

風水鑑定士:Masayaです。
前回、風水の『常識と非常識』を書きました。
今回は、この問題に一石投じたいと思います。
『風水親善派』VS『反風水派』
ここで、私が尊敬するロー風水大師の書籍の一説です。
「風水アドバイスは抽象的で、ほとんどが将来に関係します
顧客はあなたのアドバイスが良いか悪いか判断がつきません」
この一説が示すように、知識が無い方にとっては
その時は全く価値の無いアドバイスになるのです。
「そんなデザインにして、何の意味があるんだ!?」
知らなければ、その通りだと思います

だって、見えないんですから・・・
しかも、『家』や『お店』は皆さんの夢でもあるんです。
仕方がありません・・・
ですが、未来は必ずやってきます

そこで、風水をもっと分かり易く説明してみたいと思います。
『風水と農業』
今回のテーマです。
ここに『稲の種』があります。
今はただの種=粒にしか、見えません。

ですが、これが成長し、時間を掛けて、やがて大きな穂を付けて
数多くの『お米』を収穫できる可能性を皆さんは知っています

これは経験と知識があるからです。

ですから、先程の『ただの粒』にしか見えない
ちっぽけな『稲の種』にも関わらず
将来的が見えなくても、信じて育てる事が出来るのです。
ですがこの事を知らない人にとっては・・・
これは『ただの粒=ゴミ』にしか見えません

だって、今は本当に『ただの粒』なんですから・・・
その価値が分からず、簡単に捨ててしまうでしょう。
まさかこんな『粒』が将来、多くの実りをもたらす可能性があるとは思わないでしょう。
ですから、土地を整備して、水を引いて、お金を掛けて
一生懸命+時間を掛けて育てる事は絶対にしないでしょう。
だって、今はただの『粒』なんですから・・・

この状況は、風水と非常に良く似ているのです。
風水もまた、知識が無い方にとってはただの『粒(ゴミ)』なんです。
ですから、数多くの『粒という名の種』が私の目の前で捨てられていきました・・・

時間を掛けて、将来『多くの実り』が出るように育てた種(デザイン)を・・・
風水と農業は似ているのです。
①栄養価の高い土地を探し
②農業に適した整備と環境を作り
③時間を掛けて生育していく期間
そして初めて実りある収穫が出来るようになるのです。

もちろん、保証できる事ではありませんので、収穫に失敗する事もあります。
農業は気候や天災に左右されると同じ様に。
ですが、環境が悪いと「種」を植えても発芽すらしないのです。
風水コンサルティングは、この最適な農園を作り
良い種を作るアドバイスをしているのです。
ですから、ほとんどの方からすると
『ただの粒(間取り・デザイン)』
として扱われ、簡単に捨てようとするのです。
そして必ずこの言葉を、「反風水派」の方は言われます。
「どうせ、建てた後からでも
何かを置いて、風水出来るんでしょ」
と・・・

私のブログを、今までご覧頂いている皆様でしたら、
お分かり頂けるかと思います。
完成したデザインが、栄養価の高い土地どころか・・・

このような運気の状況になるようなデザインだった場合
稲が本当に育つと思いますか

このような状況で一生懸命に
「じょうろで水やり」

しても、残念ながら稲が育つ事はないでしょう。。。

知識がある人間からすると、このように
『ただの間取り・デザイン』が、見えるのです。
私にとっては、『ただの粒』ではないのです。
しかしこれには私も反省すべき点があるのも事実なんです。
残念ながら、私には迫力・貫禄というモノがありません。

爽やかですね~
私のお客様だけ
が分かって頂けるこの写真この業界はある程度の『威厳と貫禄』が必要とされるのですが
私はこの真逆を行っております。
そして、強く強制する事は絶対にしません。
ですから、『干ばつ』デザインにしたい

と言われても、ニコニコした上で
「私でしたら、やりません」
(私の口癖です

お客様は気付いておられると思いますが・・・
)しか、言わないのです

せっかくの
大チャンス!!
掴んで頂きたいと思います。