発想 | 長谷川表具店

長谷川表具店

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晴れて気持ちの良い朝を迎えています。岩手県。

 

気温も少し寒いくらいで、快適です。スポーツ日和です。

 

さて、岩手県の未来を思い、住みやすい街を目指したいと、

 

意気込んでみたものの、現実は甘くない。

 

でも、最初からあきらめるのではなく、

 

あれこれ、アイデアを創出することは大事だ。

 

アイデアを練っている時が楽しいのである。うん。

 

そして、いざ、実行しようとすると、現実の厳しさを知る。

 

まず、現実の厳しさを知ることも大事なのだ。

 

そんな簡単にビジネスが出来れば、

 

とうの昔に、岩手は住みやすい街になっていたはずだ。

 

難しいからこそ、やりがいがある。うん。

 

南部せんべい。

 

岩手の特産品だけれど、従来のシンプルなゴマだけのせんべい。

 

これだけだと、観光客にインパクトが無い。

 

だから、醤油味とか、カレー味とか、色んなアレンジをする。

 

南部せんべいを焼くだけじゃなく、油で揚げてみるとか、

 

人って、従来のモノに対して、なにか工夫を凝らしたくなるものだ。

 

これは人間が持って生まれたもので、創意工夫の遺伝子なのだ。

 

なぜ創意工夫の遺伝子が組み込まれているのか。

 

きっと、人が長く生きて行くために必要だからだ。

 

創意工夫が無ければ、飛行機だって、自動車だって

 

生まれてこなかったわけで、

 

今の携帯電話だって出て来なかった。

 

そう考えると、人ってすごいなぁ。。。って。

 

いやいや、自分だってすごいわけです。

 

創意工夫の遺伝子が組み込まれているのだから。

 

新しいアイデアを考えて、試す。失敗する。また考える。

 

これを延々と繰り返しても、飽きないのはなぜか。

 

それは、考えることが好きだからだ。単純明快。

 

人は考えることが好きなのだ。想像することが好きなのだ。

 

これもきっと、遺伝子に組み込まれていることですね。うん。

 

人が考えなくなったら滅亡するしかない。

 

石油がいずれ枯渇する。なんとかしなきゃと考える。

 

人類は難題に対して、アイデアを絞り解決してきた。

 

頭の良い人だけがアイデアを持っているわけではない。

 

みんな平等にアイデアはある。

 

南部せんべいを世界に売るにはどうしたらいいか。

 

岩手の酒を世界に売るにはどうしたらいいか。

 

岩手の米を売るにはどうしたらいいか。

 

思いを巡らし、考えることは楽しい。

 

自分のアイデアの良し悪しは、自分が決める。

 

けれど、最終的には他人に評価してもらうステップが必要となる。

 

ここで、他人にケチを付けられることが多い。

 

だって、売るまでのステップには、中核のアイデア以外に、

 

たくさん、やらなければならないことがあるのだ。

 

だいたい、評価する人は、自分の感覚で、

 

それはいいアイデアだが、誰が買うの?買わないと思う。

 

と意見を述べる。

 

売れるもの、売れないものって、本当は誰も分からない。

 

これまで、たくさんの製品が世の中に出ているが、

 

ヒット商品でも、それが長く売れ続けることは少ない。

 

ヒット商品を改良し、前よりも性能をよくするから売れ続けるのだ。

 

創意工夫を終わらせてはいけない。

 

岩手の生産力は、農産物、林業だと統計に出ている。

 

ただ、海外に販売しつづけるだけの量が確保できるのか。。。

 

ということになる。海外販売も量が問題になる。売れ続ければ。

 

岩手県で生産できる年間の農作物の量は決まっているから、

 

希少価値をつけるしかない。

 

イタリア車のフェラーリみたいに、1台数千万円という価値。

 

キャベツ1個、1万円いや、10万円という価値を付けたい。

 

10万円払っても食べたいと思わせる。

 

もう、魔術を使うしかないか。。。

 

だけど、アイデアって、ここから出発するものだ。

 

うん。