(主画)がしっかり長く見えますね♪
以前の記事の、
にて、主画の意味について解説しています。
基本的には人は左右対称の文字を美しいと判断するため、右側の方が美しく感じますよね。
③縦線をムダに長くしてしまう
教室の子どもたちには、この症状を、
「鼻の下が伸びてると変な顔に見えるっしょ?」
と教えます(。・・)ノ゙
↓こーんなかんじのイメージです。
右側の漢字のように、1画目の上側に突き出している線と1画目と3画目の間の線の長さを同じ長さにすると
美しくなるのです。
最後にいつも通り、楷書の神様的な存在の顔真卿「多宝塔碑」で解説しましょう。
※7世紀に書かれたものです。
※詳しくはウィキをご覧下さいね♪
今回はきちんと法則通りですね(´ `*)
難しい古典の世界をわかりやすくするために日々研究しております。
〜本日のまとめ〜
①壁から右側に線を出さない
②縦線を右に寄せる
③縦線をムダに長くしない
いやー、漢字ってオモロイですね♪
今回はこのへんで
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