BS11で中国のテレビドラマ「大秦賦」(再放送)を見ています。13時から14時まで。今日〈9月10日〉は、その第62回(全72回)でした。

 

始皇帝が統一の道具として文字の統一を用いた。

この文字は、いわゆる篆字でウィキペディアから借りた。

 

諸国の文字を丹念に比較して最もふさわしい文字とする作業について最近の「大秦賦」で紹介していた。

 

 

渡邊義浩「始皇帝中華といつの思想」(集英社新書、2019)では、

‥法家的な「信賞必罰」の実現のために「文字の統一」と「文書主義」が大きな役割を持った。p115

 

 

京都大学の東洋史科を主とした教科書「中国史」(ミネルバ書房、2023)では、

秦の宰相だった李斯と法家の思想を説いた韓非子が、ともに荀子の弟子であることを述べています。p11.

今日のドラマで、この2人が争う立場になって相まみえる場面があった。

 

 

中国史における「法家」の思想、その代表的な実践者である商鞅・李斯・韓非子などについては、これらの本を読み返しています。