風船はなぜ浮かぶ?そして文字バルーン。 | バルーン・ショップの日々

バルーン・ショップの日々

日本ではまだ珍しい存在の風船専門店。

その日々の格闘の様子や、バルーン・デコレーションの現場風景をお届けします。

お店で人気のバルーンのひとつに「レターバルーン」があります。

いわゆるアルファベットや数字の形をしたバルーンです。

これらはとても多く売れています。

 

大きさも3種類あり、高さが15cm、30cm、そして90cm!位になります。この中でヘリウムガスを入れて浮かぶのは90cmだけです。

 

どんなバルーンでもヘリウムガスを入れれば浮かぶという訳ではありません。

お店でご説明する事が多いのですが、そもそも風船が浮かぶという事は、「ヘリウムの浮力が風船の重さを上回ったとき」です。

 

ヘリウムの浮力は1リットル辺り1gですから、10gの風船を浮かばせるには10リットル以上のヘリウムが入らないと浮かばない訳です。

 

丸い風船のように球体は体積が大きくなるため、ガス量が多く入りますが、文字のような形になるとガスが入る空間はとても小さいため、風船の重さを持ち上げる事が出来ません。

それが逆転するのが(プラスある程度しっかりした浮力の確保)、90cm位のサイズになってしまうのです。

 

そんな浮かばないサイズの文字バルーンは、壁に貼り付けて飾る事が多いようです。

パーティー会場に主役の名前を飾ってあげたら盛り上がりますものね。

 

そんな文字バルーンを使って簡単な装飾をしてきました!