JAPAN THRICE-OPENED

直訳すると「日本は3度開国した」です。

1992年にニューヨークで出版された。

 

この本は、1988年にミネルヴァ書房から出版された「開国」

の英訳です。

〈1990年に出版された日米外交史に関する著作も盛り込まれている〉

 

 

この本は、1932年から1942年という困難な時代に

在日アメリカ大使を務めたグルーへ献じられています。

 

 

本文の前に

Acknowledgments 〈謝辞〉があります。

この謝辞に登場する8人の人物を紹介します。

 

前段は、内容面で著者が負った2人。

1人は、在サンフランシスコ総領事(のちに在英大使)北村汎

もう1人は、東大名誉教授の木村尚三郎(フランス史)

 

後段は、英文出版に至るまで。

ミネルヴぁ書房社長(当時)の杉田正夫

最初に、当時日本社会事業大学に勤務していた私の名が出てきます。

(著者の伊部は、この大学の理事長だった。私が、出版社への橋渡しをした)

 

英訳に関しては、

当時の全国社会福祉協議会のトンプソン

カルフォルニア大学バークレー校教授のニール・ギルバート

の紹介を経て、

次の2人が行った。

Manabu Takechi

Lynne E. Riggs

 

※日本語版「開国」に関しては、松岡正剛による書評がある。
「千夜千冊」518夜(2002.7.16)