中島隆博「中国哲学史」

 中公新書2686、2022年2月。

 

21章から主なもの:

第1章 中国哲学史の期限

第2章 孔子

第4章 孟子,筍子、荘子

第6章 老子、韓非子、准惠子

第9章 仏教との対決

第12章 朱熹と朱子学

第13章 陽明学

第14章 キリスト教との対決

第17章 西洋近代との対決

第20章 西洋は中国をどうみたのか(20世紀)

第21章 普遍論争(21世紀)

 

これまで、論語や老子などを読む機会はあった。

 

 

最近では、陽明学に関して鹿児島大学で15回に及ぶ講義を聞いた。

習近平が読むというので『韓非子」も手に取ってみる。

 

 

中国思想を理解するには膨大な中国の歴史も知らねばならないが

これまでのところ、岡田英弘のものが明快だと思います。

 

 

本書は、西洋哲学・日本思想史などとも合わせて現代の世界の

思想状況を中国を素材に挑戦した本で、内容は難しいですが

表現はわかりやすい。

 

巻末に膨大な文献があげられています。

 

手元の本では、以下の3冊を思い出した。