今日6月30日、アメリカの現職大統領としては初めて北朝鮮の国境内に入った。

昨日までは、休戦中とはいえ、戦争相手だった国です。そのあと、北朝鮮の委員長が境界を越えて韓国へ入り、短い時間だったがアメリカ大統領と会談をしてその模様が全世界に同時放映された。

 

隣接する日本は、韓国とは(日本側の意図に反して)戦後処理がまだ紛争中であり、北朝鮮とは戦後処理のめどがついていない。

 

中国とアメリカの貿易交渉の先行きは不透明ですが、長期的に見て世界経済の牽引車はアメリカから中国へ移行しつつある。

 

戦後、敗戦を経て、アメリカの軍事力の傘に守られて経済的な復興・発展をとげてきた日本ですが、「失われた30年」があって、長期停滞といってよい状態だ。

そのアメリカは、大統領が昨日のG20終了後の記者会見で「日米安保条約」の片務性に言及している。条約自体は続けると答えているから、これまでもあったように貿易交渉で「落とし前」を付けられるかもしれない。

 

日本社会の不安は、

人口減少で、これは、国民による日本政府の長期的な政策評価の結果であって、思い付きの幾つかの政策の束によって自律回復する見込みはない。

 

資源も乏しく・自然災害も多発する国土で、

これからの方向はどうなるのだろうか?

 

経済的な成熟段階にふさわしい配分政策を行うとともに、

国際社会に向けて、次のような方向を示してはどうか?
 

憲法9条が空文と化している実態を踏まえ、

「国際災害救助隊」に改組し、国内・国外の災害救助を主眼とする組織とする。

固有の歴史・文化を踏まえた社会を目指すことによる、国際的にも珍しい「文化」

の国になることを目指す。

 

写真は、28日午後、近所の市電車庫です。