暗号のような題名でしたが、この答えはお分かりでしょうか?
このブログを読んでくださっている方には簡単でしょうね。
そう、「細長いバルーンのサイズ」です。
キュキュッとひねって犬とか剣などを作るバルーンの事ですね。
では表題の数字とアルファベットの意味はご存じですか?
160 260・・・という表記、例えば160の場合は、
「膨らませたときに、太さ1インチ、長さ60インチ」を表しています。
1インチ=2.54cmとなりますので、
「太さが約2.5cm 長さ約152cmに膨らむバルーン」という事です。
画像で見ると分かりやすいですね。
ですから260ですと、太さが約5cm、長さが約152cmとなり、160に比べると太さは倍に、長さは同じに膨らむサイズとなります。
最初の1桁が太さ、次の2桁が長さとなります。
350、646も同じです。
では、260Qという風に数字の後に付いた「Q」は何を表すのでしょうか?
ちなみにこのアルファベットは「S」となる事もありますね。
このアルファベットはブランド(メーカー)の表記なんですね。
Qはクオラテックス(パイオニア)、Sはセンペルテックス製を表しています。
現在、細長いバルーンに関してはこの2ブランドが世界の主流です。大道芸人さんやバルーンアーティストが使っているものも、ほぼ100%このどちらかだと思います。
そしてもうひとつ、この細長い風船は、マジックバルーン、ペンシルバルーン、ツイストバルーンなどと名前がついている事がありますが、その違いはご存じですか?
例えば、それぞれの名前が表記されたパッケージを開けてみると、中はどれも同じ「クオラテックス」製が入っていたりします。まったく同じバルーンが入っている訳です。
これは「商品名」です。
同じクオラテックス製をパッケージして、自社の商品名にして販売している訳です。
よくお店にいらっしゃるお客様に「ペンシルバルーンはありますか」と聞かれる事があります。当店の棚には「マジックバルーン」というパックが並んでいます。
中身はどちらも同じ「クオラテックス製」なんですね。
お店のお客様から「やった事あるけど、すぐに割れちゃう」と言われる事がありますが、伺ってみるとスーパーや100均などで買ったものだったようです。
そういう経験がある方には、ぜひこのメーカーでお試しいただきたい。
丈夫さにきっとビックリされると思いますよ。
いっけん難しそうですが、多少のコツを掴むと楽しくなってきますので、ぜひ一度遊んでみてくださいね。