昨日、大学生協で、岩波新書の新刊「日本語と漢字」を買った。
4月19日付け第1刷です。
目次は、以下の通り。
序章を読んだだけですが、日本語だけではなく、日本という国・文化の特徴を知るよすがにもなりそうです。
序 章 正書法がないことばの歴史
第一章 すべては『万葉集』にあり
第二章 動きつづける「かきことば」――『平家物語』をよむ――
第三章 日本語再発見――ルネサンスとしての江戸時代
第四章 辞書から漢字をとらえなおす
終章 日本語と漢字――歴史をよみなおす
あとがき
図版出典一覧
以下、手持ちの本から、関連のものをあげます。
近藤健二「日本語の起源」(ちくま新書、2022年)
釘貫亨「日本語の発音はどうかわってきたか」(中公新書、2023年)
シンシアリー「日本語の行間/韓国人による日韓比較論」
(扶桑社新書、2021年)
町田和彦「世界の文字とことば」(河出書房新社、2009年)では、
分類の4番目に「漢字の一族」とあり、中国語と日本語について解説しています。
万葉集 岩浪文庫版 全5巻 〈2013年―2015年〉