第6回ならPHOTO CONTEST 入賞

 
このコンテストは奈良市と一般財団法人奈良市総合財団/入江泰吉記念奈良市写真美術館の協賛で2年に1度、写真文化の発信と次代を担う写真家の発掘を目的とする
『入江泰吉記念写真賞』、「ならを視る」をテーマに奈良の新たな魅力の発見につなげることをめざした『ならPHOTO CONTEST』を開催されています。
 
このコンテストで我が倶楽部の 日岡 弓枝 さんが ならPHOTO CONTEST 部門で 日本経済新聞社賞 を受賞されました。
 
このコンテストの入賞は 
  • なら賞 1名 [副賞]賞状、賞金5万円、記念品
  • 日本経済新聞社賞 1名 [副賞]賞状、記念品
  • 入選 若干名 [副賞]賞状、記念品    とされる 狭き門 なのです。
今回は 特別賞 が増やされましたが上位から2番目という快挙でした。
 
 受賞作品
 
 
(タイトル:春呼ぶ)
 
審査員 松本 勇(日本経済新聞社大阪本社 編集ユニット ビジュアル報道グループ長)
お水取りの一場面を、二月堂の欄干や松明の竹棒、火の粉の光跡によるシンプルで直線的なパターンとして捉えた点が新鮮でした。
童子の顔が見えないのもそれを強調するうえで効果的です。
わずかに流し撮りにしたことで躍動感と力強さが加わり、悠久の歴史のなかでつながれてきた儀式の迫力が伝わってきます。 
                     ※ 奈良新聞社HPより抜粋
日岡さんのコメント
この作品を撮影したとき、フォトクラブの課題は「春を感じる光景又はスナップ」
でした。
それにあった作品作りのため、お水取り(修二会)へと撮影に行きました。
関西では「お水取りが終わると春が来る」と広く言われているからです。
二月堂の欄干にて練行衆(僧侶)が大きな松明を持ち走りその場で感じたその場
で感じた迫力・躍動感を出したく、流した感じで作品としました。
 
今後も彼女の御活躍を望むと共に応援していきたいと思っています。