「西郷を英語で読む」グループの輪読会。
今日午後、その第12回の会合でした。
私以外は、週日は仕事をお持ちです。なので、毎月1回日曜日に行います。
平易な英語で書かれた西郷伝をテキストに使っています。
序章では、明治10年9月24日西南戦争での最後の日を読みます。
以下、7つの章では、西郷ゆかりの人物による西郷評になっています。
篤姫、愛加那、大久保利通、勝海舟、伊藤博文など。
終章はイト夫人です。
今日は、第4章・大久保による西郷の後半p41-47まで読みました。
そのハイライトが、
タイトルの
You are the only man who can do it.
で、you は、西郷を指しています。
Itは、日本という国を統合することです。p43.
「日本という国を一つにまとめる仕事をできるのは、西郷さん。あんただけですぜ」
といった塩梅だったのでは?
1863年7月2日薩英戦争で薩摩がイギリスに負ける
1863年7月19日蛤御門の変で薩摩・会津が長州を破る。
1863年8月5日、英・米・仏・オランダ4か国が下関を砲撃。
という流れの後、
1863年9月11日、西郷は大阪で勝と会った。
勝は、西欧列強と対するためには藩や幕府や朝廷という枠を超えよと西郷に説いた。
長州といい薩摩といっても、結局は日本国の一部ではないのか?
と、勝は畳みかける。このあたりを英会話で読む(輪読します)と、そのリズムから時代の緊迫感を探ることができます。
このあと、薩長同盟(1866)戊辰戦争(1968)へと明治維新へのテンポが進む。
次回は、9月15日日曜と決めた。